ソーシャルレンディングの「クラウドクレジット」を運営するクラウドクレジット株式会社は17日、ソーシャルレンディング(貸付型クラウドファンディング)を運営するにあたり貸付先の匿名化解除後における情報公開の方針および今後の流れについて決定したと発表した。
方針は①貸付先匿名化解除後は既存および新規の貸付先について、原則として投資家の投資判断の材料とするため、実名・財務情報を含む基本情報を公開する。例外的に貸付先を匿名とする場合はその旨、およびその理由について明記する②情報公開については、同社ホームページ上のファンド一覧内のファンドごとの各ページおよび法定書面(契約締結前交付書面等)をもって行う。
同社は現在、この方針に基づき、クラウドクレジット取引約款および匿名組合契約書などの法定書面の条件変更、それに関連する手続き、既存貸付先企業からの情報公開に関する同意の取得およびそれに関連する手続きなどの対応を行っている。完了次第、既存および新規の貸付先の情報を順次公開する。情報公開が可能となったファンドも同様。また、今後は貸付先企業をゲストとして迎えたセミナーの開催も予定している。
今年3月に金融庁より貸付型クラウドファンディングに関する匿名化解除に関する公式見解が公表され、これを受けて「Funds(ファンズ)」を運営する株式会社クラウドポート、「SAMURAI(サムライ)」のSAMURAI証券株式会社が情報開示方針を発表している。
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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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