岡山大学発ベンチャーがイークラウドで株式投資型CF。特許技術の導電性ナノインクで電子回路の生産プロセス変革に挑む

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特許技術の導電性ナノインクで電子回路の生産プロセス変革に挑む「C-INK」

イークラウド株式会社は、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「イークラウド」で第15号案件「特許技術の導電性ナノインクで電子回路の生産プロセス変革に挑む『C-INK』」の情報を開示した。株式発行者の株式会社C-INKは、プリンターで電子回路を自動印刷できるインクジェット印刷に使う導電性インク「銀ナノインク」の製造・販売を手掛ける、岡山大学発のベンチャー企業。市場拡大が見込まれるエレクトロニクス産業の製造効率化と省資源化を目指す。目標金額2011万1千円、上限 9964万5千円。投資金額と株数は9万1千円(140株)、20万8千円(320株)、31万2千円(480株)、45万5千円(700株)。

C-INK社は岡山県総社市に本社を置き、2012年8月設立、資本金1千万円。エレクトロニクス産業で普及が期待される「銀ナノインク」で国内有数の製造実績と、これまで困難だった電子回路の安定的で高精度なインクジェット印刷を可能にした技術優位性を持つ。信頼性の高さや多品種生産の容易さで、NASDAQ上場大手のタッチパネルなどの採用計画もある。

第三者機関の調査によると、 特許技術を活用した同社の銀ナノインクは、 他社製品より精度の高い自動印刷が可能で、従来素材より劣化が少なく、使用する資源(銀)の量も抑えられるという。大手航空機器メーカーでの採用が計画されるなど、今後の認知度向上が期待される。

調達した資金は、試作プリンター開発、試作インク開発、マーケティングなどに充てる予定。「より汎用的でSMB企業でも導入しやすい試作プリンターの開発が、当社インクの需要増加に直結し、より広いニーズに対応できる金属ナノインクの試作開発が、事業の根幹を支える」としている。

投資申込みの受付は11月26日午前10時から12月9日まで。12月9日は、募集期間の最終日である12月8日中に上限募集額に達し、早期終了した場合にその後24時間のキャンセル待ちに申し込める期間として設定されている。その他の場合には、遅くとも8日までに申込期間は終了する。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します

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