CRE Fundingの評判は?メリット・デメリットや利回りを他社と比較

日本には10以上のソーシャルレンディングサイトがありますが、数あるソーシャルレンディングサイトの中でも、2020年2月に運営を開始した「CRE Funding(シーアールイーファンディング)」は特徴的なサービスとなっています。

このCRE Fundingは、どのような特徴を持ったソーシャルレンディングサービスなのでしょうか。投資を検討する際に注目しておきたい特徴や注意点について解説していきます。

目次

  1. CRE Fundingとは?運営会社は?
    1-1.東証一部上場企業の株式会社シーアールイーが案件を組成
    1-2.サイトの運営は株式会社FUEL
  2. CRE Fundingのメリット・特徴は?
    2-1.物流不動産の案件に投資できる
    2-2.マスターリースと保証を設定している
    2-3.キャッシュバックなどのキャンペーンが実施されることも
  3. CRE Fundingに投資する時のデメリット・注意点は?
    3-1.CRE Fundingの利回りは2.5~3%前後とやや低め
    3-2.保証がついていても100%安全ではない
    3-3.募集総額はまだ小規模
  4. まとめ

1.CRE Fundingとは?運営会社は?

CRE Funding

ソーシャルレンディングサイトへの投資の妥当性を判断する時に重要なのが、運営元の会社情報を把握することです。信頼できる運営元であれば倒産リスクを避けられますし、投資家に対して不正を働く可能性も低くなるためです。

そこで、まずはCRE Fundingの運営元の情報を確認していきましょう。

1-1.東証一部上場企業の株式会社シーアールイーが案件を組成

CRE Fundingには2社が運営に携わっています。案件を組成しているのは、東証一部上場企業である株式会社シーアールイーです。

株式会社シーアールイーは、主にCRE Funding上で運営される案件の組成を行い、サイト上で募集を行っています。東証一部上場企業が直接運営に携わっているソーシャルレンディングサイトは、このCRE Fundingだけです。

東証一部上場企業が運営に関わっている点は、事業者の信頼性を測る上でプラスの評価が出来る点と言えるでしょう。

1-2.サイトの運営は株式会社FUEL

一方で、直接的にサービスサイトを運営するのは、株式会社FUELです。株式会社FUELは、ソーシャルレンディングプラットフォームの「FUELオンラインファンド」を販売しています。

そして、株式会社シーアールイーが組成した案件をプラットフォーム上で募集しているのが、CRE Fundingであり、インターネット上のマーケティングなどは株式会社FUELが行っています。

つまり、ソーシャルレンディングサイトの実務面の運営は株式会社FUEL、募集する案件の組成は株式会社シーアールイーが行い、2社が事業を分担している形となっています。

CRE Fundingは物流不動産関連の案件の組成に強みを持つ株式会社シーアールイーと、ソーシャルレンディングプラットフォームの運営に強みを持つ株式会社FUELの2社が独自の強みを活かして経営に携わっている点は大きな特徴と言えるでしょう。

なお、運営会社の株式会社FUELでは、サービス第二弾として、複数のファンド事業者による様々なタイプの複数ファンドを取り扱う「FUELオンラインファンド」サイトを立ち上げています。「FUEL」にはCRE Funding、FUELオンラインファンドのどちらからでも口座開設が可能で、1つの口座からCRE Fundingはもちろん、FUELオンラインファンド内のファンドへ分散投資が可能で、資産運用は1万円以上1円単位の投資が可能です。

CREFundingでファンドの応募がない場合は、FUELオンラインファンドもチェックしてみると良いでしょう。

2.CRE Fundingのメリット・特徴は?

それでは、CRE Fundingの特徴を見ていきましょう。

2-1.物流不動産の案件に投資できる

株式会社シーアールイーは物流不動産を専門に取り扱う不動産会社であり、CRE Fundingが取り扱う案件の全ては、2020年12月時点において物流不動産に関連する案件となっています。

物流不動産とは、湾岸地域の大型倉庫や配送機能を持った郊外の小型倉庫などを運営し、全国各地に様々な貨物や商品などを届けるための施設です。住宅などとは異なり、専門的な不動産である倉庫の取り扱いに強みを持っています。

2-2.マスターリースと保証を設定している

CRE Fundingの案件では、投資家の資産を守るために2つの保証が設定されています。それは、株式会社シーアールイーによるマスターリースと保証です。

株式会社シーアールイーは、自分たちが建築に関わった物流不動産の案件をマスターリースとして借り受け、倉庫を必要とする事業者にサブリースとして転貸します。

マスターリースとして株式会社シーアールイーが借り受けた時点で、一定の家賃の支払いが契約に盛り込まれています。また、物件の売却時に売却金が投資家から集めた元本の総額に達しなかった場合、不足分についても株式会社シーアールイーが保証します。

ただし、株式会社シーアールイーが倒産してしまえばこれらの保証もなくなってしまいます。実際に投資をする際は、必ず案件ごとの妥当性を検証し、慎重に検討することが大切です。

2-3.キャッシュバックなどのキャンペーンが実施されることも

CRE Fundingでは、キャンペーンが実施されることもあります。たとえば、CRE物流ファンド6号羽生ファンドでは、投資すればもれなく投資金額の0.5%がキャッシュバックされるキャンペーンが実施されていました。(期間:2020年7月21日 19時00分 ~ 2020年7月29日 15時00分)また、キャッシュバック金額の上限もありませんでした。

キャンペーンなどを利用すれば、よりリスクを軽減して投資をスタートすることができるため、定期的にサイトを確認してチェックをしていきたいポイントです。

3.CRE Fundingのデメリット・注意点は?

CRE Fundingに投資する時は、他のソーシャルレンディング会社と同様に、様々な点に注意を払う必要があります。

投資する際は具体的にどういった点に注意すれば良いのか、いくつかのポイントを見て行きましょう。

3-1.CRE Fundingの利回りは2.5~3%前後とやや低め

先に挙げたように、CRE Fundingの利回りは2.5%~3%と、やや低めの数字です。利回りを優先した投資を検討している方にとっては物足りなさを感じるかもしれません。

3-2.保証がついていても100%安全ではない

前述したように、CRE Fundingでは、マスターリースと物件売却時の元本保証があります。

この点は他のソーシャルレンディングサイトに対して優位に立っていると言えるでしょう。しかし、損失が出る可能性がないわけではありません。

株式会社シーアールイーの業績が悪化すれば、同社は保証しなければならない時に保証するだけの資金が残っておらず、返済が行われない可能性があります。

株式会社シーアールイーは東証一部上場企業であるため毎期に業績を発表しており、財務状況の確認が可能です。公開されている株式会社シーアールイーの「IR情報」を基に、保証の実現性を検証してみましょう。

3-3.募集総額はまだ小規模

2020年2月から8月にかけてのCRE Fundingの募集数は6件、募集総額は2.01億円と、他のソーシャルレンディングサービスと比較して小規模であると言えます。

多額の投資金での運用を検討している方にとっては、他のソーシャルレンディングと並行して運用するなどの工夫が必要となるでしょう。

まとめ

CRE Fundingは物流不動産を運用の対象にしています。物流不動産はコロナショック後の影響が少ない分野の一つであり、今後も注目される事業であると考えられます。

一方、CRE Fundingの案件数はまだ多くはなく、今後に提供される案件についても精査する必要があるでしょう。

保証により投資家保護の対応が手厚いCRE Fundingですが、実際に投資する際はIR情報や案件ごとの整合性を確認し、慎重に検討することが大切です。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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