株のテクニカル分析に強い人気のツール・アプリ5選。取引手数料も

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株式のテクニカル分析を行うときは、自分に合った証券会社の取引ツールを選ぶことが大切です。ツールごとにチャートの種類や表示方法が異なるからです。

この記事では、人気のある証券会社の取引ツールについて解説します。

※この記事は2021年9月21日時点の情報に基づき執筆しています。最新情報はご自身にてご確認頂きますようお願い致します。

目次

  1. 楽天証券「MARKET SPEEDⅡ」
  2. SBI証券「HYPER SBI」
  3. 岡三オンライン「岡三ネットトレーダー」
  4. 松井証券「ネットストック・ハイスピード」
  5. マネックス証券「マネックストレーダー」
  6. まとめ

1.楽天証券「MARKET SPEEDⅡ」

楽天証券の「MARKET SPEEDⅡ」では、チャート上に株の取得単価や注文中の指値など多くの情報を表示でき、投資判断がしやすくなっています。そして、チャートの拡大や縮小、表示期間の変更などがマウス操作で簡単にできます。また、テクニカル分析機能は57種類あり、最大5つまで重ねて表示できるので、より詳細な分析が可能です。

さらに、事前に登録した条件に合致したときに自動で注文が発注される「アルゴ注文」ができるのも強みです。「スナイパー注文」や「アイスバーグ注文」など、さまざまな種類のアルゴ注文があり、日中忙しくて株価やチャートをチェックできない人でも、複雑な取引が可能です。

そして、自分が好きなレイアウトを保存できるので、いつでも気軽にチャート分析できるというメリットもあるのです。

また、楽天証券ではスマホアプリ「iSPEED」も機能が充実しています。「iSPEED」では、最大2,000銘柄の登録ができ、12種類の銘柄情報を一目で確認できるという点が特徴です。チャートは15種類用意されており、各テクニカルチャートのパラメーター設定や、チャートへのトレンドラインの描画など便利な機能もあります。

楽天証券で取引する場合、「いちにち定額コース」を利用するとトレードの手数料を抑えることができます。とくに1日の取引金額が100万円までは手数料が0円なので、少額で取引する投資家には重宝します。「いちにち定額コース」の手数料体系は、以下の通りです。

1日の約定金額 取引手数料(税込)
100万円まで 0円
200万円まで 2,200円
300万円まで 3,300円

※300万円以降は、100万円増えるごとに1,100円(税込)を追加

2.SBI証券「HYPER SBI」

SBI証券の「HYPER SBI」は、豊富な情報量が強みです。個別銘柄の画面では、株価や板情報だけでなく、チャートやニュースといった個別銘柄の詳細な情報を確認できます。また、割高・割安を判断するPBR(株価純資産倍率)やPER (株価収益率)など、さまざまな指標も一目で確認できます。

テクニカル分析では40種類以上のチャートが用意されていて、過去20年以上の値動きが確認できます。また、指数やほかの銘柄との値動きを比べられる相対チャートも用意されているので、より高度なテクニカル分析が可能です。

さらに、「HYPER SBI」では1万銘柄までお気に入り銘柄を登録できます。そして20銘柄の株価状況を一度に確認できるので、取引機会を逃す心配もありません。

また、SBI証券のスマホアプリ「SBI証券 株アプリ」は、企業情報や株価チャートをスマホで簡単にチェックできるので便利です。そして、業績推移や銘柄比較、アナリストの予想レーティングなども確認できます。

SBI証券の手数料プランでは「アクティブプラン」がトレーダー向きです。「現物取引100万円」+「制度信用取引100万円」+「一般信用取引100万円」の合計300万円までの取引手数料が0円だからです。信用取引と現物株の両方を取引するアクティブトレーダーに利便性の高い手数料体系になっています。

3.岡三オンライン「岡三ネットトレーダー」

岡三オンラインでは、発注から分析まで可能な高性能ツール「岡三ネットトレーダープレミアム」や、日本株の発注に特化した「岡三ネットトレーダーライト」、スマートフォンアプリの「岡三ネットトレーダースマホ」など、「岡三ネットトレーダーシリーズ」がほとんど無料で利用できます。

「岡三ネットトレーダーシリーズ」では、21種類の中から好きなチャートを自由に選択できます。たとえば、一目均衡表や移動平均線など7つのテクニカルチャートを上の画面に表示することが可能です。そして、RSIやMACDなど14種類のチャートを下側に表示できるのです。テクニカルチャートは、売買サインやパラメーターによって、表示や数字を変更することもできます。

さらに便利なのが、「バックテスト機能」です。ルールに沿って売買をおこなった場合、どの程度の収益になるのかを計算できます。バックテストは分析チャートのコンテンツの一つですが、使用できるデータは日次データで、中長期での投資を行う場合やデイトレード・スキャルピングなどの超短期のトレードの検証には向いていないので、注意が必要です。

岡三オンラインで取引する場合、「定額プラン」を使うと便利。1日の約定代金が100万円までの手数料が0円だからです。そして、200万円までは1,430円(税込)、以降100万円ごとに550円(税込)ずつ増加します。

4.松井証券「ネットストック・ハイスピード」

松井証券のネットストック・ハイスピードは、利用料が無料の高スペック取引ツールです。チャート画面では、豊富なテクニカル指標を使って描画や分析ができます。そして株式チャートだけでなく、日経平均株価などの指数チャートや先物チャートも表示でき、画面分割して最大9銘柄のチャートを同時に見ることができます。

また、25種類のチャート形状から銘柄を検索できる「チャートフォリオ」も便利。前日終値までのチャートを独自の分類方法で25の形状に区分しており、その形状をクリックすると該当する銘柄が表示されます。

松井証券では、1日の約定代金が50万円まで手数料が0円となっています。さらに25歳以下の若年層(未成年を含む)は、株式取引手数料がかかりません(SBI証券などはキャッシュバック制)。これから株式取引を始めようという若い世代にとって嬉しい手数料体系になっているのです。

5.マネックス証券「マネックストレーダー」

マネックス証券では、高機能リアルタイムトレーディングツールである「マネックストレーダー」を利用できます。「Trading One画面」では、銘柄の板情報やチャートだけでなく、ニュースなどさまざまな情報を一画面で確認できます。そして、チャートを見ながら注文も可能です。

また、マルチチャートビューワは、銘柄フォルダに登録した銘柄リストのチャートを、まとめて表示できる機能。複数の銘柄を確認できるので、トレーディングに役立ちます。マネックストレーダーには、スマートフォン向けの高機能リアルタイム株式取引アプリもあります。

マネックス証券で取引するときは、「1日定額手数料コース」が便利。マネックス証券の「1日定額手数料コース」では、約定金額100万円の場合550円(税込)となっています。そして、100万円超、300万円ごとに2,750円となっています。

まとめ

今回はネット証券のトレーダーに人気のツールを紹介しました。それぞれのツールに特徴があるので、複数の証券会社のツールを比較検討し、自分にとって使いやすそうな取引ツールを利用するようにしましょう。

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山下耕太郎

一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011