ポイント還元率の高い無料のクレジットカードは?5枚を比較【2022年9月】

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クレジット決済では、カード利用額に応じたポイントを貯められるのが特長の1つです。ポイントを効率よく貯めるには、カードの利用頻度を高めたり利用額を増やしたりといった点に加えて、ポイント還元率の高さに注目するのも大切です。

そこでこの記事では、年会費無料のクレジットカードからポイント還元率の高いカードを5枚ご紹介します。日常生活でポイントを効率よく貯められるカードが欲しい方や年会費の負担を抑えながらポイントを貯めたり活用したりしたい方などは、参考にしてみてください。

※この記事は2022年9月14日時点の情報に基づき執筆しています。最新情報はご自身にてご確認頂きますようお願い致します。
※本記事は情報提供を目的としており、特定サービスの利用を勧誘するものではございません。申込に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. ポイント還元率の高い年会費無料カード5選
    1-1.Orico Card THE POINT
    1-2.楽天カード(普通)
    1-3.三井住友カード(NL)
    1-4.dカード
    1-5.PayPayカード
  2. ポイント還元率でクレジットカードを選ぶ際に押さえておくべき点
    2-1.ライフスタイルに合ったポイントプログラムか確認
    2-2.基本還元率1.0%のカードを中心に比較
    2-3.特典の内容から還元率をどこまで引き上げられるのか把握
    2-4.ポイントの交換レートを確認
    2-5.ポイントの交換先にも注目
  3. まとめ

1.ポイント還元率の高い年会費無料カード5選

クレジットカードのポイント還元率は、基本還元率と特典の活用による還元率の2種類に分けられます。

基本還元率は、通常利用時のポイント還元率を表したものです。カードの中には、基本還元率に特典分の還元率が加算されるカードもあります。

ポイントを効率よく貯めたい時は、ポイントの優遇を受けられるカードや基本還元率の高いカードから比較検討するのも重要です。

それでは、年会費無料カードの中からポイント還元率の高いカードについて確認していきましょう。

1-1.Orico Card THE POINT

本会員の年会費
家族会員の年会費
永年無料(家族カードは3枚まで発行可能)
国際ブランド Mastercard®、JCB
ポイント還元率(基本還元率) オリコポイント:1.0%(100円につき1ポイント)
ポイント特典の活用による還元率、新規入会特典 入会後6ヶ月間:2.0%(新規入会特典)
オリコモール経由のカード利用:0.5%~のポイント加算
オリコモール経由でのカード利用:上記特典に加えて0.5%のポイント上乗せ(1.5%~)
支払いに活用した場合の交換レート 旅行代金に充当可能:1,000ポイントにつき1,000円
その他:商品や商品券と交換、提携ポイントへ移行

オリコカードから発行されているOrico Card THE POINTは、オリコポイント特典の強化されたクレジットカードです。

新規入会月から6ヶ月間は、無条件で基本還元率2.0%のポイント優遇を受けられるようになっています。使い始めてすぐ効率よくポイントを貯められるのは、Orico Card THE POINTの強みといえます。

オリコモールは、オリコカード運営のポイントサイトです。同サイトに掲載されているネットショップやWebサービスへアクセスし、クレジット決済を行うとポイント還元率0.5%以上の加算を行ってもらえます。

さらにオリコモール経由でカード利用する際、常時0.5%のポイント還元を受けられるのが、Orico Card THE POINTのメリットです。

基本還元率1.0%+オリコモールのポイント特典+オリコモール経由のカード利用0.5%=2.0%以上のポイント還元を受けられます。

たとえば、オリコモール経由のカード利用でポイント還元率1.0%の加算を受けられる場合、基本還元率とOrico Card THE POINTの特典と合わせて2.5%のポイント還元を受けられる仕組みです。

オリコモールの提携ショップには、ポイント還元率10.0%以上でオリコポイントを得られるショップもあります。ネットショップ好きな方やポイントサイトの利用に抵抗感の少ない方には、ポイントを貯めやすい1枚といえるのではないでしょうか。

ただし、ポイントを支払いに利用できるのは旅行代金のみなので、さまざまな店舗でポイントを活用したい場合には使いにくい可能性があります。

1-2.楽天カード(普通)

本会員の年会費
家族会員の年会費
永年無料(家族カードは2枚まで発行可能)
国際ブランド Mastercard®、JCB 、Visa、アメックス
ポイント還元率(基本還元率) 楽天ポイント:1.0%(100円につき1ポイント)
ポイント特典の活用による還元率、新規入会特典 新規入会および指定条件の達成:5,000ポイント(不定的で5,000ポイントを超える特典の場合あり)
楽天市場でのカード利用:3.0%(期間限定ポイント含む)
楽天ポイントカード対象店舗でのカード利用と提示:0.5%~のポイント加算(200円につき1ポイントや100円につき1ポイントなど)
楽天Edyとクレジットチャージ、カード提示:ポイント還元率1.5%~
楽天証券のカード積立:0.2%~1.0%
支払いに活用した場合の交換レート 電子マネーの楽天Edy、楽天ペイアプリ、楽天ポイントカード利用時にポイント払い可能:1ポイントにつき1円
毎月のカード利用額へ充当可能:1ポイントにつき1円
その他:楽天証券や楽天市場など、楽天グループサービスで利用可能

楽天カードから発行されている楽天カード(普通)は、同シリーズの中でもスタンダードな年会費無料カードです。

カード利用で貯められる楽天ポイントは、基本還元率1.0%です。

新規入会特典はポイント還元率の加算ではなく、ボーナスポイント特典となっています。カード発行と指定期間のカード利用で、5,000ポイント進呈されます。時期によっては10,000ポイント進呈される場合もあります。

楽天ポイントの還元率を引き上げるには、楽天のキャッシュレスサービスや楽天市場の活用が必要です。

電子マネーの楽天Edyへクレジットチャージした場合、チャージ額200円につき1ポイント貯まります。その後、楽天Edyで決済すると200円につき1ポイント貯めることが可能です。さらに決済時にカードを提示すると、楽天ポイントカード特典として0.5%~のポイントを加算してもらえます。

ポイントの三重取りでポイント還元率合計1.5%~の優遇を受けられるため、通常のカード利用よりメリットの多い使い方といえます。飲食店やスーパー、コンビニなどで支払いを行う際にポイントを効率よく貯めたい方には、活用しやすい特典の1つです。

一方、ネットショップの利用頻度が高い場合は、楽天市場のSPUに注目です。楽天市場でカード利用した場合は、常時合計3.0%のポイント還元を受けられるようになっています。食品や生活用品などを定期的に楽天市場で購入している方、趣味やその他商品を楽天市場で探している方は、効率よくポイントを貯めることが可能です。

SPUによって付与されるポイントには期間限定ポイントが含まれています。期間限定ポイントの期限は1ヶ月~程度と短いため、早めに活用するよう心がけるのが大切です。

特に楽天経済圏で生活している方や楽天Edyを活用している方には、愛用しやすいカードといえます。

1-3.三井住友カード(NL)

本会員の年会費
家族会員の年会費
永年無料
国際ブランド Visa、Mastercard®
ポイント還元率(基本還元率) Vポイント:0.5%(200円につき1ポイント)
ポイント特典の活用による還元率、新規入会特典 不定期で新規入会特典を受けられる
ポイントUPモール経由のカード利用:+0.5~9.5%
ココイコ!提携店舗でカード利用:0.5%~加算
対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
家族登録後、全国の対象のコンビニ・飲食店でカード利用:最大5.0%
学生の場合は、対象のサブスクサービス:最大10%還元
※特典付与には条件・上限があります。詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
SBI証券でカード積立:0.5%
支払いに活用した場合の交換レート Vポイントアプリへチャージし、店舗やネットショップで決済:1ポイントにつき1円
毎月の利用額へ充当可能:1ポイントにつき1円
その他、商品との交換やポイント移行、Visaプリペイド、かぞくのおさいふへチャージ可能

※2023年1月現在
※ポイント還元率は予告なく変更となる場合がございます。

三井住友カードの三井住友カード(NL)は、年会費永年無料のナンバーレスカードです。

ナンバーレスカードとは、カードの表や裏面にカード番号や氏名などの情報が記載されていないカードのことです。第三者からカード番号を見られずに利用できるのが、ナンバーレスカードならではの強みといえます。カード情報は、Vpassアプリに登録されています。

基本還元率は0.5%と他のカードより低い水準ですが、多数のポイント特典を受けられるようになっています。コンビニやファストフードの利用頻度が高い方、複数の特典を組み合わせてポイントを効率よく貯めたい方には、メリットの多いカードです。

ポイントサイトのポイントUPモール経由でカード利用した場合は、通常ポイントと合わせて最大10.0%の優遇を受けられるようになっています。年会費無料カードの中では、特に高還元率のポイント特典です。

次いでポイント還元率の高いサービスは、学生ポイント特典と対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元になる点です。

対象の店舗でカード利用する際、国際ブランドVisaのタッチ決済やMastercard®タッチ決済を選択すると7.0%のポイント還元を受けることが可能です。さらに家族登録特典と組み合わせた場合は、ポイント還元率が最大10.0%になります。

家族登録特典は、三井住友カードの本会員カードを所有している家族同士で特典に登録することで、ポイント還元率の加算を受けられる優待特典を指しています。登録人数1人につきポイント還元率が0.5%加算され、最大9人まで登録可能です(自身を含めて合計10人分×0.5%=ポイント還元率最大5.0%)。

※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

1-4.dカード

本会員の年会費
家族会員の年会費
永年無料
国際ブランド Mastercard®、Visa
ポイント還元率(基本還元率) dポイント:1.0%(100円につき1ポイント)
ポイント特典の活用による還元率、新規入会特典 新規入会特典:指定期間のカード利用額に対して15.0%のポイント還元(最大4,000ポイント付与)
ドコモのケータイ、ドコモ光を契約している場合、各種利用料金に対して1.0%のポイント還元(1,000円につき10ポイント)
dカード特約店のカード利用:最大7.0%
dポイント加盟店でのd払いやカード提示:0.5%~の加算
dカード ポイントモール経由のカード利用:0.5%~の加算
支払いに活用した場合の交換レート 店舗やネットショップでポイント払い可能:1ポイントにつき1円
その他、商品やクーポン券との交換をはじめ、提携ポイントへの移行やドコモサービスへ活用可能

年会費永年無料のdカードは、ドコモユーザー以外の方も発行可能なクレジットカードです。

dポイント特典はシンプルな内容が多いので、複雑な特典は面倒という方やシンプルで使いやすい特典を求めている方にも愛用しやすい1枚といえます。

スーパーやコンビニ、飲食店などで効率よくポイントを貯めたい時は、d払いとカード提示を組み合わせるのが大切です。

d払いとは、ドコモ以外の方も利用可能な電子マネーサービスのことです。dカードによるチャージ設定を行ったのち、dポイント加盟店でクレジットチャージとd払いを進めると合計1.0%のポイント還元を受けられるようになっています。

さらにd払いを行う際、dカードを提示すれば、dポイントカード特典として別途dポイントを獲得することが可能です。dポイントカード特典により獲得できるポイントの還元率は、店舗によって異なります。

合計でポイント還元率1.5%~のdポイントを貯められる三重取りは、dカードの強みでもあります。

特にポイント還元率の高い特典は、dカード ポイントモールとdカード特約店の2種類です。

dカード ポイントモールと提携しているネットショップの中には、ポイント還元率5.0%で加算してもらえるショップがあります。たとえば、オージオ ネットやオーダーチーズ・ドットコム、イヴ・サンローランなどは、高還元率の特典を受けられるようになっています(※2022年9月13日時点の状況)。

dカード特約店では、対象店舗でのカード利用時にdポイントの加算を行ってもらえるのが特長です。Starbucks eGiftをdカードで購入した場合は、100円につき7ポイント獲得できます。

なお、dカード特約店はdポイント加盟店より対象店舗が少ないため、さまざまなサービスを受けてみたい方や対象サービスを既に利用している方でなければ活用するのが難しい側面もあります。

1-5.PayPayカード

本会員の年会費
家族会員の年会費
永年無料
国際ブランド Mastercard®、JCB 、Visa
ポイント還元率(基本還元率) PayPayポイント:1.0%(100円につき1ポイント)
ポイント特典の活用による還元率、新規入会特典 不定期で新規入会特典あり
Yahoo!ショッピング、LOHACOのカード利用:最大5.0%
PayPayステップの条件達成:0.5%~の加算
支払いに活用した場合の交換レート 提携店舗やネットショップで支払いに活用可能:1ポイントにつき1円
その他、ポイント運用(疑似運用)へ活用可能

PayPayカードは、カード利用でPayPayポイントを貯められるのが大きな特長です。旅行特典といった優待特典は付帯されていないため、PayPayユーザーやPayPayポイント重視の方にメリットの多い1枚です。

主なポイント特典は、新規入会特典とYahoo!ショッピング、LOHACOで受けられるポイント優遇の2種類です。

Yahoo!ショッピング、LOHACOのPayPayポイント特典については、2022年10月12日から内容が変更されます。新特典では、Yahoo!ショッピング、LOHACOのカード利用時に2.0%のポイント優遇を受けられるのが特徴です。さらに指定条件を満たした場合はポイント還元率3.0%を加算してもらえるので、合計5.0%の還元率になります。

PayPayを利用している方の中でYahoo!ショッピング、LOHACOの利用頻度が高い方は、特にメリットの多い内容といえるのではないでしょうか。

他にもPayPayのサービス、PayPayステップを活用すれば、ポイント還元率0.5%~を加算できる場合があります。

PayPayステップでポイントを貯めたい場合は、それぞれの特典に定められた条件を達成する必要があります。たとえば、ポイント還元率0.5%加算特典は、1ヶ月に1回につき300円以上の支払いを30回以上、かつ支払合計額5万円という条件の達成が必須です。

もう1つのポイント還元率0.5%加算特典では、Yahoo!ショッピングやヤフオク!といった対象サービス3種類以上の利用と支払額に関する条件が定められています。

条件達成後は、達成月の翌月にPayPayポイントの優遇を受けられる仕組みです。

条件に沿ってネットショッピングを行うことに抵抗感の少ない方や楽しいと感じる方などには、比較的取り組みやすいサービスといえます。

2.ポイント還元率でクレジットカードを選ぶ際に押さえておくべき点

続いては、ポイント還元率重視でクレジットカードを選ぶ際に押さえておくべき点や注意点について紹介していきます。

2-1.ライフスタイルに合ったポイントプログラムか確認

クレジットカードのポイントプログラムを比較する時は、まず自身のライフスタイルに合ったものかどうか確認するのが大切です。具体的には、普段から利用しているポイントや店舗とクレジットカードが連携しているかどうか確認してみましょう。

楽天カードの場合は、楽天サービスに関連した楽天ポイント特典が付帯されています。楽天経済圏で生活している方や楽天市場の利用頻度が高い方のほうが、ポイントを貯めやすい環境にあるといえます。

一方、三井住友カードのVポイント特典には、対象のコンビニ・飲食店でのタッチ決済によりポイント優遇を受けられる特典もあります。特典対象店舗の利用頻度が高ければ高いほど、効率よくポイントを貯めることが可能です。

自身のライフスタイルに合っているかどうか確認する時は、普段から利用しているポイントと提携しているカード、もしくは利用頻度の高い店舗やサービスでポイント特典を受けられるカードかに注目してみてはいかがでしょうか。

2-2.基本還元率1.0%のカードを中心に比較

ポイント還元率の基本還元率を比較する時は、1.0%以上かどうか確認してみるのも大切です。

基本還元率の多くは、0.1%や0.5%、もしくは1.0%です。ポイント還元率1.0%は、比較的高還元率といえる水準です。ポイント特典の活用機会が少なかったとしても、基本還元率が高ければ、少しでも多くのポイントを貯められます。

主に公共料金の支払いにカードを活用したい時や、コンビニやスーパーなど日常生活でカードを利用する機会の多い時は、基本還元率を重視してみるのが重要です。

2-3.特典の内容から還元率をどこまで引き上げられるのか把握

ポイント還元率の加算や引き上げに関する特典の中には、詳細ページを開かなければ何%まで上げてもらえるのか分からない特典もあります。

ポイントサイト経由のカード利用によるポイント特典では、ポイントサイト内の各提携ページに詳細が記載されています。さらに提携サービスやポイント還元率の加算率などは、時期によって変わります。

他にもポイント進呈に関する条件は、提携サービスや特典によって異なります。中には、指定金額以上のカード利用額達成、特定のサービスや製品の購入など、ポイント進呈の条件に関して細かく指定されているケースもあります。

ポイント還元率重視の場合は、還元率だけでなく、ポイント進呈の条件や特典対象外となるカード利用方法、特典の実施時期について1つずつ確認しておきましょう。

2-4.ポイントの交換レートを確認

ポイントを積極的に活用したい時は、ポイント還元率だけでなく交換レートの比率や交換先について確認しておくのが重要です。

交換レートの比率は、1ポイントで何円、もしくは他社ポイントと何ポイント交換できるのか示したものです。

たとえば、1ポイントにつき1円のポイント払いが可能という時は、1:1の比率となります。1ポイントでより多くの支払いができたり他社ポイントへ移行したりできれば、メリットの多いポイントプログラムといえます。

1,000円につき1ポイント貯まるポイントの基本還元率は0.1%なので、一般的に低還元率です。ただし、1ポイントにつき10円や100円といった交換レートであれば、低還元率でも効率よく支払いに活用することが可能です。

ポイント払いでお得にショッピングを行いたい時は、ポイント還元率と交換レートをそれぞれ把握し、自身にとって使いやすいか判断するのが大切です。

2-5.ポイントの交換先にも注目

クレジットカードのポイント交換先はポイントプログラムによって異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。

一般的にポイントの交換先は、ポイント払いやカード利用額への充当、商品やクーポン券との交換、提携ポイントへの移行といった内容です。

商品やクーポン券の内容はポイントプログラムによって異なりますし、ポイント払いに対応していないカードもあります。例えば三井住友カードのVポイントや楽天カードの楽天ポイントなどは、ポイント払いや商品交換の他、証券会社のカード積立サービスと連携されています。

ポイントでお得に買い物を行いたい時や、オリジナルグッズや商品への交換に関心を持っている時など、交換先についてこだわりを持っている場合は、特に還元率と交換先を把握した上で比較検討するのが重要です。

まとめ

楽天カード(普通)三井住友カード(NL)dカードPayPayカードなどは、ポイント還元率の高い年会費無料のカードといえます。また、三井住友カード(NL)は基本還元率が低いものの、ポイント還元率の高い特典を受けられます。楽天カード(普通)は楽天市場でのカード利用で常時3.0%のポイント特典を受けられるため、シンプルで分かりやすいといったメリットもあります。

クレジットカードのポイントを重視している方やポイントでお得にサービスを利用してみたい方は、今回紹介したカードや選び方も参考に、さまざまなクレジットカードの比較検討を進めてみてはいかがでしょうか。

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菊地 祥

FP3級技能士、投資信託4年目、株式投資8年目。2018年からフリーランスとしてwebライティングやメディア運営を行っています。また、webライターとしては株式投資や投資信託などをやさしく解説。