7月30日、国内初の不動産特化型クラウドファンディング「OwnersBook(オーナーズブック)」を提供するロードスターキャピタル株式会社は、会員数が2万名を突破したと発表した。
同サービスは2014年9月にスタート、会員数を順調に伸ばし17年10月に1万人を超え、今年7月までに倍増した。会員の年齢層はより幅広く、地域も全国に広がっている。
同社が投資家に実施したアンケート調査によると、サービス開始時は40代がユーザーの過半数を占めていたが、直近では幅広い世代が利用。特に20代のユーザーの拡大が顕著だ。居住地も、初期は首都圏在住者が約9割を占めていたが、現在は首都圏以外の会員が5割になるなど、オンラインを軸としたサービスの特性を生かし、全国に広がりを見せている。

多様な投資商品が出てくる中で、NISAやiDeCo、ロボアドバイザー、未公開株式CFなどは継続的に投資しているユーザーが多い結果となった。結果から、ネットで手続きや確認ができ、運用の手間がかからず、プロが目利きしている商品が選ばれていく可能性が示唆された。
不動産特化型クラウドファンディングは、事業者の信頼性を重視する傾向が強まっている。調査でも全体の約86%が事業者の信頼性を重視すると回答しており、17年に上場を果たした同社への信頼性と会員数の急増が関連づけられた。

オーナーズブックはFintechと不動産テックの両分野にまたがるサービス。迅速かつ丁寧なシステム開発を志向しIT関連業務を内製化していること、全ての案件に対して1口1万円からの投資が可能なことなどが特徴。
利回り(年換算)が4%~6%程度の案件が中心で、全ての案件が不動産鑑定士をはじめとした不動産投資のプロが厳選した不動産担保付のものであること、これまで全ての案件が満額で成立していること、運営会社が東京証券取引所に上場していることなどにより、着実に投資家の信頼を得ている。
【参照記事】「『OwnersBook(オーナーズブック)』会員数が2万名を突破、幅広い世代/地域への拡大が顕著」
【関連ページ】OwnersBook(オーナーズブック)の評判・口コミ

HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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