bitFlyer クレカの評判は?年会費やメリット・デメリットも

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国内暗号資産取引所bitFlyerでは、bitFlyerクレカという独自のクレジットカードを提供しています。bitFlyerクレカは、カード利用額に応じてビットコインを貯められるのが主な特徴です。

そこでこの記事では、bitFlyer クレカの評判やメリット、デメリット、特徴や特典について詳しくご紹介します。取引以外でビットコインを貯めたい方や、bitFlyerをメインに利用していてクレジットカードの発行を検討している方などは、参考にしてみてください。

※この記事は2021年12月22日時点の情報に基づき執筆しています。最新情報はご自身にてご確認頂きますようお願い致します。
※本記事は情報提供を目的としており、特定サービスの利用を勧誘するものではございません。申込に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. bitFlyer クレカの概要
  2. bitFlyer クレカの特典
    2-1.bitFlyer Platinum Cardは旅行特典付帯
  3. bitFlyer クレカのメリット
    3-1.ビットコインへの自動移行
    3-2.第三者に番号を見られないナンバーレスカード
    3-3.電子マネー対応でスマホ決済も可能
  4. bitFlyer クレカのデメリット
    4-1.ポイントとして保管できない
    4-2.bitFlyer Credit Cardの特典が少ない
    4-3.登録サービスが多い
  5. bitFlyer クレカの評判
  6. bitFlyer クレカの申込方法
  7. まとめ

1.bitFlyer クレカの概要

年会費 bitFlyer Credit Card:年会費無料
bitFlyer Platinum Card:初年度無料、2年目以降16,500円(税込)、(年間150万円以上のカード利用で翌年度の年会費無料)
申込年齢 20歳以上
支払い方法 一括払い、ボーナス一括払い、分割払い、リボ払いに対応
カードキャッシング 申込可能:利用可能枠10~99万円
ポイントサービス とっておきポイント:100円につき0.5~1.0ポイント
とっておきポイントをビットコインへ自動移行
電子マネーサービス Apple Pay、QUICPayに対応
付帯保険 bitFlyer Credit Card
カード盗難紛失補償
bitFlyer Platinum Card
カード盗難紛失補償
旅行傷害保険
ショッピングガーディアン保険
特典の傾向 bitFlyer Platinum CardのみMastercard®の特典を受けられる
旅行特典がメイン

bitFlyer クレカは、暗号資産取引所bitFlyerと株式会社アプラスの提携カードです。一部サービスには、bitFlyerと連動したサービスや特典が含まれています。

bitFlyerは国内の暗号資産取引所で、ビットコインなどの暗号資産取引に関するサービスを提供しています。一方、株式会社アプラスは新生銀行グループの信販会社で、クレジットカードの発行などを行っています。

カードの発行には、bitFlyerのアカウントが必要です。家族カードには対応していません。

bitFlyer クレカは、bitFlyer Credit CardとbitFlyer Platinum Cardの2種類に分かれていて、どちらもカード利用額に応じたビットコインを貯められます。

  1. bitFlyer クレカでクレジット決済
  2. とっておきポイントが貯まる
  3. とっておきポイントからビットコインへ自動的に移行

とっておきポイントは、アプラスのポイントサービスです。ビットコイン移行の際は、とっておきポイント1ポイントにつき1円相当のレートで受け取れます。

2.bitFlyer クレカの特典

bitFlyer クレカの特典は、bitFlyer Credit CardとbitFlyer Platinum Cardで一部異なります。

bitFlyer Platinum Cardは、ビットコイン特典の他、旅行や空港特典を受けられます。bitFlyer Credit Cardは、シンプルな機能でビットコイン特典重視のカードです。

続いては、bitFlyer クレカの特典について1つずつ確認していきます。

2-1.bitFlyer Platinum Cardは旅行特典付帯

bitFlyer クレカのbitFlyer Platinum Cardを発行した方は、ビットコイン特典に加えて、空港ラウンジ特典やMastercard Taste of Premium特典を受けられます。

Mastercard Taste of Premiumとは、Mastercard提供の特典のことです。レストランやホテルなどに関する優待特典を受けられるのが特長で、旅行や出張の際に役立ちます。

さらにbitFlyer Platinum Cardの付帯保険は、カード盗難紛失補償に加えて旅行傷害保険とショッピングガーディアン保険が付帯されています。

以下に、各付帯保険の補償項目や補償限度額を紹介します。

国内旅行傷害保険

(1)以下事故による死亡もしくは後遺障害
公共交通乗用具搭乗中の傷害事故
旅館ホテル宿泊中の火災、爆発による傷害事故
宿泊を伴う募集型企画旅行参加中の傷害事故
補償額:最高1億円
(1)に該当する事故から180日以内に入院 入院に対する補償額:1日5,000円
(1)に該当する事故から180日以内の通院 通院に対する補償額:1日3,000円

国内旅行傷害保険の各補償を受けるには、bitFlyer クレカで旅行代金や宿泊代金などを支払っておく必要があります。(利用付帯)

続いて海外旅行傷害保険の補償限度額を紹介します。

海外旅行傷害保険

傷害による死亡・後遺障 補償額:最高1億円(カード会員の家族は最高1,000万円の補償あり)
傷害の治療費用 補償限度額200万円
疾病の治療費用
携行品の損害 1回の旅行で限度額100万円
賠償責任 補償額:最高1億円
救援者費用 補償限度額500万円

海外旅行傷害保険は、bitFlyer クレカの発行後に自動付帯されます。旅行前にカードで航空券や宿泊代金を支払わなかった場合でも補償を受けられるのが、自動付帯の特徴です。

ショッピングガーディアン保険は、カードで購入した商品の損害に対して補償されます。補償期間と範囲は、カードで購入した日を含めて90日以内に発生した盗難や破損、火災などといった事象です。1年間の補償限度額は300万円で、自己負担額1回につき3,000円です。

一部補償対象に含まれない物品があるので、早めに確認しておくのも大切です。

3.bitFlyer クレカのメリット

ここからは、bitFlyer クレカの利用メリットについて確認していきます。

3-1.ビットコインへの自動移行

bitFlyer クレカは、店舗やネットショップの買い物などで貯まったとっておきポイントをビットコインへ自動移行されるのが特長です。

クレジットカードの中には、ポイントからビットコインへ手動で移行可能なカードもあります。しかし、自動で移行できませんし別途暗号資産取引所への口座開設も必要です。

一方、bitFlyer クレカは、bitFlyerサイトで口座開設後に同サイトからカード発行手続きを進められます。さらに自動移行されたビットコインはbitFlyerの口座へ送られるため、ポイント管理の手間を省略できます。

カード会員の口座へ送られたビットコインは、bitFlyerで売却することが可能です。

楽天EdyチャージやBANKITチャージ、カードキャッシング、年会費のクレジット決済は、ポイント付与対象外とされています。混同しないよう注意が必要です。

ビットコインを売りたい方やポイントからビットコインへの移行をスピーディに済ませたい方は、メリットがあります。

3-2.第三者に番号を見られないナンバーレスカード

bitFlyer クレカはナンバーレスカードなので、カードを持ち歩いたり提示したりする際に第三者からカード番号を見られません。クレジットカードのセキュリティを可能な限り高めたい方には、利用しやすい仕様です。

ナンバーレスカードとは、表および裏面にカード番号が記載されていないカードのことです。

カード番号を含む各種情報は、NETstation APLUSというアプラスの会員向けサービスサイトで確認できます。NETstation APLUSへの登録手続きは、bitFlyer クレカの申込手続きの際に行います。ログインの際は、NETstation APLUSのIDとパスワードを入力します。

bitFlyerとNETstation APLUSのログインIDは異なるので、混同しないよう気を付ける必要があります。

3-3.電子マネー対応でスマホ決済も可能

bitFlyer クレカは、Apple PayとQUICPayに対応しています。クレジットカードを持ち歩きたくない方やスマホで決済を済ませたい方には、使いやすいサービスです。

QUICPayは電子マネーサービスの1つで、QUICPay対応店舗に専用リーダーが設置されています。QUICPayを利用するには、NETstation APLUSから申込手続きを行います。カード管理の手間を省きたい場合は、QUICPayアプリをインストールし、カード情報の設定を進めます。

カード情報の設定完了後は、QUICPay対応店舗の専用リーダーへスマホをかざすとスマホ決済ができるようになります。QUICPayの利用分は、毎月のクレジットカード利用分と合わせて請求されます。

Apple Payは、iPhoneなどApple製品に搭載された電子マネー機能です。QUICPayマークのついた店舗は、Apple Payに対応しています。

Apple Payの利用には、bitFlyer クレカをiPhoneなど対応端末で撮影します。撮影時にカード情報が登録されるので、スマホ決済の準備は完了となります。QUICPay対応店舗で決済を行う際は、Apple製品のTouch IDへ指を乗せたまま専用リーダーへ端末をかざすと支払いが行われる仕組みです。

4.bitFlyer クレカのデメリット

続いては、bitFlyer クレカの利用デメリットについて確認していきます。

4-1.ポイントとして保管できない

bitFlyer クレカの利用で貯まるとっておきポイントは、ポイント獲得後に自動でビットコインへ移行されます。任意のタイミングでポイントを移行したい方や全てのポイントをビットコインへ移行したくないといった方には、デメリットとなります。

とっておきポイントは、アプラスのポイントサービスです。他のアプラスカードは、とっておきポイントを保管し続けられます。

一方、bitFlyer クレカは、とっておきポイント1ポイントにつき1円相当のビットコインへ自動で移行されます。

ビットコインを活用したい方やポイントサービスにこだわりを持っていないには利用しやすい機能なので、利用目的をはっきりさせた上で比較検討するのが大切です。

4-2.bitFlyer Credit Cardの特典が少ない

bitFlyer Credit Cardには、旅行特典や空港ラウンジ特典、ライフスタイル系特典などが付帯されていません。特典の充実したカードを探している方は、物足りなさを感じる可能性があります。

bitFlyer Platinum Cardを発行した場合は、空港ラウンジや宿泊特典、レストランの優待サービスなどを受けられます。また、旅行傷害保険などが付帯されていて、bitFlyer Credit Cardと比較すると充実しています。

店舗やネットショップの割引や優待特典を重視している方や日常生活に役立つサービスの優待特典を求めている方は、他のカードから検討した方がいい場合もあります。

4-3.登録サービスが多い

bitFlyer クレカを新規発行する際は、bitFlyerでアカウントの作成と申込手続きを進める必要があります。さらに申込手続きの際は、アプラスのNETstation APLUSとカードご利用明細書WEBサービスへ登録します。

複数のサービスやID管理を面倒に感じる方や1つのサービスサイトで手続きを済ませたい方にとっては、デメリットの1つです。

bitFlyer クレカを発行したあとは、各サービスのIDやパスワードを紛失したり混同したりしないよう1つずつメモに残しておくのも重要です。

5.bitFlyer クレカの評判

bitFlyer クレカは、ビットコイン取引を行っている方や関心のある方、ビットコインと特典どちらも重視している方など、カードの利用用途や優先ポイントによって評価の変わるカードです。

bitFlyer クレカの評判や口コミを参考にする時は、各ユーザーの利用目的や何を重視した上で評価しているのか注意した上で、判断してみるのも大切です。

それでは、以下に主な評判や口コミの傾向を整理します。

  • カード積立よりも手間が少なくて簡単
  • シンプルなデザイン
  • ナンバーレスなところが良い
  • 少しずつビットコインを貯められるのが嬉しい
  • アプラスの登録がうまくいかない

※上記は個人の感想をまとめたものです。ご自身でもお調べの上、利用に関して検討・判断ください。

bitFlyerユーザーや暗号資産を貯めている方、暗号資産取引以外でもビットコインを貯めたい方には、良い評判が多い傾向です。中でもビットコインを重要視している方には、カード利用でビットコインを貯められるという部分で評価されています。

一方、bitFlyerで全ての手続きを済ませたい方やポイント還元率を重視している方などは、他のクレジットカードを検討した方がいい場合もあります。

bitFlyer クレカに使いやすさやメリットを感じるかどうかは、人によって異なります。クレジットカードを調べる時は、評判を含め、ポイントサービスや還元率、付帯機能、特典の種類などをよく確認しておくのも大切です。

6.bitFlyer クレカの申込方法

bitFlyer クレカの申込手続きは、bitFlyerで受け付けています。bitFlyerのアカウントを作成していない方は、アカウント作成と同時に進めていきます。

  1. bitFlyerサイトへアクセス
  2. bitFlyerのアカウントを作成
  3. bitFlyer クレカの申込手続き
  4. 入会審査
  5. 郵送にてカード受け取り

新規申込手続きからカードの受け取りまでの期間は、bitFlyerサイトによると2週間程度とされています。

bitFlyer クレカの新規申込の際は、アプラスのNETstation APLUSとカードご利用明細書WEBサービスの登録手続きも行います。

とっておきポイントの付与数は、NETstation APLUSで確認できます。とっておきポイントから移行されたビットコインは、bitFlyerで確認することが可能です。

毎月の利用明細は、カードご利用明細書WEBサービスに登録のメールアドレスへ届きます。郵送で利用明細を受け取りたい場合は、1回の利用明細送付につき明細書発行手数料99円(税込)を支払う必要があります。

7.まとめ

bitFlyer クレカは、店舗やネットショップでのカード利用や公共料金の支払いでとっておきポイントを貯められます。また、とっておきポイントは、都度ビットコインへ1ポイントにつき1円のレートで自動移行されます。

bitFlyerでビットコインを貯めたい方やシンプルな機能でビットコインを貯められるカードを探している方は、今回紹介した情報を参考に比較検討を進めてみてはいかがでしょうか。

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菊地 祥

FP3級技能士、投資信託4年目、株式投資8年目。2018年からフリーランスとしてwebライティングやメディア運営を行っています。また、webライターとしては株式投資や投資信託などをやさしく解説。