稼げる球団作りで地域密着型リーグの未来を拓く。福井ワイルドラプターズ運営会社が株式投資型CFで資金調達へ

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ルートインBCリーグ(Baseball Challenge League)に所属する球団「福井ワイルドラプターズ」を運営する株式会社FBAは、株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」において、6月27日より募集による投資申し込みの受付を開始する。目標募集額1008万円、上限応募額 4005万円。1株1万円で、9万円、18万円、27万円、45万円の4コース。

ルートインBCリーグは“野球を通じた地域活性化や地元に愛される地域密着型リーグ”を目指し、運営されている。全12球団が所属し、福井ワイルドラプターズは福井県を拠点とするチームとして活躍中。同球団の前身は「福井ミラクルエレファンツ」というチームで、12年間の活動後新規顧客の減少やスポンサーの獲得困難といった経営上の理由で、経営会社が2019年に解散している。FBA社は、エレファンツの歴史や志を引き継ぎつつ、新たなビジネスモデルによる球団運営と独立リーグを取り巻く環境の変革に取り組むため設立された。

「多くの独立リーグ球団の収入源はスポンサー収入。チケットやグッズ販売があるが、ホームでの試合数は年間36試合、平均動員数が500〜1000人で販売数は限られる。NPB(一般社団法人日本野球機構)の育成組織になってしまっている現状では、善意に依存したスポンサーを集めるしかなく、結果、独立リーグ球団の売上は年間1.5億円弱」と同社は経営の困難を訴える。「独立リーグがNPBのための育成組織から脱却するためには、独立リーグならではの価値を高め、所属する意味を作らなくてはならない」。そのための資金調達だ。

同社は、今までの特定の地域の人々だけが参加していたファンづくりの仕組みを、オンラインによって全国規模に拡大することを目指す。施策として、日本最大の野球系YouTubeチャンネル「トクサンTV」の協力を得る。トクサンTVはチャンネル登録者数54.9万人、総再生数は4億回を突破(2020年6月現在)。野球少年や草野球プレイヤーなど、ファンに絶大な人気と知名度を持つ。これらのノウハウを「福井ワイルドラプターズ」に移植していくことで、地域から日本全国に情報発信を行い、「日本一愛される野球チーム」を創り、認知力と収益力を兼ね備えた球団にしていくことを目指す。

動画コンテンツによる認知度拡大とファンの発掘、SNSやクラウドファンディングを活用したファンづくりで収益に繋げ、将来は会員制のオンラインサロンや、球団OBが野球を教える野球アカデミーなども構想する。「経営上の課題を持つ様々な球団に同様のビジネスモデルを展開していくことで、野球業界全体の価値向上に繋がる」と意欲を見せている。

今回、FBA社が資金調達を行う「ファンディーノ」は国内初の株式投資型クラウドファンディングサービスで、累計成約額は国内取引量1位の32億2,953万円(2020年6月現在)。

投資家は、ファンディーノ上で一口10万円の小口からIPOやバイアウトを目指す企業の株式に投資することができ、投資後も投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができる。

応募企業については、投資家保護の観点から詳細な調査とリスクの洗い出しを行うなど厳正な審査を行い、その審査方針は「将来的にスケールする可能性のある会社かどうか?」「革新性はあるか?」「独自性はあるか?」といったような明確な基準に基づいている。

審査は公認会計士等専門知識を有する者を中心とした専門家チームが行い、その後の審査会議においては多数決ではなく、会議メンバー全員一致で決定するという厳しい基準で審査を行っており、実際に審査を通過する企業は5%未満となっている。

ファンディーノで投資を実行するには、下記ウェブサイトで事前に登録を済ませておくことが必要となる。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」[PR]
【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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