昨日のビットコイン相場は反発するも継続せず反落する展開。引き続き40,000ドルを挟んだ展開となっている。年初からのトレンドは下落トレンドが継続しており、上値が重い状況が変わらず。

資金調達率も再度マイナス方向に転換しており、短期的に一旦下を狙いに行くようなチャート形状をしていることから、一旦は安値模索になりそうな動きとなっている。

チャートでみると38,000ドルは見ておかないと行けない状況となっているため指値を置いて様子見姿勢。ポジションは40,000ドル台後半でロングエントリーしたが、一旦建値撤退となっており、利益はでず。
仮想通貨市場全体のニュースとしては、イーロン・マスク氏がTwitter社に買収提案をしたというニュースが出ている。またマイクロストラテジーがビットコインの買い増しに言及しているが、価格の底堅さにはあまり繋がっていない状況。
米国市場は株式市場が下落。ハイテク関連は大幅下落しており、NASDAQは2%超の下落を見せている。
米国債金利は上昇する中、特に10年金利は2.8%を超える動きとなっており、ドル円も再度ドル高に支えられて126円台に突入。
昨日はECBで政策金利は据え置かれており、コメントもハト派な姿勢となったことでユーロが大幅下落。ユーロドルが下落しており、ユーロの下落が米ドルに寄与した格好にも見える。7月あたりまで利上げはない可能性の見通しが強まっており、金融政策に開きが生じている状況。
ユーロドルはECBの姿勢からロングで攻めにくくなっている。ポジションはFXは特に保有しておらずドル円は押し目で入れなかったため静観姿勢。日経はショートを保有しておりNASDAQショートも引き続き保有している。豪ドル円はまだロングで攻めれないため静観しているが、しっかりと押した局面では攻めていきたい状況。コモディティは中期的に底堅く推移するためコモディティの下落もポジションとしては攻めやすいか。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら

中島 翔

最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 日本発のビンテージNFT「Badger Capsule」の魅力とOrdinal技術による市場拡大への期待 - 2023年6月8日
- STEPN(ステップン)の現状分析:価格、ユーザー数の変動、そして今後の見通し - 2023年5月31日
- NFT Garden、 簡単にNFTを生成できるプラットフォームの最新動向 - 2023年5月30日
- 中国WeBankのブロックチェーン活用:ESGインフラストラクチャ構築の最新動向 - 2023年5月30日
- 【2023年5月版】NFTの特徴と市場動向について - 2023年5月29日