飲食店・カラオケ店などのテレワークプランやコワーキングスペースなどの“ワークスペースの空席状況”をリアルタイムに可視化する「テレスペ」を運営するテレワーク・テクノロジーズ株式会社は、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で7月17日から7月19日まで募集による投資申込みを受け付ける。2020年11月に続く2回目の資金調達で、目標募集額756万円、上限応募額3024万円。1口9万円、1人5口まで。
テレワーク・テクノロジーズ社は、ワークスペースの空席状況をマップ上でリアルタイムに可視化するサービス「テレスペ」を運営するベンチャー企業。テレワーク需要が盛んになった20年8月にベータ版、21年1月に正式版の提供を開始した。ファンディーノにおける初回の募集では目標募集額1701万円、上限応募額6006万円に対し2275万円の募集を得て成約。大手ファミリーレストランチェーンや、大手カラオケチェーンでの「テレスペ」運用が開始され、特に大手カラオケチェーンでは、五反田と品川2店舗でのトライアルを経て21年7月現在で10店舗まで拡大した。また、飲食店の店舗を宅配・テイクアウト専門店にしたことにより、余った客席を、テレスペ専用の併設型コワーキングスペースとして運用するなど、様々な方法で拠点を増加した。
一方で、テレスペを運営したことで、個人向けの一時的なワークスペースよりも法人向けの恒常的な1人用個室オフィスに需要があると気づいたという。ニーズに対応するため「1人用個室オフィス」に特化したサービスも提供していくこととし、フリーランスや大企業の社員向けに、稼働率が低下しているマンションやテナントの一角などの個室を「1人用個室オフィス」として提供するマッチングサービス「テレスペセカンドハウス」を提供する。また、7月7日からは個人向けに“午後6時からしか使えない仕事専用の小部屋”を提供する「コベヤワークス」サービスの提供を開始、法人向けと並行しシェア拡大を図る。
2回目のプロジェクト名は「〈大手ITベンダーとの実証試験を準備中〉郊外の空部屋を“職場”にリプレイス!どこでも個室で仕事ができる世界を創る『テレスペセカンドハウス』」。国内のフレキシブルオフィス市場は、今後10年で約30倍の6兆円まで拡大するという予測があり、うち1人または少人数で利用する少人数利用市場は年間約6000億円と想定。同社はそのうち20%にあたる年間約1200億円規模の市場の獲得を目指す。2026年内に2万4000室以上のスペース獲得を計画、同年にIPO、売上高は約21.6億円を想定している。
現在、ファンディーノでは、2021年7月1日(木)00:00 〜 2021年8月31日(火)23:59まで投資家デビューキャンペーンを実施中。期間中にファンディーノで投資家登録を行い、アクティベートまで完了した先着2000人にAmazonギフト券(コードタイプ)1000円分をプレゼントする。本人確認の方法は3種類あり、本人確認方法によって登録完了までのフローが異なる。ギフト券は10月中旬以降、当選者宛に登録メールアドレスへ送付される。
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【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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