大家どっとこむで投資できる収益不動産の特徴は?過去の募集実績を検証

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大家どっとこむは、2020年10月から運営を開始(案件募集開始は12月)した不動産投資型クラウドファンディングです。STOスキームなど新しい投資技術を導入した案件の提供を行っています。

本記事では、大家どっとこむで募集された過去の募集事例や、どのような種類の収益不動産に投資できるのかを検証してみました。大家どっとこむの投資を検討していた方はご参考下さい。

目次

  1. 大家どっとこむが扱う収益不動産の種類
    1-1.都心の一棟マンション
    1-2.東京23区内の区分マンション
    1-3.IoT技術を導入した新築アパート
    1-4.東京23区内中古アパート
    1-5.新築レジデンス案件
  2. 大家どっとこむの特徴
    2-1.STOスキームで出資分の譲渡が可能
    2-2.日本保証の買取保証付き案件がある
  3. まとめ

1.大家どっとこむが扱う収益不動産の種類

大家どっとこむ「大家どっとこむ」は2020年12月から2021年6月まで、これまで累計で9案件、募集総額にして4億6,050万円の案件の募集を行っています。これまでに募集を実施した収益不動産の種類を確認していきましょう。

1-1.都心の一棟マンション

第1号案件で募集したのが、港区広尾にある一棟マンションです。高級住宅地に建つ一棟マンションということもあってか、2億円という大規模な案件の募集ながら、満額募集の達成に成功しています。

広尾という個人投資家が検討しづらいエリアへの投資ができる点が、投資家にとっては一つの魅力となっています。

1-2.東京23区内の区分マンション

9案件中4回募集と、大家どっとこむの主力案件と言えるのが、東京23区内にある区分マンションの運用案件です。中古の区分マンションを購入及び運用し、投資家に家賃収入を原資とした配当を行っています。

さらに、投資家の資産保全対策のために、運用終了後は株式会社日本保証による買取保証が設定されているのが特徴となっています。

1-3.IoT技術を導入した新築アパート

大家どっとこむでは、新築アパート物件の運用も行なっており、過去2回「グローベルIoT新築アパート」案件の募集を行っています。

これは、IoT技術を導入した新築アパートの建築を行い、売却益を投資家に配当する案件です。アプリで外部から施錠したり、来客の監視ができたりするなど、セキュリティ面において高い付加価値を持つアパートを建築することで、高値での売却を狙う案件となっています。

1-4.東京23区内中古アパート

東京23区内の中古一棟アパート案件も過去に2回募集されています。一物件あたりの戸数が多い中古アパートは、区分マンションなどと比較して利回りを高く設定することができるのが特徴となっています。

この案件でも、過去の区分マンション案件が利回り4%ほどになっているのに対し、中古アパート案件では利回り5%となっています。リターンが大きい分、リスクは高くなる可能性もありますが、投資家にとってはリスクとリターンの選択肢が増える点はメリットと言えます。

1-5.新築レジデンス案件

2021年6月には、初となる新築レジデンス案件の募集も予定しています。利回りは4%以上という情報だけ公開されています。

2.大家どっとこむの特徴

運用案件の種類以外にも、大家どっとこむならでは特徴を確認してみましょう。

2-1.STOスキームで出資分の譲渡が可能

大家どっとこむでは、STO(SecurityTokenOffering)スキームを不動産投資型クラウドファンディング運営に取り入れています。

STOスキームを使うことで、大家どっとこむの投資家同士が出資分を他会員に譲渡することが可能となっています。案件の運用中でも現金化することが可能であり、資産の流動性を高く確保しています。またSTOスキームを用いることでセキュリティ性の高さも両立させています。

2-2.日本保証の買取保証付き案件がある

不動産投資型クラウドファンディングに投資する時は、利回りだけではなく、出資元本がきちんと返済される可能性が高い案件であるかどうかも重要なポイントです。

大家どっとこむでは、資産保全対策として、株式会社日本保証という保証会社による買取保証を多くの案件に設定しています。実に過去募集の9案件のうち、8案件で日本保証による買取保証が設定されています。

案件の規模も数千万円という小規模から、1億円近い中規模案件まで買取保証が設定されています。買取保証が付いていることで、案件運用終了後に不動産が想定通りのスケジュールで売却ができなくても、日本保証に買い取ってもらい一定の金額までの現金化が可能となっています。

まとめ

大家どっとこむのこれまでの運用不動産を振り返ると、立地面は東京都内にある物件中心となっています。

運用対象は買取保証が付いているマンション、リターンが高めな一棟アパート、高級住宅地にある一棟マンションなど多種多様です。投資家自身がリスクとリターンのバランスを取りながら自分の好みに合わせて投資対象を選ぶことができます。

運用期間中での現金化も可能であるため、現金化ができないリスクへも対応可能です。大家どっとこむは、投資家の資産損失を防ぐために、さまざまな対策を行っている不動産投資型クラウドファンディングだと言えるでしょう。

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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