松井証券で人気の投資信託10本、特徴や手数料、価格推移は【2022年8月】

松井証券で取り扱っている投資信託の銘柄数は執筆時点で1,624本と豊富で、全て購入手数料のかからないノーロードのため、取引コストを抑えやすいのが特徴です。また、初心者の方でも始めやすい積立投資に対応しているほか、投資信託専用のスマホアプリもあるので、どこでも手軽に取引を行えます。

この記事では、松井証券で人気の投資信託を詳しくご紹介します。各銘柄の特徴や、手数料、価格推移について解説するので、松井証券で投資信託のご購入を検討している方は、参考にしてみてください。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・銘柄への投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
※本記事は、2022年7月28日時点の情報をもとに執筆されています。最新の情報については、ご自身でもよくお調べの上、ご利用ください。

目次

  1. 松井証券の投資信託の特徴
  2. 松井証券で人気の投資信託10本
    2-1.eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
    2-2.アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
    2-3.eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
    2-4.楽天・全米株式インデックス・ファンド
    2-5.たわらノーロード先進国株式
    2-6.ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)
    2-7.SBI・V・S&P500インデックスファンド
    2-8.楽天日本株3.8倍ペアII
    2-9.インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)
    2-10.SBI日本株3.8ベア
  3. 投資信託の注意点
    3-1.リスクがある
    3-2.コストがかかる
    3-3.リアルタイムの価格がわからない
  4. まとめ

1 松井証券の投資信託の特徴

松井証券が取り扱う投資信託は、全て販売手数料のかからないノーロード投信です。2022年7月28日時点の取扱投信銘柄数は1,624本と、SBI証券や楽天証券に次ぐ豊富なラインナップとなっています。

また、松井証券では投信銘柄を探すためのスクリーニング機能も充実しています。銘柄を様々な角度から分析して評価した「ファンドスコア」のほか、国内株式や新興国株式などの「資産クラス」、「分配金利回り」、つみたてNISAやiDecoなどの税制優遇を受けられる「制度対象商品」、保有残高に応じて現金やポイント付与がある「現金還元サービス」から目当ての銘柄を絞ることが可能です。

さらに、純資産ランキングやトータルリターンランキングなど、投資家目線によるランキングから選ぶことも可能なので、初心者の方でも選びやすいのが特徴となっています。

2 松井証券で人気の投資信託10本

松井証券でよく取引されている投資信託は以下の通りです。各銘柄の特徴を確認していきましょう。

2-1 eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

運用会社 三菱UFJ国際投信
基準価額 18,992円
純資産総額 1,344,888百万円
資産クラス 米国株式
ベンチマーク S&P500
トータルリターン +11.29%(1年)、+19.89%(3年)
信託報酬(税込) 0.10%(税込)

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、米国を代表する指数であるS&P500に連動する投資成果を目指す投資信託です。S&P500指数に採用されている米国株に投資を行い、ベンチマークの変動率に連動することを目標に運用されます。保有時にかかる信託報酬は0.10%(税込)とコストを抑えた運用が可能です。

直近の価格は堅調に推移しており、コロナショック直後に安値を付けてからは右肩上がりで推移し、再度上場来高値に迫る水準となっています。

2-2 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型

運用会社 アライアンス・バーンスタイン
基準価額 10,763円
純資産総額 1,835,442百万円
資産クラス 米国株式
ベンチマーク S&P500指数
トータルリターン +5.07%(1年)、+21.24%(3年)、+18.66%(5年)
信託報酬 1.727%(税込)

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信は、成長性の高い米国株式に投資する投資信託です。ファンダメンタルズ分析と株価のバリュエーションから銘柄選択が行われ、ベンチマークであるS&P500指数を上回るパフォーマンスを目指して運用されます。為替ヘッジはなく、決算期末の前営業日の基準価額に応じて、分配が行われます。

販売手数料はかかりませんが、アクティブ運用であることから信託報酬は高く、税込1.727%となっています。また、価格推移としては、10年近くにわたり10,000円前後で横ばいの状態にあります。ただし、分配金を再度投資に回したことを考慮した基準価額は25,000円を超えており、最高値圏で推移中です。

2-3 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

運用会社 三菱UFJ国際投信
基準価額 16,619円
純資産総額 599,704百万円
資産クラス 全世界株式
ベンチマーク MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)
トータルリターン +5.07%(1年) +15.57%(3年)
信託報酬 0.11%(税込)

eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は、日本を含めた先進国や新興国の株式などに投資する投資信託です。MSCIオールカントリーワールドインデックスに連動する投資成果を目指して運用されます。

販売手数料は無料であることに加え、信託報酬は税込0.11%なので低コストで長期運用が可能です。価格は堅調に推移しており、基準価額はコロナショック直後の2020年3月中に安値を付けてから右肩上がりに上昇中です。なお、直近の価格は上場来の高値付近で推移しています。

2-4 楽天・全米株式インデックス・ファンド

運用会社 楽天投信投資顧問
基準価額 19,552円
純資産総額 626,814百万円
資産クラス 米国株式
ベンチマーク CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)
トータルリターン +6.59%(1年)、+18.82%(3年)
信託報酬 0.16%(税込)

楽天・全米株式インデックス・ファンドはバンガード・トータル・ストック・マーケットETFに投資する投資信託です。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETFは、米国株式市場に上場している投資可能な銘柄約4,000社の時価総額をもとに算出される株価指数で、CRSP指数に連動する上場投資信託です。そのため、楽天・全米株式インデックス・ファンドはベンチマークとしてCRSP USトータルマーケット・インデックスに連動する投資成果を目指すファンドになっています。

また、信託報酬は0.16%と低コストです。価格推移も堅調で、コロナショック直後に安値を付けてからは右肩上がりで上昇しています。直近は基準価額である20,000円付近の高値圏で推移中です。

2-5 たわらノーロード先進国株式

運用会社 アセットマネジメントOne
基準価額 21,229円
純資産総額 207,944百万円
資産クラス 先進国株式
ベンチマーク MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
トータルリターン +7.43%(1年)、+17.08%(3年)、+12.85%(5年)
信託報酬 0.11%(税込)

たわらノーロード先進国株式は、海外の金融商品取引所に上場している株式に投資する投資信託です。対円による為替ヘッジはなく、ベンチマークであるMSCIコクサイ・インデックスに連動する投資成果を目指して運用されます。MSCIコクサイ・インデックスといえば、日本を除いた先進国の株価動向を示す指数であり、日本を除いた先進国22ヵ国に上場する大型・中型株を構成銘柄の対象としています。

価格推移はコロナ直後に安値を付けてから、上がり続けています。なお、2022年4月20日付近で最高値を付けてからは、高値圏で推移しています。

2-6 ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)

運用会社 大和アセットマネジメント
基準価額 2,688円
純資産総額 425,323百万円
資産クラス 国内REIT
ベンチマーク 東証REIT指数
トータルリターン -5.84%(1年)、+3.56%(3年)、+6.27%(5年)
信託報酬 0.79%(税込)

ダイワJーREITオープン(毎月分配型)は、国内取引所に上場している不動産投資信託の受益証券および不動産投資法人の投資証券に投資することで、東証REIT指数に連動する投資成果を目指して運用される投資信託です。毎月分配型の投資信託であるため、毎月15日に決算を行い、収益の分配方針に基づいて分配が行われます。

手数料は税込0.79%と標準的な水準にありますが、販売手数料はかかりません。投資信託の価格を表す基準価額は、過去5年間で5,000円から2,500円まで下がっているものの、分配金の再投資を考慮すると、基準価額は30,000円と高値圏で推移しています。

2-7 SBI・V・S&P500インデックスファンド

運用会社 SBIアセットマネジメント
基準価額 17,408円
純資産総額 618,473百万円
資産クラス 米国株式
ベンチマーク S&P500指数
トータルリターン +11.14%(1年)
信託報酬 0.09%(税込)

SBI・V・S&P500インデックスファンドは、米国の代表的な指数の一つであるS&P500指数に連動する投資成果を目指す投資信託です。上場投資信託であるETFに投資することで運用され、為替ヘッジは行われません。価格は2020年3月のコロナショック後に安値を付けてから右肩上がりで推移しており、直近も最高値圏である18,000円付近で推移しています。

2-8 楽天日本株3.8倍ペアII

運用会社 楽天投信投資顧問
基準価額 6,432円
純資産総額 7,817百万円
資産クラス 株価指数先物 短期公社債
ベンチマーク 国内株式市場
トータルリターン
信託報酬 1.24%(税込)

楽天日本株3.8倍ベアIIは、国内の株価指数先物と短期公社債を主な投資対象として運用される投資信託です。基準価額の値動きは株式市場の3.8倍程度反対になることを目指して運用されるため、国内の株式市場が値下がりすることで、利益を得られる仕組みとなっています。

ベンチマークに連動する運用成果を目指して運用される商品ではないため、信託報酬は1%と手数料は高めに設定されています。また、楽天日本株3.8倍ベアIIは2022年に設定された投資信託であるため、1年間のトータルリターンはまだ出ていません。なお、直近の価格推移は6,000円〜9,000円のレンジを行ったり来たりしています。

2-9 インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)

運用会社 インベスコ・アセット・マネジメント
基準価額 8,879円
純資産総額 162,624百万円
資産クラス 全世界株式
ベンチマーク MSCIワールド・インデックス(円換算指数)
トータルリターン +11.19%(1年)、+10.71%(3年)、+6.41%(5年)
信託報酬 1.90%(税込)

インベスコ世界厳選株式オープンは、エマージング国を除く世界各国の株式に投資することで運用を行う投資信託です。ファンダメンタルズ分析と株価の適正水準評価に基づく独自のバリューアプローチから選ばれた割安銘柄に投資されます。

なお、手数料である信託報酬は1.90%と高く設定されています。基準価額は15,000円から10,000円付近まで値下がりしていますが、受取分配金を含めると20,000円を超えた水準、また分配金を再投資すると28,000円近くにあるため、価格は直近の高値付近で推移しています。

2-10 SBI日本株3.8ベア

運用会社 SBIアセットマネジメント
基準価額 422円
純資産総額 11,522百万円
資産クラス 株価指数先物 短期公社債
ベンチマーク 国内株式市場
トータルリターン -13.64%(1年)
信託報酬 0.91%(税込)

SBI日本株3.8ベアは、国内の株価指数先物取引および短期公社債を主な投資対象とする投資信託です。日々の基準価額の値動きが国内株式市場の3.8倍程度反対になるような投資成果を目指して運用されます。設定日は2020年3月17日であり、1年間のトータルリターンは−13.64%とマイナス圏にあります。

ただし、信託報酬は他社のベア型の投資信託と比べて低く、税込1.0%を下回る水準です。なお、基準価額は設定日時点から大きく値下がりしており、直近は400円〜500円のレンジを横ばいで推移しています。

3 投資信託の注意点

投資信託を購入する際は、以下のポイントに注意しましょう。

3-1 リスクがある

投資信託は様々な投資対象に分散して投資するため、株式投資の個別株などよりはリスクの低い商品です。しかし、銀行預金のように元本が保証された商品ではありません。値動きのある金融商品なので、運用成績が悪化すれば資産が減ることをあらかじめ想定しておく必要があります。

特にレバレッジ型と呼ばれる値動きが大きくなりやすい投資信託は、資産の目減りするスピードも早くなるため、値動きが想定と異なるケースも予想しながら、リスク管理を行うことも大切です。

3-2 コストがかかる

投資信託は、「販売手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」など株式と異なるコストがかかります。販売手数料は投資信託を購入するときにかかる手数料ですが、松井証券の投資信託は、販売手数料が無料であるノーロード投信です。

一方、信託報酬は投資信託を保有しているときにかかるコストであり、投資家の信託財産からお金を管理する信託銀行および販売会社に支払われる費用になります。信託報酬の目安は概ね0.5%〜1.5%程度ですが、投資信託の中には信託報酬が0.1%以下の銘柄もあります。

また、信託財産留保額は、投資信託を解約したときに発生する手数料であり、売却代金のうち0.1%〜1.0%程度が発生するコストの目安となります。

投資信託を選ぶ際には、運用成績に加えて上記のようなコストについても、事前に確認しておく必要があります。

3-3 リアルタイム価格がわからない

投資信託の価格を表す基準価額は、1日1回だけ算出されて公表される仕組みのため、リアルタイムの価格がわかりません。株式とは異なり、複数の投資対象から組成されているため、個別の資産クラスの時価を評価してから算出されず、短期的な売買には不向きな商品となっています。

まとめ

松井証券の投資信託は販売手数料のかからないノーロード投信ですが、リスクや手数料は各銘柄によって異なるので、購入する際は、ファンドの特徴が詳しく記載された目論見書をしっかり確認することが大切です。

ファンド選びは、各種ランキングを参考にしたり、スクリーニング機能を利用したりすると初心者の方でも探しやすくなるので、検討してみてください。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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