松井証券で人気の投資信託10本は?成績や手数料の比較も【2021年12月】

松井証券は、幅広い金融商品をトレードできることに加え、業界初の取り組みや各種キャンペーンが特徴のネット証券会社です。中でも投資信託の取扱いが豊富なほか、全銘柄を手数料無料で購入できるため、新規口座開設を検討している方もいるのではないでしょうか。

この記事では、松井証券の購入上位投信10本をご紹介するとともに、投資信託を始める方法・手順についても詳しく解説します。松井証券の投資信託関連サービスに興味をお持ちの方は参考にしてみてください。

※この記事は読者の皆様への情報提供を目的としており、特定の商品や銘柄への投資を勧誘するものではありません。投資に関する最終的なご判断は、ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
※また、2021年12月17日時点で確認できた各委託会社(運用会社)の公表する交付目論見書や、最新の月次報告及び松井証券ホームページ等に基づき執筆しています。最新の情報につきましては、ご自身にてご確認ください。

目次

  1. 松井証券の特徴
  2. 松井証券で人気の投資信託10本
    2-1.eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
    2-2.日経225ノーロードオープン
    2-3.サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジあり)予想分配金提示型
    2-4.アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジ なし)予想分配金提示型
    2-5.三菱UFJ NASDAQオープン Bコース
    2-6.iTrustロボ
    2-7.野村PIMCO・世界インカム戦略ファンド Cコース
    2-8.深セン・イノベーション株式ファンド(1年決算型)
    2-9.DIAMオーストラリアリートオープン
    2-10.東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)
  3. 松井証券で投資信託を始める方法・手順
  4. まとめ

1 松井証券の特徴

松井証券は個人向け証券会社として長い歴史を持つ会社です。特にオンライン証券サービスに強みを持ち、1998年に本格的なインターネット証券取引「ネットストック」のサービスを開始するなど、業界をリードする取り組みでも知られています。

株式の現物・信用取引をはじめとして幅広い金融商品を取り扱っており、中でも松井証券で取引できる投資信託銘柄数は1,500本に上ります。また、全ての投資信託の購入時手数料無料化を実現しているほか、100円から購入可能なので、未経験者でも始めやすいサービスとなっています。

2 松井証券で人気の投資信託10本

松井証券で取引できる注目銘柄をご紹介します。なお、記載されている各手数料を含む取引条件等は、販売会社(証券会社等)によって異なる場合があるので、ご注意ください。

2-1 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

純資産総額 8,265.24億円
投資対象資産 株式
投資対象地域 北米
為替ヘッジ なし
委託会社 三菱UFJ国際投信株式会社

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、三菱UFJ国際投信株式会社が手掛けるインデックス投資信託です。米国の代表的な株価指数であるS&P500に採用されている米国株式に投資するファンドとなっているため、好調な米国経済の成長に伴う恩恵を狙えるのが特徴です。

銘柄の購入時や保有時にかかる手数料は以下の通りです。

購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬(実質) 年率0.0968%(税込)

2021年12月17日時点の基準価額は18,733円で、騰落率は以下の通りです。

3ヵ月 6ヵ月 1年 設定来
6.7% 15.4% 41.8% 84.3%

構成銘柄の業種別では、ソフトウェア・サービスが13.7%、メディア・娯楽が9.0%となっています。個別銘柄としてはマイクロソフトやアップルなどが上位に組み入れられており、中長期的な資産形成を図りたい方に適しています。

2-2 日経225ノーロードオープン

純資産総額 1,957.87億円
投資対象資産 株式
投資対象地域 日本
為替ヘッジ なし
委託会社 アセットマネジメントOne株式会社

日経225ノーロードオープンは、みずほ系の運用会社アセットマネジメントOneが運用する投資信託です。日経平均株価(日経225)に連動することを目指すインデックスファンドとなっており、組入比率は、日経平均株価と同様に、ファーストリテイリングや東京エレクトロン、ソフトバンクグループなどが上位銘柄です。

銘柄の購入時や保有時にかかる手数料は以下の通りです。

購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬(実質) 年率0.55%(税込)

2021年12月16日時点の基準価額は20,757円で、騰落率は以下の通りです。

3ヵ月 6ヵ月 1年 3年
-0.6% -3.53% 5.59% 27.94%

日経平均株価に連動することを目指す投資信託なので、中長期的に日経平均株価をベンチマークとして投資したい方に適しています。

2-3 サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジあり)予想分配金提示型

純資産総額 117.95億円
投資対象資産 株式
投資対象地域 グローバル(日本を含む)
為替ヘッジ あり(フルヘッジ)
委託会社 三菱UFJ国際投信株式会社

サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジあり)予想分配金提示型は、三菱UFJ国際投信株式会社のテーマ型投信です。ITやAI技術の発達に伴って需要の高まるサイバーセキュリティ関連銘柄に投資を行うファンドで、主な投資先は米国企業89.3%とほとんどを占めます。

銘柄の購入時や保有時にかかる手数料は以下の通りです。

購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬(実質) 年率1.87%(税込)

2021年12月16日時点の基準価額は10,747円で、騰落率は以下の通りです。

1ヵ月 3ヵ月 6ヵ月 設定来
-0.2% 4.6% 25.3% 22.2%

最近、サイバー攻撃から身を守る必要性は企業のみならず、国家の安全保障にも関わる重要課題となっています。「サイバーセキュリティ株式オープン」は、そのようなサイバー攻撃に対するセキュリティ技術を活用した製品を提供する企業に関心のある方に適したファンドです。

2-4 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型

純資産総額 15,689億円
投資対象資産 株式
投資対象地域 北米
為替ヘッジ なし
委託会社 アライアンス・バーンスタイン株式会社

「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」は、アメリカの運用会社、アライアンス・バーンスタイン株式会社が手掛けるファンドです。

米国株を投資対象としてアクティブ運用を行う高利回りの投資信託であり、分配金が毎月支払われるのが特徴です。2021年12月6日〜12月10日の間、松井証券における投資信託の資金流入ランキングでトップになるなど、購入上位銘柄となっています。

銘柄の購入時や保有時にかかる手数料は以下の通りです。

購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬(実質) 年率1.727%(税込)

2021年12月16日時点の基準価額は12,395円で、騰落率は以下の通りです。

3ヵ月 6ヵ月 1年 設定来
5.7% 19.3% 41.7% 265.0%

毎月支払われる分配金はそのまま受け取ることも可能ですが、再投資に回すことができるので、複利効果を狙った運用も図れます(ただし、分配金なしのファンドとは異なり、分配金に対しては税金が発生します)。

2-5 三菱UFJ NASDAQオープン Bコース

純資産総額 313.56億円
投資対象資産 株式
投資対象地域 北米
為替ヘッジ なし
委託会社 三菱UFJ国際投信株式会社

「三菱UFJ NASDAQオープン Bコース」は、アメリカ・ナスダック市場に上場する株式での運用を目的とするファンドです。一方、同じ商品性で為替ヘッジを行うタイプの「三菱UFJ NASDAQオープン Aコース」も提供されています。

銘柄の購入時や保有時にかかる手数料は以下の通りです。

購入時手数料 なし
信託財産留保額 0.15%(解約時)
信託報酬(実質) 年率1.672%(税込)

2021年12月16日時点の基準価額は16,946円で、騰落率は以下の通りです。

3ヵ月 6ヵ月 1年 設定来
6.3% 22.4% 44.9% 454.9%

主な投資先は、半導体や半導体製造装置、ソフトウェア・サービスなどアメリカのハイテク企業が多くなっており、米国新興企業の成長に伴うリターンを狙いたい方に適した銘柄です。

2-6 iTrustロボ

純資産総額 79.2億円
投資対象資産 株式
投資対象地域 グローバル(日本を含む)
為替ヘッジ なし
委託会社 ピクテ投信投資顧問株式会社

iTrustロボは、ピクテ投信投資顧問株式会社が手掛ける投資信託で、おもにロボティクス関連企業の株式に投資することを目的としています。

組入上位の地域は上位から北米、欧州、日本となっており、特に北米が67.5%を占めます。投資先では、半導体関連事業やソフトウェア関連事業を得意とする企業の構成比が高くなっています。

銘柄の購入時や保有時にかかる手数料は以下の通りです。

購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬(実質) 年率1.463%(税込)

2021年12月16日時点の基準価額は37,301円で、騰落率は以下の通りです。

3ヵ月 6ヵ月 1年 設定来
4.87% 12.15% 32.98% 272.58%

ロボティクス業界やロボティクス関連企業に対する関心の強い方に適したテーマ型投信となっています。

2-7 野村PIMCO・世界インカム戦略ファンド Cコース

純資産総額 1,033.0億円
投資対象資産 債券
投資対象地域 グローバル(日本を含む)
為替ヘッジ あり(部分ヘッジ(高位))
委託会社 野村アセットマネジメント株式会社

「野村PIMCO・世界インカム戦略ファンド Cコース」は、債券を投資対象とする毎月分配型の投資信託ですが、年2回決算型のものや為替ヘッジを行わないコースもあるので、投資目的に合った選び方も可能です。

銘柄の購入時や保有時にかかる手数料は以下の通りです。

購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬(実質) 年率1.848%(税込)

2021年12月16日時点の基準価額は9,868円で、騰落率は以下の通りです。

3ヵ月 6ヵ月 1年 設定来
-1.3% -0.4% 1.4% 12.6%

おもに米国債券を投資対象としており、資産別では米国政府系・非政府系住宅ローン担保証券、証券化商品、新興国債券などが上位銘柄として組み入れられているので、中長期な資産形成を図りたい方に適したファンドです。

2-8 深セン・イノベーション株式ファンド(1年決算型)

純資産総額 562.59億円
投資対象資産 株式
投資対象地域 アジア
為替ヘッジ なし
委託会社 日興アセットマネジメント株式会社

「深セン・イノベーション株式ファンド(1年決算型)」は、日興アセットマネジメント株式会社が手掛ける投資信託で、中国の上場企業への投資を目的としています。

特に深セン証券取引所に上場する銘柄を中心に運用されており、その比率は74.1%となっているほか、上海証券取引所や香港証券取引所の銘柄も組み入れられているため、中国の3大市場をカバーできる点が特徴です。

この銘柄の購入時や保有時にかかる手数料は以下の通りです。

購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬(実質) 年率1.705%(税込)

2021年12月16日時点の基準価額は20,563円で、騰落率は以下の通りです。

3ヵ月 6ヵ月 1年 設定来
4.10% 13.65% 41.73% 109.86%

組入上位の業種は、テクノロジー・ハードウェア、資本財、半導体・半導体製造装置となっており、中国のシリコンバレーとして知られる深センのイノベーション企業に投資したい方に適しています。

2-9 DIAMオーストラリアリートオープン

純資産総額 162.52億円
投資対象資産 不動産投信
投資対象地域 オセアニア
為替ヘッジ なし
委託会社 アセットマネジメントOne株式会社

「DIAMオーストラリアリートオープン」は、アセットマネジメントOneが運用する海外不動産投資信託です。オーストラリアのリート(不動産投資信託証券)への投資を目的としたファンドであり、個別の組入銘柄比率では、工業用不動産投資信託が28.47%、店舗用不動産投資信託が11.59%となっています。

この銘柄の購入時や保有時にかかる手数料は以下の通りです。

購入時手数料 なし
信託財産留保額 0.3%(解約時)
信託報酬(実質) 年率1.738%(税込)

2021年12月16日時点の基準価額は10,366円で、騰落率は以下の通りです。

3ヵ月 6ヵ月 1年 3年
4.75% 9.52% 23.81% 30.42%

オーストラリアの不動産投資信託証券に投資しながら、中長期的な資産形成を狙いたい方に適したファンドとなっています。

2-10 東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)

純資産総額 2,514億円
投資対象資産 複合資産
投資対象地域 日本
為替ヘッジ なし
委託会社 東京海上アセットマネジメント株式会社

「東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)」は、東京海上アセットマネジメントが手掛ける投資信託で、複数の資産を投資対象としています。

基本的に日本債券70%、日本株式15%、日本REIT15%の構成で運用されますが、基準価額の変動リスクが大きくなった場合、日本債券の構成比を維持しつつ、日本株式や日本REITを引き下げ、代わりに短期金融資産等で運用してリスクを抑える特徴を持っています。

この銘柄の購入時や保有時にかかる手数料は以下の通りです。

購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬(実質) 年率0.924%(税込)

2021年12月16日時点の基準価額は11,111円で、騰落率は以下の通りです。

3ヵ月 6ヵ月 1年 設定来
-1.74% -0.52% 2.32% 10.02%

債券を中心に、株式・REITなど様々な円資産に投資することができるファンドとなっており、着実な成長と堅実な運用を期待したい方に向いています。

なお、投資信託の騰落率は、実際の取引に際して発生し得る手数料や税金等が考慮されていないため、実際の運用結果とは一致しません。また、騰落率はあくまでも過去の実績であり、将来における結果を保証するものではない点も留意しておきましょう。

3 松井証券で投資信託を始める方法・手順

松井証券で投資信託を始めるためには、松井証券の証券口座開設が必要です。松井証券の口座開設ページにアクセスし、オレンジ色の「口座開設」のボタンを押すと手続きを進めることができます。

画面の指示に従って、ご自分の個人情報の入力や本人確認書類の提出後、口座開設が完了したら、次に必要な資金を入金します。

入金後、購入したい投資信託の銘柄を選択して注文を行います。定期的に積立購入したい場合、事前に積立設定を行っておくと、設定した内容で自動的に買付が行われるようになります。

まとめ

松井証券では1,500本を超える豊富な投資信託銘柄を取引することができます。また、全てのファンドの購入時手数料が無料であることに加え、銘柄によっては信託報酬の一部が現金還元されるサービスも展開されています。

なお、投資信託は比較的リスクの低い金融商品ですが、基準価額の変動によって元本割れとなる可能性もあります。投資信託の購入を検討する際には、銘柄や購入金額のほか、利用する証券会社や購入のタイミングなどを慎重に検討することが大切です。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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