株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)「FUNDINNO(ファンディーノ)」で新規案件「7期連続増収・売上高約10億円〉約25年ぶりの鳥取県発のIPOを目指す!保育を柱に待機児童・保育士不足等の社会課題に挑む『クローバーホールディングス』」が公開された。株式発行者の株式会社クローバーホールディングスは、鳥取県を中心に保育園17園を運営するベンチャー企業。従業員約350人、非上場だが7期連続増収、売上高10億円超の業績を挙げており、社会問題となっている待機児童問題の解決に尽力する保育事業を柱としたESG(環境、社会、ガバナンス)経営を推進することで、25年以上果たせていない鳥取県発のIPOを目指す。
目標募集金額は2678万4000円、上限募集額8779万2000円。投資金額は9万9200円コース (320株)、29万7600円(960株)、49万6000円コース (1600株)の3コース。普通株式の発行となる。成約するとエンジェル税制の対象企業への投資額全額をその年の他の株式譲渡益から控除できる優遇措置Bが適用される予定。
同社は5年前から鳥取県を中心に保育施設を展開。「良い保育には保育士自身の心身が健全であること」を重要視した運営を徹底し、次第に園児が増え、現在では17園まで成長している。

ESG経営の実現において保育事業を大きな柱と位置づけており、今後はそこで蓄積した育成ノウハウを活用した人材育成にも注力、保育士の育成だけでなく、アスリートや芸能界を目指す人々のセカンドキャリアに対する不安も解消していきたいとしている。具体的には、保育士資格の取得をサポートすると同時に、アイドルなど現役を続けながら通える学校として、株式会社クローバーアカデミーを設立した。アイドルグループ「AKB48」の元メンバーである島田晴香氏を代表取締役兼校長に迎え、有名講師を招致していく。さらに、豊岡短期大学通信教育部サポート校として、短大卒業となるカリキュラムを受講できるなど、現役活動と並行してスムーズなセカンドキャリアに向けた実践スキル・資格を身につける機会を創出する。

次の構想として、鳥取県和牛ブランドの認知を拡大させ、生産から加工流通販売まで一貫して行うことで鳥取経済の発展に貢献したいと考え。畜産業は農家から発生する家畜糞尿による異臭、メタンガスによる地球温暖化の進行、水質汚濁などの課題を抱える。この解決のため、将来的には、家畜糞尿を畜産農家から集め、それらを原料にバイオガス発電を行う再生可能エネルギー事業への参入を計画する。「バイオガス発電は化石燃料に替わる再生可能エネルギーであり、CO2排出削減に大きく貢献したい」(同社)考え。
IPOは2025年を予定、同年の売上高約32億円を想定している。
ファンディーノでは、2021年7月1日(木)〜2021年8月31日(火)まで投資家デビューキャンペーンを実施中。期間中にファンディーノで投資家登録を行い、アクティベートまで完了した先着2000人にAmazonギフト券(コードタイプ)1000円分をプレゼントする。本人確認の方法は3種類あり、本人確認方法によって登録完了までのフローが異なる。ギフト券は10月中旬以降、当選者宛に登録メールアドレスへ送付される。
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【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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