楽天証券株式会社は4月15日、第7回「楽天証券ファンドアワード」の「最優秀ファンド」13本を発表した。同アワードは投資信託において各部門1本の最優秀ファンドを決定するもので、2016年から毎年開催。最優秀ファンドは、楽天証券経済研究所の独自の定量評価指標「ファンドスコア」などを用い、各部門最大3本の「優秀ファンド」を選出した後、楽天証券の顧客の投票により決定する。各部門でパフォーマンスが優れ、個人投資家からも選ばれている投資信託が選出されるのが特徴。
今回は、同研究所が持つ独自の定量評価指標「ファンドスコア」などを用いてアクティブファンド10部門、インデックスファンド4部門の計14部門から最大3本の優秀ファンドを選出した。
アクティブファンドでは、先進国株式部門にキャピタル・インターナショナルの「キャピタル世界株式ファンド」、国内株式部門に三菱UFJ国際投信の「三菱UFJ 日本株オープン『35』」、新興国株式部門に三菱UFJ国際投信の「エマージング株式オープン」、先進国債券部門に三菱UFJ国際投信「三菱UFJ グローバル・ボンド・オープン(年1回決算型)」、国内債券部門に明治安田アセットマネジメントの「明治安田日本債券オープン(年1回決算型)」が選ばれた。米国株式部門は、今回の評価ではインデックス連動型がスコアランク首位となったため「該当なし」となった。
国内不動産は(リート)部門に野村アセットマネジメントの「野村Jリートファンド」、海外不動産(リート)部門にパインブリッジ・インベストメンツの「パインブリッジ・グローバル・テクノロジー・インフラ・ファンド」、バランス(固定配分)部門は楽天投信投資顧問の「楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)」、バランス(可変配分)部門は大和アセットマネジメントの「iFree 年金バランス」が選出された。
インデックスファンドでは、先進国株式部門に三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」、米国株式部門で同社の「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、国内株式部門は大和アセットマネジメントの「iFree 日経225インデックス」、新興国株式部門では楽天投信投資顧問の「楽天・新興国株式インデックス・ファンド」がそれぞれの部門で最優秀となった。
投票には、40代以下が55%、投資経験3年未満が49%と、資産形成層・投資初心者層が多い。 アワードの結果には「客観的かつ定量的な評価方法を用いているので信頼できる」「投票を通じて色々なファンドがあると勉強になった」など、同アワードを次の投資商品選択のための情報収集として活用していることがうかがえたという。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム
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