株式会社日本クラウドキャピタルが、同社の運営する日本初の株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」において、累計成約額が6日の時点で18億円を突破、登録ユーザー数も約1万4000人となったと発表した。2月に累計成約金額17億円、ユーザー数1万3000人に達しており、約1カ月でさらに拡大。国内トップの取引量を維持している。
18億円を突破した要因として、医療系サービスの大型案件の制約がある。聴診のトレーニングが行えるシステム「聴くゾウ」とそれに付随する聴診ポータルサイト、AI(人工知能)による症候診断を行うことができるシステム「パソノ」を提供する株式会社テレメディカ(調達金額1860万円)や、光センサーのみで血糖値やグルコースを測定する仕組みを研究し世界的にも珍しい血糖値等のデータが取得可能なバイタルバンドを開発している株式会社クォンタムオペレーション(約定金額5000万円)などがファンディーノで成約した。
ファンディーノは、1口10万円前後の少額からIPOやバイアウトを目指す企業の株式に投資することができ、投資後も投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができる。多くの案件にプロの投資家が参加している点、資金調達後の事業計画の作成や実績管理のサポート、ファイナンスのサポートなどのフォロー、自社による応募企業の厳正な審査、エンジェル税制の活用で信頼性を確保している点が大きな特徴。
他のクラウドファンディングサービスと異なり利息や元本の保証がない代わり、投資先企業の株主になることができるため、IPOやバイアウトにより株式価値が上昇した場合には利益を得ることができる。また、共感した未来あるベンチャー企業の株主となることから、IPOやバイアウトに向けて事業が成長していく過程を一緒に体感していくことができるなど、新しい投資体験をできるのも魅力のようだ。10日には、株式会社スリーシェルズによるアニメ、特撮、映画の音楽をデジタル音源化や演奏会で蘇らせるプロジェクト「ミュージック・アーカイブ・オブ・ジャパン」の募集(目標募集額 1500万円)が予定されている。
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【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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