増配が続く国内株銘柄ランキング10社、配当利回りと株価、事業概要も

株式投資は値上がり益だけでなく、配当などのインカムゲインも狙えます。その中でも、増配を毎年している企業は、投資対象として検討しやすいと言えます。この記事では、連続増配をしている主な銘柄10本について解説します。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定銘柄への投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. 連続増配銘柄とは
  2. 連続増配銘柄10選
    2-1.花王(4452)
    2-2.SPK(7466)
    2-3.リコーリース(8566)
    2-4.小林製薬(4967)
    2-5.トランコム(9058)
    2-6.ユニチャーム(8113)
    2-7.KDDI(9433)
    2-8.ニトリホールディングス(9843)
    2-9.ロート製薬(4527)
    2-10.東京センチュリー(8439)
  3. まとめ

1.連続増配銘柄とは

連続増配銘柄とは、配当金を増やし続けている銘柄のことです。

配当は企業の利益を株主に分配する仕組みです。そのため、長期にわたって増配をしている企業は、業績を長期的に伸ばしていたり、業績が一時的に落ちても配当をだせるように利益を蓄えていたりするので、経営状況が優良な企業と判断できます。

2.連続増配銘柄10選

それでは、国内企業で連続増配をしている銘柄を紹介します(2021年6月25日時点の情報です)。

2-1.花王(4452)

株価 6,861円
配当利回り 2.10%
連続増配年数 31年

花王は洗顔や衣料用洗剤、全身洗浄剤などのトイレタリー国内首位で、化粧品でも大手。1991年3月期に増配してから31期連続増配をしており、国内の企業の中でもっとも長く増配をしている企業です。2021年12月期も4円増配の144円を予想しており、32期連続での増配を達成する見通しです。

2-2.SPK(7466)

株価 1,374円
配当利回り 2.91%
連続増配年数 23年

SPKは、車検部品や自動車用補修部品を扱っています。2021年3月期まで1円刻みの増配を行ってきましたが、方針撤廃。2022年3月期の1株当たりの配当は3円増配の40円となる予想で、24期連続増配を達成する見込みです。

2-3.リコーリース(8566)

株価 3,475円
配当利回り 3.30%
連続増配年数 21年

リコーグループのリース会社であるリコーリースは、リースやリース関連のファイナンスサービスを提供しており、融資や集金代行を強化しています。また、2020年にはみずほリースと資本業務提携しました。2001年3月期に増配を開始して以来、21期連続で増配を続けていて、2022年3月期は15円増配の115円を予想しています。

2-4.小林製薬(4967)

株価 9,690円
配当利回り 0.81%
連続増配年数 21年

小林製薬は家庭用品の製造・販売が主軸で、芳香消臭剤首位の会社です。また、健康食品や医薬品などでニッチ製品開発に定評があります。そして、2001年3月期に増配を開始して以来21期連続で増加を続けています。2022年12月期は2円の増配の81円を予想しており、22期連続増配を達成する見込みです。

2-5.トランコム(9058)

株価 7,980円
配当利回り 1.55%
連続増配年数 20年

トランコムは物流センターの一括受託業務を行っており、貨物情報と空車情報のマッチング業務が柱。2002年3月期に増配を開始して以来、20期連続で増配を続けています。2022年3月期は9円増配の124円を予想しており、21期連続増配を達成する見通しです。

2-6.ユニチャーム(8113)

株価 4,488円
配当利回り 0.80%
連続増配年数 19年

ユニチャームは、生理用品や乳幼児・大人用紙おむつのトップ企業です。また、ペットケア用品の大手でもあります。そして、中国を軸としたアジア展開に強みを持っています。2003年3月期に増配を開始して以来、19期連続の増配。2021年12月期は4円増配の36円を見込んでおり、20期連続の増配を達成する見込みです。

2-7.KDDI(9433)

株価 3,440円
配当利回り 3.63%
連続増配年数 19年

総合通信大手。光回線や携帯電話を展開しています。また通信を核にし、エンターテイメントや金融、教育といったライフデザインサービスの拡充を目指しています。

KDDIは2003年3月期に増配を開始して以来、19期連続で増配を続けています。2022年3月期は5円増配の125円を予想しており、20期連続で増配を達成する見込みです。

2-8.ニトリホールディングス(9843)

株価 19,620円
配当利回り 0.71%
連続増配年数 17年

ニトリホールディングスは、インテリア・家具製造・小売トップの企業で、海外に自社工場を保有しています。そして、台湾・中国・アメリカにも店舗を展開。子会社にはホームセンターの島忠があります。2005年2月期に増配を開始して以来、17期連続増配を続けています。2022年2月期は17円増配の140円を予想しており、18期連続増配を達成する見込みです。

2-9.ロート製薬(4527)

株価 2,917円
配当利回り 1.02%
連続増配年数 17年

ロート製薬は、一般用医療品の目薬で世界首位。また「肌腱」が急成長し、スキンケアが収益の柱です。さらに、アジアなど海外進出も積極的に行っています。そして、2005年3月期に増配を開始して以来、17期連続で増配を続けています。2022年3月期は2円増配の30円を予想しており、18期連続増配を達成する見込みです。

2-10.東京センチュリー(8439)

株価 5,900円
配当利回り 2.42%
連続増配年数 17年

東京センチュリーは、伊藤忠商事系と旧第一勧銀系が合併したリース大手。事業投資や海外展開にも力を入れています。2005年3月期に増配を開始して以来、17期連続で増配を続けています。2022年3月期は5円増配の143円を予想しており、18期連続増配を達成する見込みです。

まとめ

配当利回りが高い企業には投資メリットがありますが、業績や経済環境によって減配される可能性もあります。しかし、これまで連続増配をしている企業なら、減配リスクは比較的低いと考えられます。

配当利回りの高さだけでなく、配当は安定しているか、増配をおこなっているかなどをチェックして株式投資するようにしてください。

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山下耕太郎

山下耕太郎

一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011