物流施設特化型CFのCRE Funding、11号ファンド「CRE物流ファンド11号羽生」を6月16日募集開始

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物流施設特化型クラウドファンディング(CF)「CRE Funding(ファンディング)」で、新規案件「CRE物流ファンド11号羽生」の情報が公開された。対象不動産は埼玉県羽生市に所在する物流施設で、応募金額1億100万円、予定利回り2.5%。1万円から投資可能で、募集期間は6月16日午後7時から23日午後3時まで。先着方式で、最低成立金額5千万円。予定運用期間は6月25日から2022年6月末日。利益配当は6ケ月ごとで初回は22年2月を予定。元本償還はファンド運用終了時に一括返済される。

同ファンドは東証プライム上場企業の株式会社シーアールイー(CRE)の完全子会社であるストラテジック・パートナーズ株式会社が組成・運用する物流不動産ファンドに対するローンへの投資案件となる。CREとの間で賃料保証型のマスターリース契約を締結することで、賃料収入の安定性を確保している。CREの保証付きで、元本毀損リスクを低減しており、さらに本物件には担保権が設定されるため、債権の保全性が高まるとしている。

CRE物流ファンド羽生5号および同6号の対象となるローンのリファイナンス(借換え)資金を対象としている。5号は20年6月に募集し成約、今月25日に運用期間を終了予定。当初の事業計画でも、リファイナンスによる借入金の返済を想定しており、エンドテナントによる現在の利用状況、対象不動産のキャッシュフローの安定性及び不動産評価額等を考慮し、現状のまま運用を継続することとし、本リファイナンス資金全額をCRE Fundingによって調達する。

CRE Funding は株式会社FUEL(フエル)が運営。同社はCFサイトの提供を通じて、これまで機関投資家などに限定されていた上場企業が手がける不動産や不動産事業への投資機会を、個人を中心に投資家層へ広げている。1つの口座から複数のファンド事業者へ投資できるのが特徴で、20年2月のサービスを開始以降、2つのCFサイトで累計16本のファンドを募集し、全て満額成立している。FUELオンラインファンド、CRE Fundingのほか、不動産開発のディア・ライフ(東証一部)の専用サイト「DL FUNDING」を今月オープン。また、株式会社髙島屋の金融子会社である髙島屋ファイナンシャル・パートナーズ株式会社と今年4月に業務提携し、ソーシャルレンディング事業(貸付型クラウドファンディング)を推進する計画を発表した。第1号の投資案件としてサービス付き高齢者向け住宅を対象とし、今夏の募集開始を計画している。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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