手ぶらで旅へ、配送シェアリングサービス「エアロッカー」株式投資型クラウドファンディングを実施

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air locker株式会社(東京都目黒区、以下、エアロッカー)は、株式会社日本クラウドキャピタル(東京都品川区)の株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO(ファンディーノ)」で事業拡大のための資金調達を行う。1株あたり4250円で目標募集額 2502万4000円、上限応募額4965万7000円。9月9日19時から開始する。

エアロッカーは「手ぶらで旅しよう」をコンセプトに、店舗や施設などの空きスペースを荷物置き場として貸し出すシェアリングサービスを展開している。 同サービスは、日本国内のロッカー台数の少なさと訪日外国人などの旅行客の増加に伴う手荷物の預け場所不足の解消を掲げる。

訪日外国人とロッカー数

エアロッカーのサービスを利用することにより、旅行客は手荷物の大きさに合うロッカーをわざわざ探す必要がなくなるというメリットがある一方で、手荷物の預かり場所を提供するホストショップには新たな顧客の獲得や集客増加に繋げられるというメリットがある。

手荷物の預け場所不足の解消

今年7月に株式会社ナビタイムジャパンと業務提携を開始、ナビタイムジャパン社が運営する総合ナビゲーションサービス「NAVITIME」の検索網により、荷物預かりスポットの検索・空き状況の確認・予約など手軽に見つけることができる。さらにその荷物を、好きな場所やタイミングで発送、最短、即日で目的地に送り届けることが可能となった。

「air locker」の手荷物配送サービスの利用画面

最短当日で目的地へ発送できるので、空港や駅などに向かう前などに手ぶらで観光などをすることが可能となる。現在は国内のみの展開だが、今後は海外展開を視野に入れたビジネスモデルを構築、「未開の領域に踏み込んでいく」という。

室崎憲昭エアロッカー社長は「多くの方に弊社のサービスを利用していただき、また多くの店舗にホストショップとして登録いただくことにより、コインロッカー不足を『空間と手荷物のシェアリング』で解決を図っていきたい」と語る。

また 「IPOは、我々がこのサービスを日本だけではなく世界に広げて行きたいとの企業ビジョンを掲げている通過点であり、ゴールではない。 我々のサービスを利用して世界の人々が繋がり、新しいコミュニティーが更に新しいビジネスモデルを作って行く」と事業構想を語り、支援を求めている。

日本クラウドキャピタルは、「ファンディーノ」のサイト上で、自社の「志」として「当社は成長性の高いベンチャー企業や中小企業の成長資金と結び付ける仕組みである、フェアな金融機関。我々にとっての『投資家保護』の本質は、発行会社の成長に寄与すること。発行会社が目標金額に到達して成約した後のサービス提供こそが最も重要なミッションだと考えている」と表明。

「我々は企業のプロジェクトの価値を株式投資型クラウドファンディングにより、市場や投資家に委ねるという『集合知の概念』を大切にしている。資金調達はスタートであり、資金調達をし終わった発行会社に対して継続してサポートしていく」という姿勢を示す。

「ファンディーノ」は、株式会社日本クラウドキャピタル(東京都品川区)が運営する株式投資型クラウドファンディング。8日現在で国内取り引き量は1位、累計成約額は15億985万円。

株式投資型クラウドファンディング・ファンディーノ

投資家は、ファンディーノ上で一口10万円前後の小口からIPOやバイアウトを目指す企業の株式に投資することができ、投資後も投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができるという特徴がある。

応募企業については、投資家保護の観点から、詳細な調査とリスクの洗い出しを行うなど厳正な審査を行い、その審査方針は「将来的にスケールする可能性のある会社かどうか?」「革新性はあるか?」「独自性はあるか?」といったような明確な基準に基づいている。審査過程も公認会計士・弁護士・税理士等有識者を中心としたチームで行い、審査会議においては多数決ではなく、審査員全員一致でなければ通過することができないという厳しい基準で審査を行っている。

ファンディーノ・専門家による企業調査

ファンディーノで投資を実行するには、下記ウェブサイトで事前に登録を済ませておくことが必要となる。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」[PR]
【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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