STREAMの株取引の評判は?メリット・デメリットや始め方も

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若年層投資家の参入が従来の株取引の在り方を変えるきっかけとなっています。証券会社の歴史を振り返ると、「店頭証券」から始まり「ネット証券」、次世代型といわれる「スマホ証券」が登場しており、中でもスマホで簡単に株取引できるアプリ「STREAM」は、取引手数料無料で貸株料も業界最安水準のため、注目している方もいるのではないでしょうか。

この記事では、STREAMの評判やメリット・デメリット、始め方について詳しく説明していきます。スマホで投資を始めたい方、株取引に関心のある方は、参考にしてみてください。

※本記事は、2022年1月11日の情報をもとに執筆されています。最新の情報については、ご自身でもよくお調べの上、ご利用ください。

目次

  1. STREAMとは
  2. STREAMで株取引をするメリット
    2-1.取引手数料が無料
    2-2.信用取引の金利及び貸株料が業界最安水準
    2-3.通常より株を安く購入可能
    2-4.専用SNSを活用できる
  3. STREAMで株取引をするデメリット
    3-1.単元未満株取引ができない
    3-2.取扱銘柄数が少ない
    3-3.NISAとiDeCoに未対応
    3-4.高性能取引ツールがない
  4. STREAMの評判
  5. STREAMの始め方
  6. まとめ

1 STREAMとは

「STREAM」は、フィンテック事業を行う「Finatextホールディングス」の子会社である「スマートプラス」が運営する株取引アプリで、取引手数料の安さが大きな特徴です。

最近はネット証券を中心に取引手数料無料のサービスもありますが、約定金額や取引期間に制限を設けている一方、STREAMの現物(米国株含む)及び信用取引の取引手数料は、取引回数や取引金額に関係なく無料なので、取引コストの負担を大きく抑えることができます。

また、操作のしやすさも特徴です。通常、株取引を行う際は専門知識や慣れを必要とする場面もありますが、STREAMでは難しい情報を極力減らし誰でも手軽に操作できるように設計されているので、専門知識のない投資初心者でも直感的に扱えるようになっています。

さらに、STREAMには、口座開設者のみが参加できるSNSがあるなど、投資家同士で情報交換する場所が設けられているので、コミュニケーションを図りやすく、投資仲間を作りやすい環境も整えられています。

2 STREAMで株取引をするメリット

若年層向けサービスのSTREAMは、他の証券会社にはない独自のサービスを展開しています。以下では、STREAMで株取引をする具体的なメリットを確認していきましょう。

2-1 取引手数料が無料

STREAMの取引手数料は、取引回数や取引金額に関係なく無料なので、売買や約定回数を気にせずに取引できます。STREAMと他ネット証券の手数料(税込)を比較すると以下の通りです。

証券会社 10万円 20万円 50万円 100万円 300万円
STREAM 無料 無料 無料 無料 無料
SBI証券 99円 115円 275円 535円 1,013円
楽天証券 99円 115円 275円 535円 1,013円
LINE証券 99円 115円 275円 535円 1,013円
マネックス証券 110円 198円 495円 1,100円 3,300円
auカブコム証券 99円 115円 275円 535円 3,069円
GMOクリック証券 90円 100円 260円 460円 880円

※上記比較表は、1約定ごとの取引手数料になります。

取引手数料が高いと運用パフォーマンスに影響し、実質的な含み損失となります。一方、STREAMでは現物及び信用取引の取引手数料が無料なため、頻繁に売買を行う投資家にとっては、取引手数料の大幅な削減を期待できます。

2-2 信用取引の金利及び貸株料が業界最安水準

取引手数料のみならず、信用取引の金利及び貸株料も業界最安水準となっており、信用取引特有のコスト負担を軽減できます。STREAMの信用取引の金利及び貸株料の比較は以下の通りです。

証券会社 買方金利 貸株料(売り)
STREAM 1.89~3.49% 1.15%
SBI証券 2.80% 1.10%
楽天証券 2.80% 1.10%
LINE証券 2.80% 1.15%
マネックス証券 2.80% 1.15%
auカブコム証券 2.98% 1.15%
GMOクリック証券 2.75% 1.10%

STREAMでは、専用SNSで獲得できる「コミュニティポイント」によって、「ソーシャルステータス(クラス)」が決定する仕組みとなっており、買方金利はソーシャルステータスによって変動し、最も安い時で1.89%、高い時で3.49%の金利となります。

現物株取引同様に信用取引の取引手数料も無料なので、信用取引の金利が最安でない場合でも、トータルコストを安く取引が可能になります。

2-3 通常より株を安く購入可能

STREAMでは、通常より安く株を購入することが可能な「SMART取引」を活用できます。SMART取引とは「ダークプール(東証立会外取引)」のことを指し、株式注文を東京証券取引所に発注せず、ダークプール市場で売買を成立させる取引方法となっています。

ダークプールは、もともと大口注文を行う機関投資家向けのサービスであり、大口注文による市場への影響が配慮されて作られました。機関投資家は、個人投資家より注文規模が大きく、売買成立が困難なケースもあるので、少々不利な価格であっても売買成立を優先させることが多いという事情があります。

このように、ダークプールでは、通常より株が安く売り出される場合があるので、STREAMの利用者も安い株価で取引できる可能性があります。

2-4 専用SNSを活用できる

STREAMでは、口座を持つユーザーのみ参加できるSNSサービスを利用できます。株取引全般の話題をはじめ、個別銘柄など、様々なトピックの掲示板があり、コメントを通じてユーザー同士で意見交換や、ベテラン投資家に質問することができます。

また、SNSコミュニティに貢献すると、コミュニティポイントを貰える仕組みになっているので、他の無料掲示板と比較して、情報の質や信頼性を期待できる点も大きな特徴です。なお、コミュニティポイントは以下のアクションを行うと獲得できます。

アクション 獲得ポイント
ログインする 10P(1日の上限10P)
投稿する 30P(1日の上限30P)
いいねされる 10P(1日の上限100P)
フォローする 10P(1日の上限100P)
フォローされる 20P(上限なし)
ベストコメント 1,000P(上限なし)
約定シェア 50P(1日の上限50P)

また、コミュニティポイントを多く獲得するほど、ソーシャルステータスが上がり、信用取引の金利が優遇される仕組みです。特にSSクラスの金利の安さは他社が提示する金利に比べかなり安価な水準としているほか、Bクラスでも3%を切っているので、信用取引を低コストで行いたい方の利用に適しています。

ソーシャルステータスと金利優遇の詳細は以下の通りです。

クラス SS S A B C D
買方金利 1.89% 2.29% 2.79% 2.99% 3.29% 3.49%

3 STREAMで株取引をするデメリット

STREAMは低コストで取引できるほか、専用SNSを活用できるなど多くのメリットがある一方、デメリットもあります。以下、詳しく確認していきましょう。

3-1 単元未満株取引ができない

STREAMは、他のスマホ証券が強みとしている単元未満株取引や、最低1,000円からなどの少額取引ができません(※「お客さまサポートWEB」にて単元未満株の換金は可能です)。

1単元から国内株を購入する場合、基本的に100株から購入する必要があるため、銘柄にもよりますが、数十万円以上の手元資金が必要になります。例えば、トヨタ自動車株(7203)の場合、2022年1月7日終値時点で1株2,307円なので、2,307×100株=23万700円が約定代金となり、購入するための必要最低資金となります。

一方、ETF(上場投資信託)の場合、最低取引単位が1株~10株程で購入できるので、比較的少額で投資が可能です。また、米国株の場合も1株から購入できるので、国内株と比べると資金面でのハードルは低くなっています。

3-2 取扱銘柄が少ない

STREAMは国内株と一部の米国株のみの取り扱いとなっているため、投資信託(ETF除く)や米国株以外の外国株を売買することができません。

STREAMで取り扱う国内株は、東証1部、2部、マザーズ、JASDAQ上場の銘柄で、その他にもETF(上場投資信託)、REIT(上場不動産投信)、ETN(上場投資証券)、ベンチャーファンド、インフラファンドの取り扱いがあります(※ETFは外国籍及びETF-JDR、ETNはETN-JDRを除きます)。

また、STREAMで取り扱う米国株は、アップル(AAPL)やアマゾン(AMZN)、コカ・コーラ(KO)など、世界的な知名度の高い企業や有名ETFに限られています。

このように取扱銘柄数は少ないものの、大手企業が厳選されているほか、ユーザー投票により取扱銘柄の追加が定期的に行われるので、今後の動向に注目です。

3-3 NISAとiDeCoに未対応

STREAMは投資信託を取り扱っておらず、NISA(少額投資非課税制度)とiDeCo(個人型確定拠出年金)にも対応していません。毎年決まった投資額から得られる利益を非課税にしたい方や、税制優遇措置を受けながら私的年金を作りたい方にとっては、ややデメリットとなります。

3-4 高性能取引ツールがない

STREAMは、専用SNSの活用及びスマホで手軽な取引をコンセプトとしているため、高性能取引ツール等が無く、投資経験者にとっては物取りなさを感じる場合もあります。

基本的にSTREAMの取引アプリ自体がSNSになっており、投資家が投稿するニュースや個別銘柄に対する見解をヒントとして、ワンタップで取引画面に移動できる仕組みになっています。そのため、SNSと取引画面の往復が操作の中心となります。

なお、取引アプリ内に搭載されている機能として、チャート詳細(1分~月足)、板(板発注可能)、株式会社QUICK提供の企業情報、四季報(信用取引口座開設で利用可能)、企業ニュースなどが装備されている一方、チャート分析ツール、株価アラーム、業績発表通知などの機能はありません。

ただし、STREAMは、ユーザーからのサービス改善要望のリクエスト数に応じてサービスのアップデートを行うことが多く、過去にも何度かユーザーの要望に応じて大幅アップデートが実施されています。

4 STREAMの評判

実際にSTREAMを活用している利用者からは、以下のような意見や感想が寄せられています。

  • 取引手数料が無料なのは嬉しい
  • 難しい操作がなく、投資初心者でも簡単に取引できる
  • 専用SNSで株仲間との交流や、投資上級者に直接相談することができる
  • 最低購入単位が1単元からで、ややハードルが高い
  • 取引ツールやアラーム機能がなく、実用性に欠ける

現物及び信用取引の取引手数料が無料なうえ、信用取引の金利、貸株料が業界最安水準なので、取引コストを抑えることができます。また、専用SNSで株仲間との交流や、ベテラン投資家に相談することができるので、投資初心者でも楽しく投資を始めることができる点なども好評です。

一方、単元未満株などで少額投資ができないため、投資初心者にとってハードルがやや高い点や、取引ツール及び実用的な機能がないので上級者にとってやや不便との口コミもあるので、参考にしましょう。

5 STREAMの始め方

STREAMで株取引を始めるためには、最初に口座開設を行う必要があります。口座開設は、Webもしくはアプリから申し込み可能です。

アプリから口座開設を行う場合、「STREAM」のインストール後、アカウント登録を行います。アカウント登録では、メールアドレスの入力とログインパスワードを設定します。登録したメールに認証コードが送られるので、認証コードをアプリに入力します。

次に、登録したメールアドレスとパスワードを使ってログインします。ログイン後、必要情報の入力と本人確認書類等のアップロードを行えば、申し込み手続きが完了となります。

口座開設の審査には1~2営業日(Webの場合は10日~2週間程度)かかり、問題がなければ1週間以内に書留郵便で「開設コード」が郵送されます。開設コードをアプリの入力画面に入力すれば取引を開始できます。

まとめ

STREAMは株取引とSNSを融合した次世代型のプラットフォームです。SNSで取引アイデアを得たらすぐに取引画面に移行できるため、有望銘柄を探す手間や時間を大きく省くことができます。また、取引手数料は無料で、プロが使うダークプールを利用できるので、通常よりも良い条件で株取引を行える場合がある点も大きな特徴です。

スマホで株取引を始めてみたい方、投資仲間と交流したいと考えている人は、STREAMの特徴やメリット・デメリットをしっかりと把握した上で、利用者の評判も参考にしながら慎重に検討してみてください。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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