外食大手のコロワイド、2021年度の株主優待は?配当や投資の注意点も

コロワイドは、居酒屋チェーン「北の味紀行と地酒 北海道」や回転寿司チェーン「かっぱ寿司」、ステーキ&ハンバーグレストラン「ステーキ宮」など40ブランド以上3000店舗弱を展開する東証プライム上場の飲食大手企業です。コロワイドの株主になると、コロワイドグループの店舗で利用できる優待ポイントをもらうことができます。

今回は2021年度のコロワイドの株主優待について内容の詳細や配当、注意点などを紹介しますので、銘柄選びの参考にしてください。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定銘柄への投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
※2022年1月11日時点の情報をもとに執筆しています。最新の情報は、ご自身でもご確認をお願い致します。

目次

  1. コロワイドの株主優待の内容
  2. 優待ポイントの贈呈
    2-1.優待ポイントはギフト商品と交換可能
  3. コロワイドの配当の内容
  4. コロワイドの業績の内容
  5. コロワイドの企業情報
  6. コロワイドの株主優待を受ける場合の注意点
    6-1.優待ポイントが使えない業態・店舗がある
    6-2.優待カードの紛失・破損時には再発行手数料が掛かる
    6-3.優待内容の変更・株主優待の廃止の可能性がある
    6-4.権利付最終日での購入には注意
    6-5.元本を毀損する可能性がある
  7. まとめ

1.コロワイドの株主優待の内容

銘柄 コロワイド
コード 7616
優待回数 2回
優待権利確定月 3月、9月
優待利回り 4.97%
株価 1,609円
優待を得るための最低投資額 804,500円(500株)
権利付最終日 2022年3月29日(火)、2022年9月28日(水)

※2022年1月7日時点のデータです。

コロワイド(7616)の株主優待の内容は下記の通りです。

  1. 優待ポイントの贈呈

2.優待ポイントの贈呈

コロワイドの株主優待では、コロワイドグループ店舗で利用できる優待ポイントの贈呈を受けられます。500株以上を保有する株主に対して、1万円相当の優待ポイントが年2回贈呈されます。

9月30日時点での確定株主 12月と翌年3月に発行(各1万円相当)
3月31日時点での確定株主 6月と9月に発行(各1万円相当)

優待ポイントは株主優待カードに付与されます。優待ポイント1ポイントにつき1円分を飲食代金の支払いに充当可能で、優待ポイントの有効期限はポイントの付与日から1年間です。

また、利用可能な業態・店舗は下記の通りです。

優待ポイント利用可能業態・店舗 甘太郎、いろはにほへと、北海道、やきとりセンター、ラパウザ、三間堂、贔屓屋(奈良本店(FC)を除く)、ウルフギャング・パック、ほのぼの横丁、カラオケ デイ・トリッパー、3・6・5酒場、フレンチーナ、NIJYU-MARU、KITEKI、M.M、MARKET&CAFÉ、トンテキ とん八、ステーキ宮、にぎりの徳兵衛、寧々家、カルビ大将、時遊館、味のがんこ炎&がんこ亭、かつ時、海へ、和処ダイニング暖や、海鮮アトム、炭火焼処 鳥の蔵、和牛ステーキ 桜 那須高原店、CANTINA、なぎさ橋珈琲、カフェ&ビヤレストラン 宮、やきとん酒場ぎんぶた、みなとみらい食堂、かっぱ寿司

2-1.優待ポイントはギフト商品と交換可能

お住まいの地域にコロワイド系列の店舗がない場合や、株主が希望する場合は、優待ポイントの代わりに株主専用サイトに記載されている各ギフト商品の送付に変えることができます。

2021年12月時点で、株主専用サイトに記載されているギフト商品には下記のものがあります。

  • とらふぐ鍋とくえ鍋の食べ比べセット(9,000ptと交換)
  • 三陸産銀鮭寒風干し(10,000ptと交換) など

3.コロワイドの配当の内容

コロワイドの配当の内容は下記の通りです。

年度 1株配当(円) 配当利回り
2017年3月期 5円 0.27%
2018年3月期 5円 0.20%
2019年3月期 5円 0.22%
2020年3月期 5円 0.31%
2021年3月期 5円 0.26%
2022年3月期(予想) 5円 0.32%

※2021年12月19日時点のデータ

コロワイドの2017年3月期から2021年3月期までの1株当たり配当金額は5円をキープしており、2022年3月期の合計配当金額も5円になると予想されています。

配当利回りは、0.20%~0.31%の間で推移しており、2022年3月期の予想配当利回りは0.32%となっています。

4.コロワイドの業績の内容

コロワイドの業績の内容は下記の通りです。

年度 売上収益 事業収益 税引前利益 当期利益 親会社の所有者に帰属する当期利益 当期包括利益合計額
2017年3月期 2,344億4,400万円 41億1,200万円 22億1,200万円 42億8,000万円 13億9,800万円 44億3,200万円
2018年3月期 2,459億1,100万円 42億4,200万円 27億6,700万円 13億9,700万円 11億7,000万円 13億1,400万円
2019年3月期 2,443億6,000万円 40億8,200万円 27億1,600万円 11億5,000万円 6億3,200万円 12億6,800万円

※2021年12月19日時点のデータ
※業績は連結
※税引前利益とは、経常利益に特別利益を加え、特別損失を差し引いたもの。

年度 売上収益 事業収益 EBITDA 当期利益 親会社の所有者に帰属する当期利益 当期包括利益合計額
2020年3月期 2,353億3,400万円 56億3,200万円 143億1,900万円 -67億9,800万円 -64億4,700万円 -69億4,700万円
2021年3月期 1,681億8,100万円 -81億4,600万円 -9,800万円 -107億6,900万円 -97億2,800万円 -109億4,600万円

※2021年12月19日時点のデータ
※業績は連結
※2020円3月期より「税引前利益」の項目を「EBITDA」に変更
※事業収益は[売上収益-売上原価-販売費および一般管理費]により計算
※EBITDAは、[事業利益+減価償却費及び償却費(使用権資産の減価償却費を除く)]により計算

コロワイドでは、2018年3月期をピークに売上収益が下がっており、2021年3月期には約1,681億円とここ数年で最低の数字となりました。その影響で、事業収益やEBITDA、当期利益などの項目はすべて赤字に転落している状態です。

ただし、2022年3月期の連結業績予想によれば、売上収益は約2,216億円まで回復し、その他の項目も赤字から黒字に復活すると見られています。

5.コロワイドの企業情報

社名(英語社名) 株式会社コロワイド(COLOWIDE CO., LTD.)
業種 小売業
代表者 代表取締役会長 蔵人 金男
決算 3月
資本金 185億3,000万円
本社所在地 〒220-8112 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 ランドマークタワー 12F
上場市場 東証一部
上場年月日 1999年10月

※2021年12月19日時点のデータ

コロワイドは、直営飲食店チェーンの運営やフランチャイズ加盟店の運営、商品の企画販売、食材の供給などをメインに行う企業です。

「手作り居酒屋 甘太郎」「にぎりの徳兵衛」「ステーキ宮」「牛角」「土間土間」「FRESHNESS BURGER」「かっぱ寿司」など、知名度の高い飲食店舗を運営しています。

その他、外食事業向けセルフオーダーシステムの開発・販売、無線通信技術の開発・運用なども手掛けています。

6.コロワイドの優待を受ける場合の注意点

コロワイドの株主優待を受ける場合は、下記のポイントに注意しましょう。

  • 優待ポイントが使えない業態・店舗がある
  • 優待カードの紛失・破損時には再発行手数料が掛かる
  • 優待内容の変更・株主優待の廃止の可能性がある
  • 権利付最終日での購入には注意
  • 元本を毀損する可能性がある

6-1.優待ポイントが使えない業態・店舗がある

コロワイドの優待ポイントが使えない業態や店舗がある点に注意が必要です。優待ポイントが使えない業態・店舗は下記の通りです。

優待ポイントが利用できない業態・店舗 牛角、温野菜、かまどか、土間土間、ぶっちぎり酒場、牛角食べ放題専門店、牛角焼肉食堂、しゃぶしゃぶビュッフェ温野菜、とんかつ さくら、なにわ味、贔屓屋奈良本店(FC)、鮨処「濱」、BAR「馬車道」、バンノウ水産、シルスマリア、フレッシュネスバーガー、Cheeseness Burger to Go、FRESHNESSパン工房、焼肉 飛車角、LITORANEO、はまやカレー、大戸屋ごはん処、海外店舗

6-2.優待カードの紛失・破損時には再発行手数料が掛かる

株主優待ポイントは株主優待カードに付与されて送付されます。2回目以降の優待ポイントは、すでに送付されている株主優待カードに付与される仕組みです。

万が一、株主優待カードを紛失したり、破損したりした場合は再発行が可能ですが、再発行手数料として500ポイントを支払う必要があるため、注意しましょう。

なお、再発行を依頼する場合は、コロワイドの株主優待ポイントサービスセンターまで問い合わせてください。

6-3.優待内容の変更・株主優待の廃止の可能性がある

株主優待は内容が変更されたり、優待自体が廃止されたりすることがあります。株主優待の内容変更や廃止が発表された場合、株価が急落し、損失が発生する可能性があるため注意しましょう。

特に、業績が良くない銘柄や東証プライムに上場して間もない銘柄、優待利回りが高すぎる銘柄などは、株主優待の内容変更・廃止となることが多い傾向になります。

必ず関連情報を仕入れ、株式の保有を継続するかどうか適切に判断しましょう。

6-4.権利付最終日での購入には注意

株主優待を受けるために、権利付最終日(権利確定日から2営業日前)やその直前で株式を購入するのは避けるのが無難です。人気が高い優待銘柄の場合、権利確定日に向かって株価が上昇し、権利落ち日(権利付最終日の翌日)以降に株価が大きく下落する傾向にあるからです。

株主優待を受けられたとしても、含み損を抱えてしまう可能性があるため、購入のタイミングには十分気を付けましょう。

6-5.元本を毀損する可能性がある

株主優待を受けるためとはいえ、株式投資を行う以上、投資元本を毀損する可能性があります。

先述したような優待内容の変更や廃止、権利確定日以降の値動きのほかにも、さまざまな要因によって株価は変動します。場合によっては、元本毀損前の株式の売却や損切り(=損失を確定させるための売却)を決断したほうがいいケースもあります。

株主優待が目的で株式を購入する場合でも、株価の動きについては必ずチェックしましょう。また、状況に応じてどう対処するのか、事前に考えておくことが重要です。

まとめ

今回はコロワイドの2021年の株主優待について紹介しました。

コロワイドでは、500株の保有で年間4万円相当の株主優待ポイントをもらえます。系列店をよく利用する方にとっては、便利な優待内容といえます。

ただし、2022年以降も同じ優待内容になるとは限りません。場合によっては優待内容の変更や優待の廃止になることもあるので、情報をこまめにチェックするようにしましょう。

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山本 将弘

山本 将弘

フリーランスWebライター。主に株式投資や投資信託の記事を執筆。それぞれのテーマに対して、できるだけわかりやすく解説することをモットーとしている。将来に備えとリスクヘッジのために、株式・不動産など「投資」に関する知識や情報の収集、実践に奮闘中。