株式投資型クラウドファンディング「Angelbank」を運営するユニバーサルバンク株式会社は8月29日、エメラダ株式会社が運営する株式投資型クラウドファンディング「エメラダ・エクイティ」事業を9月13日付で譲受すると発表した。譲受により、株式投資型クラウドファンディングの発行総額で国内第1位の「ファンディーノ」に次いで国内第2位となり、普通株式と新株予約権の2種類の取扱いが可能となる。
エメラダ・エクイティは、第一種少額電子募集取扱業者であるエメラダが運営するクラウドファンディングプラットフォーム。「『プロの投資家が投資したベンチャー企業に「相乗り投資を」』をキャッチフレーズに、発行総額2億335万円、発行件数8件を取り扱う。一方、Angelbankは2018年9月18日に第一種少額電子募集取扱業者として登録されたユニバーサルバンクが運営。「イノベーションを起こしより良い未来を創り出すベンチャー企業へエンジェル投資が出来る」とうたう。
East Venturesでベンチャーキャピタリストとして多くのスタートアップ企業への投資育成業務を行ってきた代表と、ゴールドマンサックスNY、ドイツ証券、JPモルガンなどの外資系金融機関出身メンバーが有する経験とネットワークで「案件発掘、クラウドファンディング後のモニタリングサポート、次の資金調達アレンジ」を強みとする。
ユニバーサルバンクは「企業の資金調達の方法として、株式投資型クラウドファンディングの「新株予約権」での発行ニーズがある。現在、新株予約権の取扱いをしているプラットフォームはエメラダ・エクイティのみで、本譲受によって、普通株式と新株予約権の2種類の取扱いを行うことで、ベンチャー企業の要望に応じたサービスを提供することが可能となる」と譲受の狙いを説明する。9月下旬から「Angelbank Convertible Equity(仮称)」というサービス名で運営を行い、年内にサービスを開始する予定だ。
【関連サイト】エメラダ・エクイティ
【関連サイト】ユニバーサルバンク株式会社
【関連サイト】ファンディーノ
HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
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