日本マクドナルドHD、2021年度の株主優待まとめ。配当や注意点も

株主優待とは、企業が株主に対して自社製品や金券、優待券などを贈呈する制度で、上場企業の約40%が株主優待を実施しています。

東証JASDAQ上場企業の日本マクドナルドホールディングスも株主優待を実施する企業の1つです。今回は2021年度の日本マクドナルドホールディングスの株主優待について内容の詳細や配当、注意点などを紹介しますので、銘柄選びの参考にしてください。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定銘柄への投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
※2021年11月29日時点の情報をもとに執筆しています。最新の情報は、ご自身でもご確認をお願い致します。

目次

  1. 日本マクドナルドホールディングスの株主優待の内容
  2. マクドナルドで利用できる優待食事券
  3. 日本マクドナルドホールディングスの配当の内容
  4. 日本マクドナルドホールディングスの業績の内容
  5. 日本マクドナルドホールディングスの企業情報
  6. 日本マクドナルドホールディングスの優待を受ける場合の注意点
    6-1.一部店舗で優待食事券は使えない
    6-2.優待食事券には有効期限がある
    6-3.引換できない商品がある
    6-4.時間帯によっては使えない場合がある
    6-5.優待内容の変更・株主優待の廃止の可能性がある
    6-6.権利付最終日での購入には注意
    6-7.元本を毀損する可能性がある
  7. まとめ

1.日本マクドナルドホールディングスの株主優待の内容

銘柄 日本マクドナルドホールディングス
コード 2702
優待回数 2回
優待券利確定月 6月、12月
優待利回り
株価 5,120円
優待を得るための最低投資額 512,000円
権利付最終日 2021年6月28日(月)、2021年12月28日(火)

※優待利回り、株価、最低投資額は2021年11月29日現在のデータより算出

日本マクドナルドホールディングス(2702)の株主優待の内容は下記の通りです。

  1. マクドナルドで利用できる優待食事券

それぞれ詳しく紹介します。

2.マクドナルドで利用できる優待食事券

日本マクドナルドホールディングスの株式優待では、マクドナルドの優待食事券が贈呈されます。バーガー類やサイドメニュー、ドリンクの商品引換券が2枚ずつ計6枚になったシート6枚が1冊になったものが送付されます。

毎年6月30日と12月31日の株主名簿に記載のある株主が優待の対象となります。なお、保有株数に応じて送付される商品引換券の冊数が変動します。詳細は下記の通りです。

保有株数 優待内容
100株~299株 優待食事券1冊
300株~499株 優待食事券3冊
500株以上 優待食事券5冊

日本国内のマクドナルド店舗で利用でき、シートは切り離したうえで1枚ずつ使用できます。

また、利用には下記のルールがあります。

  • バーガー類引換券はバリューセット®のメインに選べる商品から引き換え可能
  • サイドメニュー引換券はバリューセット®のサイドに選べる商品から引き換え可能
  • ドリンク引換券はバリューセット®のドリンクに選べる商品から引き換え可能
  • ドリンクはサイズのある商品の場合、S・M・Lから選択可能
  • マックシェイク®、マックフロートは販売時間のみ引き換え可能
  • バーガー引換券とサイドメニュー引換券、ドリンク引換券を同時利用の場合は、ハッピーセット®と引き換え可能
  • バーガー引換券とサイドメニュー引換券を同時利用の場合、ビッグブレックファストまたはビッグブレックファストデラックスのいずれか一つと引き換え可能

3.日本マクドナルドホールディングスの配当の内容

日本マクドナルドホールディングスの配当の内容は下記の通りです。

年度 1株配当(円) 配当利回り
2016年12月 30円 0.98%
2017年12月 30円 0.61%
2018年12月 30円 0.64%
2019円12月 33円 0.63%
2020年12月 36円 0.72%
2021年12月 36円(予想1株配当) 0.7%(予想配当利回り、11/26)

ここ5年の1株当たりの配当金額は30円から36円に向かって推移しており、2021年12月の決済の予想配当金額も36円となっています。

配当利回りは2015年12月まで1%台をキープしていましたが、2016年以降は1%を割り込む水準で推移しています。2021年12月の予想配当利回りは0.7%前後になると見られています。

4.日本マクドナルドホールディングスの業績の内容

日本マクドナルドホールディングスの業績(連結)の内容は下記の通りです。

年度 営業収益 営業利益 経常利益 純利益 包括利益
2017年12月期 2,536億4,000万 189億1,200万 197億1,800万 240億2,400万 236億7,400万
2018年12月期 2,722億5,700万 250億4,500万 256億4,400万 219億3,900万 205億2,400万
2019年12月期 2,817億6,300万 280億1,800万 274億8,700万 168億8,500万 170億5,800万
2020年12月期 2,883億3,200万 312億9,000万 314億2,500万 201億8,600万 201億7,400万
2021年12月期 3,120億 340億 330億 210億

※単位:円
※営業収益=売上高

2017年度から営業収益(売上高)と営業利益は増加を続けており、2021年度には3,120億円と340億円まで達する見込みです。業績は堅調に推移しているといえます。

5.日本マクドナルドホールディングスの企業情報

社名
(英語社名)
日本マクドナルドホールディングス株式会社
(MCDONALD’S HOLDINGS CO.(JAPAN), LTD.)
業種 小売業
代表者 代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO) 日色 保
決算 12月
資本金 241億1,387万円
本社所在地 〒163-1339 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー
上場市場 東証JASDAQ(スタンダード)
上場年月日 2001年7月26日

日本マクドナルドホールディングス株式会社は日本マクドナルドの持株会社で、傘下グループ企業の連結経営戦略の策定・実行や不動産賃貸業務を手掛ける企業です。

傘下の日本マクドナルドでは直営店方式での店舗運営、フランチャイズ方式による店舗展開を通じて、ハンバーガーレストラン事業を展開しています。

「マクドナルド」は1971年に銀座で1号店をオープンして以来、2021年10月末現在で日本に2,937店舗を構えるビッグチェーンとして知られています。

6.日本マクドナルドホールディングスの優待を受ける場合の注意点

日本マクドナルドホールディングスの株主優待を受ける場合は、下記のポイントに注意しましょう。

  • 一部店舗で優待食事券は使えない
  • 優待食事券には有効期限がある
  • 引換できない商品がある
  • 時間帯によっては使えない場合がある
  • 優待内容の変更・株主優待の廃止の可能性がある
  • 権利付最終日での購入には注意
  • 元本を毀損する可能性がある

6-1.一部店舗で優待食事券は使えない

株主優待食事券は日本国内のマクドナルドで利用可能ですが、一部店舗では利用できないケースがあります。また、商品を注文して配達してもらう「マックデリバリー®」では、優待食事券は利用できないので注意しましょう。

6-2.優待食事券には有効期限がある

日本マクドナルドホールディングスの株主優待は6月末と12月末に権利が確定し、それぞれ9月と3月に株主に送付されます。

それぞれの優待食事券には有効期限があり、9月受け取り分は翌年3月31日まで、3月受け取り分は同年9月30日まで利用可能です。受け取りから半年以上経過すると、優待食事券は利用できなくなるため注意が必要です。

6-3.引換できない商品がある

優待食事券で引き換え可能な商品は、基本的にバリューセット®で注文できる商品のみです。マックフルーリー®やチキンマックナゲット®の15ピースなど、一部の商品は引き換えできません。

6-4.時間帯によっては使えない場合がある

優待食事券で引き換え可能な商品は、その商品が提供される時間帯のみで利用できます。

マクドナルドでは朝マック®や夜マック®など、時間帯によって提供する商品が変わります。食べたい商品がある場合は、提供されている時間帯かどうか事前に確認するようにしましょう。

6-5.優待内容の変更・株主優待の廃止の可能性がある

株主優待の内容は変更されたり、優待自体が廃止されたりすることがあります。株主優待の内容変更や廃止が発表された場合、保有株が手放されて株価が急落し、損失が発生する可能性もあるため注意しましょう。

特に、業績が良くない銘柄や東証一部に上場して間もない銘柄などは、株主優待の内容変更・廃止となることが多い傾向になります。

また、優待利回りが高すぎる銘柄も、人気が高まりすぎて優待を維持できなくなることがあり、優待内容が変更されることがあります。

株主優待を受ける場合であっても、関連情報を必ず仕入れ、適切な投資判断を下すことが大切です。

6-6.権利付最終日での購入には注意

権利付最終日(権利確定日から2営業日前)やその直前で株式を購入して株主優待を受けるのは避けたほうがいいでしょう。

人気が高い優待銘柄では、権利確定日に向かってゆっくり株価が上昇し、権利落ち日(権利付最終日の翌日)以降に株価が大きく下落する傾向にあります。含み損を抱えてしまう可能性があるため、購入のタイミングには注意を払いましょう。

6-7.元本を毀損する可能性がある

株式投資を行う以上、元本を毀損する可能性があります。

優待内容の変更や廃止、権利確定日以降の値動きに加え、他にもさまざまな要因に影響され株価は変動します。株主優待が目的で株式を購入する場合でも、株価の動きについては必ずチェックしましょう。場合によっては、元本を毀損する前に株式の売却や損切り(=損失を確定させるための売却)を決断したほうがいい場合もあります。

さまざまな状況を想定し、どう対処するのか、事前に考えておくことが重要です。

まとめ

今回は日本マクドナルドホールディングスの2021年の株主優待について紹介しました。

日本マクドナルドホールディングスの株主優待では、マクドナルドの商品に交換できる優待食事券が贈呈されます。マクドナルドを頻繁に利用する方にはメリットが大きい優待特典となっています。

ただし、2021年末の決算やそれ以降で、同じ優待を受けられるとは限りません。優待目的で株式を購入する場合は、同社サイトなどで情報を確認するようにしましょう。

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山本 将弘

山本 将弘

フリーランスWebライター。主に株式投資や投資信託の記事を執筆。それぞれのテーマに対して、できるだけわかりやすく解説することをモットーとしている。将来に備えとリスクヘッジのために、株式・不動産など「投資」に関する知識や情報の収集、実践に奮闘中。