教育機関向けSaaSサービス「NOCC」を提供する株式会社トワールは、株式会社日本クラウドキャピタルの株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で募集による投資申込みの受付を実施する。トワール社のプロジェクト「〈174の教育機関へ導入・5万人超のデータを蓄積〉心理学とAIによる脱”直感”教育!『退塾・中退』から『志望校の合否』まで予測する『NOCC』」は目標募集額1503万円、上限応募額6003万円。申込み期間は7月18日〜20日、投資は1口9万円、1人5口まで。
NOCCは、生徒の特性や環境を科学的なデータによって測定・分析し、個々に合った教育をサポートするウェブサービス。認知能力や非認知能力などを科学的に測定する「NOCC教育検査」を生徒や保護者に受けてもらい(検査は無料)、検査結果を「生徒マッピング」「保護者ギャップ」「中退・退塾予測」といった機能で見ることにより、教師は誰にどのようなアプローチをすれば良いかわかるという仕組み。
検査は「基本検査」「追加検査A」「追加検査B」の3種類で、受検は無料だが、データを見たり機能を使ったりすることに課金する。この仕組みにより、多くのデータが集まり、それを分析し、機能に活かすといったスパイラルを生み出すことが可能になっている。追加検査Aでは生徒の教育機関への満足度などを、追加検査Bでは生徒のストレス状態をそれぞれ測定。生徒の心のコンディションを適切に把握することで、教える側に対して効果的な指導法や接し方などを提案していく。
サービスは関西に複数校を展開するひのき塾や岡山理科大学など、174の教育機関にすでに導入。また、NOCC教育検査は、教育機関を介して約5万人が受検しており、公立学校や私立学校にも導入が進んでいる。新機能として「保護者版の燃料(やる気)マッピング機能」を開発。教育機関に対する保護者の満足度や、子どもの成績及び進路に対する保護者のモチベーションを科学的に測定できる機能。さらに今夏には「合否予測」機能もリリースする計画だ。
NOCCは学習塾、大学、小中高(私立/公立)、専門学校、習い事教室など、学習に関する全ての教育機関を対象とし、今後は、学習教育に関するビッグデータをプラットフォーマーとして蓄積、活用し、就職や結婚などのライフイベント市場への参入も目指している。IPOは2025年を予定、売上高47億円以上を想定する。
現在、ファンディーノでは、2021年7月1日(木)00:00 〜 2021年8月31日(火)23:59まで投資家デビューキャンペーンを実施中。期間中にファンディーノで投資家登録を行い、アクティベートまで完了した先着2000人にAmazonギフト券(コードタイプ)1000円分をプレゼントする。本人確認の方法は3種類あり、本人確認方法によって登録完了までのフローが異なる。ギフト券は10月中旬以降、当選者宛に登録メールアドレスへ送付される。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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