家族カード発行に便利なクレジットカードは?5枚の費用・特典を比較

クレジットカードの多くは、家族カードも発行できるようになっています。家族カードは、本会員よりも年会費が安い傾向なので、コストを抑えたい家庭にメリットがあります。なお特典やサービスは本会員と共通している場合がほとんどです。

そこでこの記事では、年会費や特典などから5種類の家族カードを紹介していきます。家族でクレジットカードの発行や切り替えを検討している場合は、参考にしてみてください。

※この記事は2021年3月12日時点の情報に基づき執筆しています。最新情報はご自身にてご確認頂きますようお願い致します。
※本記事は情報提供を目的としており、特定サービスの利用を勧誘するものではございません。申込に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. 家族カードの発行に便利なクレジットカード5選
    1-1.イオンカードセレクト
    1-2.CLUB-Aゴールドカード
    1-3.セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
    1-4.ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
    1-5.アメックスプラチナ・カード
  2. 家族カードの特徴や注意点
    2-1.利用限度額は本会員と合算
    2-2.利用明細はまとめて送付される
    2-3.引き落とし口座は本会員と同一
    2-4.ポイントやマイルも合算している場合が多い
  3. まとめ

1.家族カードの発行に便利なクレジットカード5選

家族カードを選ぶ時は、年会費、特典やポイント還元率などの中で何を重視するべきか事前に整理しておくのも大切です。

それでは年会費や特典、マイルなどから5種類の家族カードを紹介します。

1-1.イオンカードセレクト

イオンカードは、株式会社イオン銀行が発行しているクレジットカードです。中でもイオンカードセレクトは、クレジットとキャッシュカード機能に加えて電子マネーWAONも付帯しているのが特徴です。

主な項目 内容
提携ブランド VISA
MasterCard
JCB
家族カードの年会費 無料
機能 クレジット
キャッシュ
電子マネーWAON
ポイント、マイル WAON POINT
カード付帯保険 ショッピングセーフティ保険
クレジットカード盗難保障

本会員と家族カードどちらも年会費無料なので、カードにかかる費用を抑えながら日々の買い物や公共料金の支払いへ活用したい方に向いています。対象者は、本会員と生計を共にしている18歳以上の家族で、家族カードを3枚まで発行できます。

主な機能やサービスは本会員と共通しており、イオン銀行ATMや提携ATMでの入出金手数料無料や、イオン銀行Myステージを利用できるようになっています。

イオン銀行Myステージは、指定の手続きや取引を行った場合にイオン銀行で金利アップや特典を利用できるサービスです。イオン銀行で給与の引き出しや各種料金の振り込みを行う方には、メリットがあります。

WAON POINTは、加盟店でのカード利用の他にもオートチャージや公共料金の支払いに利用することで貯まります。また、カードでショッピングやオートチャージでWAON POINTが貯まる特典も付帯しているのが特徴です。

イオンでよく買い物を行う方やイオン銀行を利用する方、電子マネーWAONとクレジットカードを1枚にまとめたい方は、検討してみてはいかがでしょうか。

1-2.CLUB-Aゴールドカード

CLUB-Aゴールドカードは、JALカードが提供するゴールドカードで、提携会社によって複数の種類から選べます。

主な項目 内容
提携ブランド VISA
MasterCard
JCB
アメリカン・エキスプレス
ダイナース
家族カードの年会費 8,800円(税込)
機能 クレジット
キャッシング
Suica(JALカードSuicaのみ)
ポイント、マイル JALマイル
提携サービスによって以下のポイントも利用できる
・JREポイント
・OPポイント
・TOKYU POINT
カード付帯保険 国内旅行傷害保険
海外旅行保険

家族カードの対象者は、本会員と生計を共にしている18歳以上のお子さんや配偶者、ご両親です。ただし、留学など指定の条件を満たした15歳~18歳以下の高校生は、家族カードを発行できる場合もあります。

CLUB-Aゴールドカードでは、ボーナスマイルやフライトマイル、ショッピングでもマイルをもらえるのが特徴です。また、ショッピングマイルの交換率が2倍となる、「ショッピングマイル・プレミアム」サービスは無料で自動入会となっています。JALマイルを貯められる特典やサービスも多く、通常よりレートを上げやすいカードといえます。

さらに空港ラウンジ特典もあり、国内28ヶ所、海外1か所の空港ラウンジへ無料で入場できます。

JAL・JCBカードやJAL アメリカン・エキスプレス・カードの場合は、空港ラウンジ特典に加えて、ホテルやレストランの利用時に活用可能な割引サービスなども付帯しています。

国内旅行好きでJALマイルを積極的に活用したいご家族には、特にメリットのあるカードといえます。ただし、ANAマイル非対応、ポイントサービスが一部提携カードに限られている点に注意が必要です。

1-3.セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

クレディセゾンが発行しているセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、QUIC Payの利用で永久不滅ポイントの還元率が上がります。

ショッピング関連の特典やサービスが多く、買い物が好きな方や日常での利用を軸にしている方にメリットの多いカードといえます。

主な項目 内容
提携ブランド アメリカン・エキスプレス
家族カードの年会費 無料
機能 クレジット
キャッシング
ポイント、マイル QUICPay利用で3%相当の還元
カード付帯保険 オンライン・プロテクション

家族カードは、4枚まで発行可能で年会費無料です。また、基本的に本会員と同じサービスを受けることができます。

セゾンカードの永久不滅ポイントは、通常還元率0.5%~です。一方セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、電子マネーQUICPay加盟店でのカード利用で還元率を3%へ上げてもらえます。

永久不滅ポイントに有効期限はありませんので、長期間貯めることも可能ですし、本会員とポイントを自動合算するため効率的に貯めやすい仕組みとなっています。貯まったポイントは、Amazonギフト券や商品などへ交換できます。

他には、セゾン感謝デーにスーパーの西友、リヴィン、サニーでカードを利用した際、5%割引の対象としてくれるのも特徴です。西友やサニーなどで日常的に買い物を行っている方や、旅行よりショッピングサービスを重視しているご家族は、検討してみてはいかがでしょうか。

1-4.ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレスでは、航空会社との提携カードも発行しています。ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ANAとの提携カードで、ANAマイルを貯めたりANA SKY コインを獲得したりできます。

主な項目 内容
提携サービス ANA
家族カードの年会費 17,050円(税込)
機能 クレジット
ポイント、マイル ANAマイル
ANA SKY コイン
アメックスポイント
カード付帯保険 旅行傷害保険(国内、海外)
スマートフォン・プロテクション

ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ANAマイルとANA SKYコイン特典、空港と旅行特典、旅行傷害保険などを付帯しています。

ANAマイルは、ポイント交換やANAカードマイルプラス加盟店でのカード利用、フライトなどでも貯まります。また、家族カードで貯めたANAマイルは、本会員のマイルと合算されますので効率よく貯めることも可能です。

ANA SKYコインとは、レストランやショッピング、航空券や公共料金などに活用できるポイントプログラムのことです。年間300万円以上のカード利用額であれば、翌年の3月末頃に10,000コインをもらえます。

旅行予約特典は、ANAウェブサイトやアメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインなどの利用で、マイル交換率2倍特典や優待特典を受けることができます。

他には、空港ラウンジを無料で利用できる特典や手荷物の宅配、預かりサービス、優先チェックインなど空港で身軽に過ごすことができるサービスもあります。

ANAマイルを効率良く貯めたいご家族は、ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードも検討してみてはいかがでしょうか。

1-5.アメックスプラチナ・カード

アメックスカードの中でも高級レストランやホテル関連の特典などを付帯しているのが、プラチナ・カードです。

プラチナ・カードは、本会員の年会費143,000円(税込)と他のアメックスカードより高いものの、無料宿泊券やメンバーシップ・リワード・プラスへの無料入会、入会特典として10,000マイル(ANA)プレゼントといった特典を受けることができます。

主な項目 内容
提携サービス
家族カードの年会費 無料
機能 クレジット
ポイント、マイル アメックスポイント
JALマイル
ANAマイル
カード付帯保険 旅行傷害保険(国内、海外)
個人賠償責任保険
ホームウェア・プロテクション

プラチナ・カードは、家族カード4枚まで無料で発行できるのも大きな特徴です。複数枚の家族カードを発行予定で、なおかつ国内外の旅行へ行く機会の多いご家族にはメリットのあるカードです。

ホテルやレストラン関係の特典も多く、指定のメニューを予約すると1名分の料金が無料になったり、指定のホテル利用時に部屋のアップグレードを行ったりできます。また、「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」は、朝食無料やチェックアウト時間の延長など、さまざまな優待特典を利用できます。

空港ラウンジプログラムに関しては、「Global Lounge Collection」の対象なので国内外1,200ヶ所以上の空港ラウンジへ無料で入ることができ、軽食やソフトドリンク、アルコール類などを楽しめます。

他には、会員制スポーツクラブや無料健康診断に関する優待特典もあります。

海外旅行へよく行くご家族の中でも、ホテルのVIP会員やレストランの無料サービスなどに関心を持っている場合にメリットのあるカードです。ただし、本会員の年会費がクレジットカードの中でも高いので、生活費とのバランスを考えるのも大切です。

2.家族カードの特徴や注意点

家族カードは、本会員と異なる点もあるので、クレジットカードを比較検討する際に特徴を把握しておくのも大切です。

  • 利用限度額
  • 利用明細
  • 引き落とし口座
  • ポイントやマイル

続いては、家族カードを発行する際の主な注意点やポイントを紹介します。

2-1.利用限度額は本会員と合算

家族カードは、一般的に利用限度額を本会員と合算します。たとえば、利用限度額100万円の場合、本会員と家族会員のカード利用額がそれぞれ50万円で上限に達します。

家族カードを発行する際は、利用限度額の規約についても確認しておくのが大切です。また、発行後は、利用限度額も定期的にチェックしておきましょう。

2-2.利用明細はまとめて送付される

本会員と家族会員の利用明細書は、1枚にまとめて記載されていることが多くなります。家計管理を効率よく進めることができるので、メリットのあるサービスです。

利用明細は、郵送もしくは各クレジットカード会社のサイトから確認できます。利用明細の共有が難しい場合は、それぞれ本会員としてカードを発行する必要があります。

2-3.引き落とし口座は本会員と同一

引き落としに関しては、本会員の口座からまとめて行われるので残高不足にならないよう注意が必要です。今回紹介しているクレジットカードは、どれも引き落とし口座を本会員にまとめて設定しています。

引き落とし口座をまとめてしまうと面倒な場合は、本会員用に共有口座を開設しておくなどの対処法も考えることができます。

2-4.ポイントやマイルも合算される場合が多い

アメックスカードやJALカードなど多くのクレジットカードでは、ポイントやマイルは本会員のマイレージバンクと合算されます。基本的に別々のマイルに分けることはできません。

マイルを別々に貯めて活用したいと考えている場合は、別途本会員としてカードを発行するか、マイルの活用方法について家族でルールを作る必要などがあります。

まとめ

家族カードを発行する時は、どのような用途でカードを利用するのか、家族で旅行やレストランでの外食、宿泊の機会が年間に何回あるのか確認した上で比較検討するのも大切です。

家族カードの特典は、基本的に本会員に付帯しているサービスや特典と共通しています。また、年会費は無料のケースも多く、比較的発行しやすいといえます。

家族で同時期にクレジットカードを発行したい場合や、家族旅行の頻度が高い方、また日常的に使用しやすいカードを探している時には、今回紹介した家族カードも検討してみてはいかがでしょうか。

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菊地 祥

菊地 祥

FP3級技能士、投資信託4年目、株式投資8年目。2018年からフリーランスとしてwebライティングやメディア運営を行っています。また、webライターとしては株式投資や投資信託などをやさしく解説。