SBI証券で人気の投資信託ランキングTOP10、SBI証券の強みも【2021年6月】

投資信託で効率よく収益を出すには、買付手数料や信託報酬などのコストを抑えることが重要です。買付手数料は運用初期のマイナス要因となり、毎日かかる信託報酬は長い目でみると、収益の障壁となり得ます。

リアル店舗を持つ証券会社は、投資信託にもコストがかかるケースが多くありますが、ネット証券は店舗を持たない強みから、コストパフォーマンスのよいファンドが多く揃っています。中でもSBI証券のファンドは原則全て手数料無料のノーロードで、コストパフォーマンスの高いファンドが数多くラインナップされています。

この記事では、SBI証券の投資信託について詳しく解説しますので、投資信託運用をお考えの際は参考にしていただけたらと存じます。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. SBI証券の投資信託ラインナップの強み
    1-1.手数料無しのノーロード投信
    1-2.リスク高めの投信もある
    1-3.取扱銘柄2,643銘柄
    1-4.投信つみたて100円から
  2. 投資信託と相性がいいSBI証券のつみたてNISA
    2-1.100以上の豊富なラインナップ
    2-2.毎日・毎週・毎月のつみたてコース
  3. SBI証券の投資信託ラインナップの強み
    3-1.SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
    3-2.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
    3-3.SBI-SBI日本株4.3ブル
    3-4.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
    3-5.ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
    3-6.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
    3-7.レオス-ひふみプラス
    3-8.三井住友DS-グローバルAIファンド(為替ヘッジあり予想分配金提示型)
    3-9.ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド
    3-10.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス
  4. まとめ

1.SBI証券の投資信託ラインナップの強み

数ある証券会社の中でも、SBI証券の強みはどんなところにあるのでしょうか。5つのポイントから解説していきます。

1-1.手数料無しのノーロード投信

SBI証券の投資信託は原則すべて買付手数料が無料(ノーロード)です。ネット証券では一般的となった投資信託の買付手数料無料ですが、リアル店舗を持つ証券会社や銀行、ゆうちょ銀行では対面販売において、今でも買付手数料が発生します。

毎月積立投信の場合、毎回買付手数料が取られる会社もありますので、これから投資信託を買い付ける場合、ネット証券から手数料のかからないファンドを選ぶのが望ましいでしょう。

1-2.リスク高めの投信もある

SBI証券のファンドではインデックスファンドが人気の上位を占めていますが、ラインナップの中にはリスク高めのファンドも揃っています。

SBI日本株4.3ブルは、相場が上昇トレンドのときに大きくプラスになるファンドで、逆に下落時にプラスとなるベア型をあわせて機動的な投資を実現することができます。またAIをテーマとしたファンドも好調で、多少のリスクを取る方からみても充実のラインナップです。

1-3.取扱銘柄2,643銘柄

SBI`証券の取り扱いファンド数はネット証券の中でもトップクラスで、楽天証券と双璧をなす取扱数となっています。

以下の表に大手ネット証券の取扱銘柄数をまとめてみました(2021年6月18日時点)。

SBI証券 2,643銘柄
楽天証券 2,684銘柄
松井証券 1,470銘柄
auカブコム証券 1,392銘柄
マネックス証券 1,214銘柄
岡三オンライン証券 557銘柄

SBI証券と楽天証券が群を抜いており、その下に他の証券会社が続いている状況です。SBI証券ではあらゆるタイプのファンドを幅広く取り扱っていますので、しっかり探せば希望するファンドを見つけることができるでしょう。

1-4.投信つみたて100円から

長期の資産形成の上で欠かせない投資信託の毎月積立ですが、SBI証券は業界トップクラスの最低買付金額を実現しています。

全体的に見ると、ネット証券は全体的に小さな金額から積立できる点が特徴的です。一方、リアル店舗をもつ昔ながらの証券会社や、銀行は最低積立金額がやや高めに設定されています。

少しの金額から投資を始めてみたい方は、ネット証券をうまく活用して無理なく長期投資をするのも良いでしょう。

投資信託の最低積立金額一覧

SBI証券 100円
楽天証券 100円
auカブコム証券 500円
野村證券 1,000円
大和証券 1,000円
三菱UFJ銀行 1,000円(ネット申し込み)
三井住友銀行 1,000円(ネット申し込み)
ゆうちょ銀行 1,000円(ネット申し込み)

2.投資信託と相性がいいSBI証券のつみたてNISA

つみたてNISAでは、長期運用をめざした値動きの少ない投資信託が運用商品として指定されていますが、SBI証券ではつみたてNISAのラインナップも充実しています。

2-1.100以上の豊富なラインナップ

SBI証券の強みは豊富なラインナップですが、つみたてNISAの運用銘柄もニーズに応えられるラインナップを揃えています。ローリスク運用を目指す方には充実のインデックスやバランスファンド、大きくリターンを狙いたい方には、人気のアクティブファンドが用意されています。

低リスク型 ハイリスク型
・たわらノーロード
・iFree
・eMAXIS Slim…等
・ひふみプラス
・コモンズ30ファンド
・フィデリティ・欧州株・ファンド…等

2-2.毎日・毎週・毎月のつみたてコース

SBI証券のつみたてNISAでは、「毎日」「毎週」「毎月」の3コースから自分のスタイルにあったコースを選ぶことができます。他の証券会社が多く採用している毎月投資でも時間の分散効果は得られますが、毎週、毎日投資により、さらに買いすぎの防止や買付チャンスを見逃すことが少なくなります。

3.SBI証券の投資信託ランキングTOP10

SBI証券で人気のファンドを販売金額順に10位までピックアップしてみました。内容を詳しく見ていきましょう。

※ランキングは5/31~6/4の期間を集計したものです。最新の情報はSBI証券のサイトにてご確認ください。
※総資産の単位は百万円、信託報酬は税込表示です。

3-1.SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

投資テーマ S&P500インデックス
信託報酬 0.0938%程度
総資産額 228,554
設定来トータルリターン 46.65%

SBI証券のファンドの中で、最も人気があるファンドはS&P500に連動するインデックスファンドです。長期運用のベースとして、真っ先に名前が上がるS&P500のインデックス投資ファンドの一つであり、投資信託の中でも人気が高くなっています。

3-2.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

投資テーマ 先進国、新興国の株式投資
信託報酬 0.1144%以内
総資産額 200,943
設定来トータルリターン 51.00%

日本を含む先進国、新興国の株式に投資するインデックスファンドです。構成銘柄の上位は有力なアメリカ企業が締めていますが、中国のテンセントや台湾セミコンダクター・マニュファクチャリングも構成銘柄の上位10に入っており、設定来のトータルリターン51%と好調です。

アメリカ企業だけでなく、幅広く注目企業に投資したい方向けのファンドです。

3-3.SBI-SBI日本株4.3ブル

投資テーマ 日本株ブル型
信託報酬 0.968%
総資産額 20,254
設定来トータルリターン 22.74%

リスクの高いブル型のファンドが3位に入っています。市場が上昇トレンドに入ったときに力を発揮し、通常の値動きの4.3倍程度の効果が得られます。

ここ1年で市場が上昇トレンドに反転するタイミングがあり、今後、世界の株式市場が回復し上昇トレンドに入ることが見込まれて、販売金額が上がりました。ブル型のファンドはうまくトレンドに乗ると、高い収益が期待できます。ただし下落幅も同様に大きい点には注意が必要です。

3-4.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

投資テーマ S&P500インデックス投資
信託報酬 0.0968%以内
総資産額 473,124
設定来トータルリターン 59.75%

こちらのファンドは三菱UFJ国際投信が運用するS&P500のインデックスファンドです。内容は1位のS&P500のインデックスファンドと同じですが、信託報酬の僅かな差により、順位に開きがでています。

信託報酬は毎日かかる費用となりますので、少しでも安いファンドを選ぶほうが望ましいと言えます。

3-5.ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

投資テーマ 主要先進国の株式へ投資
信託報酬 0.1023%以内
総資産額 295,974
設定来トータルリターン 130.0%

日本を除く主要先進国の株式に投資するファンドです。構成銘柄の70%はアメリカ企業で占められており、残りはヨーロッパ2割強とアジアが1割程度です。アメリカ企業の時価総額が高い順に投資比率が高くなっていますので、アメリカの大型株へ投資するファンドと考えることもできます。

3-6.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

投資テーマ 先進国株式へ投資
信託報酬 0.1023%以内
総資産額 217,073
設定来トータルリターン 73.80%

アメリカ企業の時価総額が高い銘柄から投資しているファンドで。7割程度がアメリカ企業の銘柄で占められています。残りはヨーロッパが2割、アジアが1割程度です。5位のニッセイ外国株式インデックスファンドと内容はほとんど同じで、信託報酬も同じ率となっています。

3-7.レオス-ひふみプラス

投資テーマ 国内外の株式と株式以外への投資
信託報酬 1.078%以内
総資産額 469,373
設定来トータルリターン 413.37%

国内外の主要銘柄へ投資するアクティブファンドで、総資産の半分を株式以外の資産へ投資することで、上昇トレンドと下落トレンド双方に対応できるようにしています。

構成銘柄は機動的なファンドらしく、その時の状況に応じて日本国内の個別銘柄が多く構成されており、細かく売買していることを伺わせます。

3-8.三井住友DS-グローバルAIファンド(為替ヘッジあり予想分配金提示型)

投資テーマ AIの活用と開発で成長が期待される企業へ投資
信託報酬 1.925%
総資産額 70,362
設定来トータルリターン 129.46%

世界の主要企業からAIの活用や、開発により成長が期待される企業へ投資します。為替ヘッジありなので、為替が円高に振れた時にヘッジコストがかかるほか、毎月分配金型なのでトータルリターンにも注意が必要です。

構成銘柄はアメリカのIT関連企業が8割を占めています。

3-9.ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド

投資テーマ 日経225のインデックス投資
信託報酬 0.275%
総資産額 191,998
設定来トータルリターン 237.99%

日本の日経平均株価に連動するファンドです。国内外とも主要な指数連動型のインデックスファンドは人気が高く、日経インデックスファンドも10位以内にランクインしていました。

3-10.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

投資テーマ 株式、REIT、債権など8資産へのバランス投資
信託報酬 0.154%以内
総資産額 99,683
設定来トータルリターン 31.09%

日本を含む世界各国の株式や公社債、REITへ投資するバランス型のファンドです。構成銘柄の上位は国内のREIT法人が占めており、アメリカ企業は2割程度の組入となっています。

8資産へ投資するバランス型投信となっていますが、現状では、バランスの比重がややREIT寄りの運用となっています。

まとめ

SBI証券の投資信託ラインナップの人気TOP10は、インデックス型を中心に、リスクの高いブル型や、アクティブ型ファンド、毎月分配金のファンドなどバリエーション豊かなラインナップとなっています。

SBI証券では、投資信託の取扱ファンド数が多いのでタイミングを捉えて機動的な運用を行うことも可能です。低リスクの運用をベースに、大きくリターンを狙う運用を組み合わせたい時などにもSBI証券は利便性が高いサービスを提供していると言えます。

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sayran

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「資産形成をより身近に」をモットーに、証券会社にて投資信託を中心にリスクの低い資産形成をオススメしていました。 テキストではよりわかりやすくみなさんの興味分野を解説し、資産形成の理解を広めていきたいと思っています。