リフォーム事業者とユーザーを繋ぐリノベーションマッチングサイトを手掛けるmonocla(モノクラ)株式会社は、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で9月19日午後7時半から投資申し込みの受付を開始する。目標募集額2500万円、上限応募額8千万円で1口10万円、1人5口まで。申し込み期限は9月21日。
モノクラは、町の工務店から大きなハウスメーカーまで、様々な事業者・専門家が登録しており、ユーザーは無料でプロを指名、相談・資料請求・見積り・施工依頼ができる。「家まるごと」リフォームも、「水廻りの施工だけ」「子供部屋だけ」などの部分リノベーションも可能だ。事業者は、施工事例を登録し、それを見たユーザーから見積依頼や資料請求などを受けられる。 初期費用も年会費も無料。
特徴は姉妹サイト「monoclaポイント」との相互利用。ポイントはギフト券や家具、雑貨などと交換でき、リフォーム・リノベのマッチングサービスを利用する際にも使用可能。ユーザーは利用登録や施行事例に「いいね!」したり、資料請求など問い合わせ、さらに成約に至った際にポイントが付与される。事業者は、問い合わせに応札する際にポイントを使用すると、ユーザーの個人情報が開示される。ユーザーが施行事例を評価していくことで、集合知による評価が施行事例に対して行われていく。事業者は、ポイントの獲得ユーザーを潜在ユーザーとして獲得することができる。ユーザーの評価をサイトで開示することで悪質な施工会社が排除され、良質な施工会社が集まることになるという。
同社は2014年3月設立。ユーザーのリフォームに対するニーズを顕著化させ、施工事例や施工会社を評価・共有することを加速させるためモノクラを開発した。既にサービスローンチしており、登録施工会社は、登録見込みも含め約50社、ユーザー数は約1万3千人を獲得している。(9月現在)。ファンディーノでの資金調達によってこの仕組みをさらに発展させ、施工会社の人材不足を解消するため、現在、ポイントを活用した案件情報と求人情報のマッチングサービスを開発している。
同社は「住」市場は約40兆円の市場規模があり、中でもリフォーム・リノベーション市場は2020年に市場規模7.3兆円に上ると見込む。今後はモノクラをユーザー集客、人材確保、施工・顧客管理、部材の確保など、必要な業務を一元管理できるプラットフォームとして拡充させていく計画だ。
今回、monocla社が資金調達を行う「ファンディーノ」は国内初の株式投資型クラウドファンディングサービスで、累計成約額は国内取引量1位の23億2323万円(2019年9月17日現在)。
投資家は、ファンディーノ上で一口10万円の小口からIPOやバイアウトを目指す企業の株式に投資することができ、投資後も投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができる。
応募企業については、投資家保護の観点から詳細な調査とリスクの洗い出しを行うなど厳正な審査を行い、その審査方針は「将来的にスケールする可能性のある会社かどうか?」「革新性はあるか?」「独自性はあるか?」といったような明確な基準に基づいている。
審査は公認会計士等専門知識を有する者を中心とした専門家チームが行い、その後の審査会議においては多数決ではなく、会議メンバー全員一致で決定するという厳しい基準で審査を行っており、実際に審査を通過する企業は5%未満となっている。
ファンディーノで投資を実行するには、下記ウェブサイトで事前に登録を済ませておくことが必要となる。
【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」[PR]
【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
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