野村アセットマネジメント株式会社は4月28日、投資一任サービス「ゴールベースラップ®」を開始する。ゴールベースラップ®は、顧客のライフプランにおける目標を起点に、対面コンサルティング営業で最適な資産運用のポートフォリオを提案し、定期的なアフターフォローで目標実現を目指す資産運用手法の総称。
同社ではコンサルティングサービスとして金融商品仲介業者(IFA)による投資一任契約の締結の媒介を通じ、個人投資家・法人を対象に提供していく。株式会社SBI証券が12日、同サービスの導入を発表。同社とIFAとして業務委託契約を締結しているアイ・パートナーズフィナンシャル株式会社、SBIマネープラザ株式会社を通じて顧客に提供する予定。
野村AMのゴールベースラップ®は、①顧客が人生で実現したい目標を包括的に特定する②IFAの営業担当者は目標を実現するために必要な将来金額を推定、顧客にその金額に向けた道筋を提示し、具体的な運用方針を提案する③IFAの営業担当者は実現シナリオに基づき、 ゴール実現に向けた投資手段の選択と実行を行う④営業担当者が継続的かつ定期的なアフターフォローを実施するという4つのプロセスで構成。なお、同サービスでは投資一任内蔵型投資信託を設定する野村AMと投資一任契約を締結する形態となる。
SBI証券では、投資一任契約締結後、野村AMの指図により、顧客のSBI証券の口座で複数の投資信託の買付を行う。IFAの営業担当者は、運用状況や目標への達成度の報告やプランの見直しを定期的に行うことで、運用目標の達成を支援する。アドバイザーに対しても投資信託の販売員向けに実施している研修プログラムなどと同様の充実したサポートを提供していく。
今後はサービスの趣旨に賛同するIFAで順次取扱いを開始する予定。
【関連サイト】SBI証券
HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム
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