GMOクリック証券、株取引の評判は?手数料やキャンペーン情報も

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株取引を始めたいけれど、どの証券会社を選べばいいのかわからない、という方は多いのではないでしょうか。株取引を行える証券会社はたくさんありますが、GMOクリック証券もそんな証券会社の1つです。

今回は、GMOクリック証券の株取引の評判について紹介しますので、証券会社選びの参考にしてください。

目次

  1. GMOクリック証券の特徴やメリット
    1-1.取引手数料が安い
    1-2.取引ツールが充実している
  2. GMOクリック証券の注意点やデメリット
    2-1.外国株式の取り扱いが少ない
    2-2.投資信託の取り扱い数が少ない
    2-3.IPOの取り扱い数が少ない
  3. GMOクリック証券の株取引の手数料
    3-1.GMOクリック証券の1約定ごとプラン
    3-2.GMOクリック証券の1日定額プラン
    3-3.コールセンター取引手数料
  4. GMOクリック証券の株取引の評判や口コミ
  5. GMOクリック証券の口座開設の流れ
  6. まとめ

1.GMOクリック証券の特徴やメリット

GMOクリック証券には、以下のような特徴やメリットがあります。

  1. 取引手数料が安い
  2. 取引ツールが充実している

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1-1.取引手数料が安い

GMOクリック証券の特徴の1つが、株取引にかかる手数料が安いということです。

取引手数料の詳細については後述しますが、GMOクリック証券では「1約定ごとプラン」と「1日定額プラン」2つの手数料体系を採用しています。

1約定ごとプランでは、現物取引の約定金額10万円までは手数料88円(税込96円)、信用取引の約定金額50万円以下なら手数料89円(税込97円)となっています。

また、1日定額プランでは、現物取引の合計約定金額20万円までは手数料213円(税込234円)、信用取引の約定金額10万円までなら手数料0円となっています。

これらの金額は、業界でも比較的安いといえる水準のため(2020年12月時点)、株取引にかかる手数料コストを抑えることができます。

1-2.取引ツールが充実している

取引ツールが充実しているというのも、GMOクリック証券の特徴です。

GMOクリック証券では、iPhone用取引アプリの「iClick株」、Android用取引アプリの「株roid」といった、スマートフォン用の無料アプリを提供しています。直感的なチャート操作が可能で、慣れると便利なウォッチリストを搭載しており、株取引に関する情報も簡単にチェックできます。また、アプリから直接取引が可能です。

また、パソコン用取引ツールも、簡単に注文可能な「LASER TRADE」と、フル板に対応した本格派ツール「スーパーはっちゅう君」の2つを提供しており、これまでの投資経験や利用したい機能などによって使い分けることができます。

2.GMOクリック証券の注意点やデメリット

一方で、GMOクリック証券には以下のような注意点・デメリットがあります。

  1. 外国株式の取り扱いが少ない
  2. 投資信託の取り扱い数が少ない
  3. IPOの取り扱い数が少ない

2-1.外国株式の取り扱いが少ない

GMOクリック証券では、外国株式の現物取引に対応していないというのが、主なデメリットです。

国内株式とあわせて取引を行うケースが多くある外国株式ですが、CFD(差金決済取引)での米国株・中国株取引に対応しているだけで、現物取引や信用取引は対応していません。

株取引に関しては、国内株式の取引がしたい方向けの証券会社といえます。

2-2.投資信託の取り扱い数が少ない

GMOクリック証券では、投資信託の銘柄数が少ないというのがデメリットとなります。

ネット証券大手のSBI証券や楽天証券では、2,000本以上の投資信託銘柄を取り扱っているのに対して、GMOクリック証券では115本しか取り扱っていません。そのため、株取引から投資信託まで、幅広く投資活動がしたいと考えている方には向いていないといえます。

総合力が高い他の証券会社を選択するか、もしくは、投資の種類のよって証券会社を使い分けることを検討すると良いでしょう。

2-3.IPOの取り扱い数が少ない

IPOの取り扱い数が少ないというのも、GMOクリック証券のデメリットといえます。

当選することができれば比較的利益を期待しやすいIPOですが、GMOクリック証券ではGMO系列のIPOしか取り扱っていません。そのため、IPOに参加できる機会は非常に少ないといえます。

IPO取引に参加する機会を増やしたい方や、GMO系列以外のIPOの抽選に挑みたい方は、SBI証券や楽天証券、SMBC日興証券といったIPOに強い証券会社を利用するようにしましょう。

3.GMOクリック証券の株取引の手数料

先述したように、GMOクリック証券の株取引では、以下の2つの手数料体系を採用しています。

  1. 1約定ごとプラン
  2. 1日定額プラン

それぞれ詳しく見ていきましょう。

3-1.GMOクリック証券の1約定ごとプラン

GMOクリック証券の現物取引における1約定ごとプランの手数料は以下の通りです。(2020年12月時点)

約定代金 手数料
~10万円 88円(税込96円)
~20万円 98円(税込107円)
~50万円 241円(税込265円)
~100万円 436円(税込479円)
~150万円 528円(税込580円)
~3,000万円 834円(税込917円)
~3,000万円超 889円(税込977円)

※同一銘柄で1回の注文で複数の約定が成立した場合、当日中であれば1つの約定として手数料を計算。約定日が異なる場合は、各約定日ごとにそれぞれ手数料を計算。

次に、信用取引における1約定ごとプランの手数料は以下の通りです。

1約定ごとプラン(通常プラン) 1約定ごとプラン(VIPプラン)
約定代金 通常手数料 約定代金 通常手数料
~10万円 89円(税込97円) 約定代金に関わらず0円
~20万円 130円(税込143円)
~50万円 170円(税込187円)
50万円~ 240円(税込264円)

※VIPプランは毎つき判定または毎にち判定の条件のうち1つをクリアすれば適用。

信用取引での1約定ごとプランでは、VIPプランが用意されており、条件を1つクリアすることで、手数料の優遇を受けることが可能です。具体的な条件は以下の通りです。

毎つき判定 判定期間の信用建玉残高の平均が3,000万円以上 信用取引手数料:0円
制度信用買方金利:1.8%
判定日の大引け時点の信用建玉残高が3億円以上
判定期間の貸株残高の平均が3,000万円以上
判定期間の投信残高の平均が3,000万円以上
毎にち判定 判定日の新規建約定代金合計が3,000万円以上 信用取引手数料:0円
判定日の大引け時点の信用建玉残高が3,000万円以上

※毎つき判定の判定日は毎月20日、毎にち判定の判定日は営業日ごと。

3-2.GMOクリック証券の1日定額プラン

GMOクリック証券の現物取引における1日定額プランの手数料は以下の通りです。

約定代金 手数料
~20万円 213円(税込234円)
~30万円 278円(税込305円)
~50万円 399円(税込438円)
~100万円 797円(税込876円)
~200万円 1,167円(税込1,283円)
~300万円 1,538円(税込1,691円)
~300万円超 以降100万円ごとに269円(税込295円)を加算

※指値・成行の区別はなし。

次に、GMOクリック証券の信用取引における1日定額プランの手数料は以下の通りです。

1約定ごとプラン(通常プラン) 1約定ごとプラン(VIPプラン)
約定代金 通常手数料 約定代金 通常手数料
~10万円 0円 約定代金に関わらず0円
~50万円 200円(税込220円)
~100万円 400円(税込440円)
~200万円 800円(税込880円)
~300万円 1,200円(税込1,320円)
300万円超
(100万円ごとに加算)
400円(税込440円)

※制度信用取引と一般信用取引ごとに約定代金を合計し、手数料を計算。
※指値・成行の区別はなし。
※VIPプランの条件は1約定ごとプランと同じ。

3-3.コールセンター取引手数料

上記の手数料体系のほかに、コールセンターからの注文にかかる取引手数料があります。

現物取引・信用取引に関わらず、約定代金の0.11%が手数料として発生します。最低手数料は3,520円、最大手数料は220,000円となります。

4.GMOクリック証券の株取引の評判や口コミ

GMOクリック証券に対する主な口コミや評判としては、以下のような声がありました。

  • 「他の証券会社と比べて手数料が安い」
  • 「GMOグループの株を保有すると手数料のキャッシュバックがある」
  • 「スマホアプリからの注文がしやすい」
  • 「注文してから約定するまでが早い」
  • 「コールセンターの対応が良くない」
  • 「チャートが見にくい」

※上記はすべて個人の感想です。最新の情報に関してはご自身でもよくお調べの上、ご利用をご判断ください。

株取引に対しては、手数料の安さと取引ツールの使いやすさに関する口コミが多く見られました。低い手数料水準や手数料のキャッシュバックなどは、利用者がメリットと感じているポイントだとうかがえます。

また、慣れてしまうと取引ツールが手放せなくなるとの声もあり、ツールの使い勝手の良さに対する評価の高さがうかがえました。

一方で、コールセンターの対応の悪さを指摘する声が多く、困っているときにつながりにくかったり、丁寧に対応してもらえなかったりするケースに不満を感じた口コミもありました。

5.GMOクリック証券の口座開設の流れ

GMOクリック証券では、「かんたん口座開設申込」を利用すれば、たった1ページの入力で口座開設の申込みができます。

GMOクリック証券のホームページにアクセスし、「かんたん口座開設申込」のボタンをクリックして、申込フォームにアクセスしましょう。

必要情報を入力したら、次に本人確認書類の提出を行います。方法としては、以下の4つがあります。

  1. スマホでスピード本人確認
  2. アップロードによる提出
  3. 郵送による提出
  4. ICカードリーダーによる提出

本人確認書類の提出後にGMOクリック証券で審査が行われ、完了すれば口座開設は完了します。開設完了の案内がメールにて送付されますので、ログインパスワードなどの設定が済めば、取引開始となります。

まとめ

今回はGMOクリック証券の株取引に関する評判や手数料について紹介しました。取引手数料が安く、取引ツールが充実しているというのが、GMOクリック証券の特徴といえます。

これから株取引のために証券口座を開設しようと考えているなら、GMOクリック証券も選択肢に入れて、複数の証券会社を検討してみてはいかがでしょうか。

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山本 将弘

フリーランスWebライター。主に株式投資や投資信託の記事を執筆。それぞれのテーマに対して、できるだけわかりやすく解説することをモットーとしている。将来に備えとリスクヘッジのために、株式・不動産など「投資」に関する知識や情報の収集、実践に奮闘中。