楽天証券株式会社は5月8日、つみたてNISA口座数が300万口座超となったと発表した。日本証券業協会の調査では業界最多で、NISA口座数(一般・つみたて・ジュニア)でも業界1位。また、楽天証券の証券総合口座数も国内証券会社単体(開示情報ベース)で最多の900万口座超となった。
つみたてNISA制度が開始された2018年、対応したつみたてNISAサービスを開始すると共に、「楽天ポイント」を使って有価証券を購入できる「ポイント投資」の対象商品を投信積立にも拡充。「楽天カード」クレジット決済で投信積立ができるサービスの提供も開始した。
21年以降はつみたてNISA口座でも利用可能なロボアドバイザー「らくらく投資」や、オンライン電子マネー「楽天キャッシュ」の投信積立決済を開始するなど、業界に先駆けたサービス提供に注力。さらに、つみたてNISAを使った資産形成をはじめるきっかけとして各種キャンペーンやセミナーを定期的に行っており、今年6月10日には、「NISAのギモンに全部答えます!」をテーマにオンラインセミナーを開催する予定もある。
株式取引をはじめとするトレーディングサービスでは業界最低水準の手数料体系の設定やセキュリティ強化に加え、「iSPEED」シリーズや「MARKETSPEED II」といったすべてのプラットフォームで、安心で快適な取引環境を提供。近年では資産形成層にも「はじめる」から「つづける」まで、長期間利用しやすいサービスの拡充に努めている。今年4月には、新たに国内株式「かぶミニ®(単元未満株取引)」サービスの提供も開始した。
日本証券業協会の公開資料によると、22年9月末に同社のつみたてNISA口座数は全証券会社の56.3%を占め業界最多に、NISA口座数(一般・つみたて・ジュニア)でも業界1位になった。
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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム
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