Funvest(ファンベスト)の評判・口コミは?メリット・デメリットや会員登録の手順も

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Funvest(ファンベスト)はFintertech株式会社が運営するソーシャルレンディングサービスです。2021年11月24日からサービス提供を開始した新しいサービスで、これまでに国内外の事業者へ貸付ができるファンドを投資家に提供しています。

今回はFunvestの評判や口コミに加え、メリット・デメリット、会員登録の手順を解説します。投資を検討している方はご参考ください。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. Funvest(ファンベスト)の概要
  2. Funvest(ファンベスト)のメリット
    2-1.海外(モンゴル)のサスティナブルファンドへ投資できる
    2-2.運用期間が短い
    2-3.為替ヘッジがある
    2-4.上場企業2社の合弁会社による運営
    2-5.分配金・償還時の送金手数料は無料
  3. Funvest(ファンベスト)のデメリット
    3-1.元本保証がない
    3-2.最低投資額はやや高い
    3-3.想定利回りは2.25%~3.0%
    3-4.途中解約はできない
  4. Funvestの評判・概要
  5. Funvest(ファンベスト)の会員登録の手順
    5-1.メールアドレスとパスワードの入力
    5-2.メールアドレスの認証手続きを行う
    5-3.必要書類の提出と会員登録申し込みをする
    5-4.審査を受ける
    5-5.本人確認コードをログイン後のマイページ画面から入力する
  6. まとめ

1.Funvest(ファンベスト)の概要

Funvest
サービス名 Funvest
運営会社 Fintertech株式会社
代表 代表取締役 武田 誠
本社所在地 東京都千代田区一番町5 アトラスビル6階
事業内容 金融商品取引法に規定する第二種金融商品取引業
貸金業法に規定する貸金業 ほか
設立 2018年4月2日
株主 株式会社大和証券グループ本社(80%)
株式会社クレディセゾン(20%)

Funvest(ファンベスト)は大和証券グループ、クレディセゾングループの合弁会社であるFintertech株式会社が運営するソーシャルレンディングサービス(貸付型クラウドファンディング)です。運営元の大和証券グループやクレディセゾングループが持つ経験・ノウハウを活かして厳選・運用するファンドに投資でき、同サービス独自の投資機会を提供しています。

Funvestでは投資家の出資金を元に国内外の借り手に貸付を行って資金を運用します。借り手から得られる金利収入が投資家へのリターンの源泉となるため、投資家は運用管理を行う必要がなく、手軽に投資を検討することができます。

モンゴル国のサスティナビリティ関連事業を支援する「TDB(モンゴル貿易開発銀行)」への融資案件を扱っているという点も大きな特徴と言えるでしょう。TDBは社会の長期的な持続可能性を重視した開発を支援する方針を継続的に採用しており、例えばモンゴル支援サステナブルファンド3号では、『PETプラスチックごみのリサイクル事業』への融資資金に充てられる予定となっています。※融資対象は変更される可能性があります。

2.Funvest(ファンベスト)のメリット

Funvestを利用するメリットは次のとおりです。

2-1.海外(モンゴル)のサスティナブルファンドへ投資できる

Funvestでは国内の不動産ファンドまたは海外(モンゴル)のサスティナブルファンドへ投資できます。

国内ファンドだけに投資した場合、日本経済の影響を大きく受けることになりますが、国内・海外に投資することで分散投資になります。国内ファンドだけでなく、海外ファンドの取り扱いも同時に行っている点がFunvestのメリットの一つです。

また、投資を通じてモンゴルの社会課題の解決に繋がる可能性もあります。海外支援やサスティナブルファンドへの投資を検討している方にとって、Funvestは選択肢の一つと言えるでしょう。

2-2.運用期間が短い

Funvestで提供するファンドは運用期間が比較的短く設定されており、2022年5月末日までに提供されている11のファンドの運用期間は4ヶ月から12ヶ月となっています。

Funvestのような貸付型クラウドファンディングでは、資金運用中に途中解約をすることgが出来ないというデメリットがあります。運用期間が運用期間が短い分だけ資金を回収しやすく、運用期間中に経済状況が大きく変動してしまうリスクが軽減されるのも、投資家にとってのメリットです。

2-3.為替ヘッジがある

6月時点、Funvestで募集されている全ての海外ファンドでは、為替ヘッジが適用されています。米ドル建ての貸付とした上で為替ヘッジを行うことで為替相場の影響を受けにくくなり、低リスクの運用を期待しやすいのがメリットとなります。

ただし、為替ヘッジによって為替相場の影響を完全に排除できるものではない点にも注意が必要です。

2-4.上場企業2社の合弁会社による運営

運用会社の株式会社Fintertechは大和証券グループとクレディセゾンの合弁会社です。いずれも上場企業であるため、決算情報などから資金状況が把握しやすく、クラウドファンディング事業者としての信用性は比較的に高いと言えるでしょう。

2-5.分配金・償還時の送金手数料は無料

分配金の支払いや投資元本の償還時には、運営側が送金手数料を負担してくれます。

手数料コストが発生することによって、実質的に利回りが低下してしまうケースもあります。送金手数料が掛からないのは投資家にとってメリットとなるでしょう。

一方、入金時には支払元の金融機関の送金手数料が発生する点に注意が必要です。GMOあおぞらネット銀行を利用すれば入金時の振込手数料も無料にできるため、同時に口座開設を検討されてみると良いでしょう。

3.Funvest(ファンベスト)のデメリット

Funvestを利用するデメリットは次のとおりです。

3-1.元本保証がない

Funvestが提供するファンドへの投資では元本保証がありません。貸付債権の財産的価値や事業者の信用状況などにより、損失が発生する恐れがあります。

Funvestでは、損失が発生する例として下記のケースが記載されています。

  • 借入人の破綻により貸付金の回収ができないケース
  • 借入人が無断で貸付金を他の事業に流用して貸付金の回収ができないケース
  • 為替相場の変動により為替差損が発生したケース
  • 借入人の所在国でクーデターやテロ行為などが発生したケース
  • 貸付先の国で法制度や税制に変更があったケース

これはFunvestだけではなく、クラウドファンディングのような金融商品や海外ファンドへの投資商品において共通しています。そのため、案件ごとにリスクを検証し、投資するかどうかは慎重に判断する必要があります。

3-2.最低投資額はやや高い

Funvestで提供されているファンドの最低投資額は10万円(1口1万円×10口)となっています。投資型クラウドファンディングでは1万円から投資できるプラットフォームが多く、類似したサービスと比較した場合、Funvestの最低投資額はやや高いといえるでしょう。

3-3.想定利回りは2.25%~3.0%

Funvestで提供されるファンドの想定利回りは2.25%~3.0%となっており、投資型クラウドファンディングサービスの中では平均的な水準となっています。他社のサービスではそれ以上の利回りとなる場合もあることから、大きなリターンを期待する投資方法とは言えません。

ただし、Funvestのような貸付型クラウドファンディングでは融資時の金利が主な収益となるため、期待利回りの高さは融資先の返済負担を増大させることになります。リスクを抑えた資産運用を行いたい場合、ミドルリスク・ミドルリターンのFunvestは向いているといえます。

3-4.途中解約はできない

Funvestでは会員登録をいつでも解約することができますが、すでに出資しているファンドが運用中の場合は、終了するまで解約することはできません。

何らかの事情で手元に現金が必要になる場合でも、運用期間中に換金することができません。投資を行う場合は余裕資金を使い、急な出費が必要な状況に対応できるようにすることが重要です。

4.Funvestの評判・口コミ

Funvestを利用するユーザーの評判や口コミを紹介します。

良い評判・口コミ

  • 「大和証券グループとクレディセゾンが組んで始めたクラウドファンディングで今後に期待できる」
  • 「SDGsや社会貢献に興味がある人に注目してほしい」
  • 「ウェルカムキャンペーンでAmazonギフト券をもらえた」

残念な評判・口コミ

  • 「利回りをもう少し上げてほしい」
  • 「モンゴル以外の海外案件を増やしてほしい」

※上記はすべて個人の感想です。サービスの最新情報など、投資を検討される際は、ご自身でもよくお調べの上ご判断下さい。

良い評判・口コミとしてはサービスの信用力の高さを評価する声が見られました。先述したとおり、Funvestは大和証券グループとクレディセゾンの合弁会社が運営しています。どちらの企業も上場企業であるため、ファンド運営・管理について任せられやすいといえます。

また同サービスへの投資がSDGsや社会貢献へつながる点に対する評価の声もありました。Funvestではモンゴルでサスティナビリティ関連事業を支援するための融資ファンドに投資可能となっており、近年関心が高い社会の持続可能性に貢献する形で出資金が運用されます。

さらにFunvestでは新規会員登録でAmazonギフト券1,000円分が、キャンペーン中の初投資でさらに1,500円分のギフト券がもらえるウェルカムキャンペーンを実施している点についても高評する声がありました。

一方、Funvestの想定利回りは2.25%から3.0%と標準的な利回りに設定されていることから、もう少し利回りを上げてほしいという口コミがありました。

また海外事業に投資できるものの、モンゴル以外の地域事業に投資できる案件を提供してほしいといった声もありました。

5.Funvest(ファンベスト)の会員登録の手順

最後にFunvestに登録する手順を紹介します。具体的な手順は次の手順です。

  1. メールアドレスとパスワードの入力
  2. メールアドレスの認証手続きを行う
  3. 必要書類の提出と会員登録申し込みをする
  4. 審査を受ける
  5. 本人確認コードをログイン後のマイページ画面から入力する

5-1.メールアドレスとパスワードの入力

まずはメールアドレスとパスワードを入力します。パソコンやスマートフォンからFunvestの会員登録ページにアクセスし、会員登録ボタンから新規登録ページに進みます。

そこで今後Funvestで使用したいメールアドレスとパスワードを入力しましょう。

5-2.メールアドレスの認証手続きを行う

その後、運営会社側から入力したメールアドレスにリンク付きのメールが送付されます。メールのリンクをクリックまたはタップしてメールアドレスの認証手続きを行いましょう。

5-3.必要書類の提出と会員登録申し込みをする

メールアドレスの認証手続きが完了したら、会員登録申し込みを行います。その際に本人確認書類とマイナンバー書類をアップロードします。

本人確認書類として使用できるのは下記のとおりです。

  • 運転免許証(スマホで本人確認でも使用可能)
  • 運転経歴証明書(スマホで本人確認でも使用可能)
  • マイナンバーカード(スマホで本人確認でも使用可能)
  • 在留カード(スマホで本人確認でも使用可能)
  • パスポート
  • 健康保険証
  • 住民基本台帳カード
  • 住民票の写し
  • 特別永住者証明書
  • 住民票記載事項証明書
  • 印鑑登録証明書

またマイナンバー書類として使用できる書類は次のとおりです。

  • マイナンバーカード
  • マイナンバー通知カード
  • 住民票の写し(マイナンバー記載あり)

5-4.審査を受ける

会員登録の申込み手続きが完了すると、Funvest側で投資家の審査が行われます。審査に通過できればFunvest側から連絡があり次の手続きに進みます。

5-5.本人確認コードをログイン後のマイページ画面から入力する

審査完了後にFunvestからメールまたは郵送で本人確認コードが送付されます。Funvestにログインしてマイページ内で本人確認コードを入力すれば、会員登録手続きは完了です。

6.まとめ

今回はFunvestの評判・口コミ、メリット・デメリットや会員登録の手順を紹介しました。

Funvestは国内外の企業を対象にしたファンドに投資できるソーシャルレンディングサービスです。想定利回りは平均的で運用期間が1年未満のファンドが多いため、リスクを抑えた投資が可能です。一方、元本保証がないという点や大きなリターンを狙った投資は難しいという点については注意が必要です。

本記事を参考にメリット・デメリットを把握した上で、投資の是非を判断するようにしましょう。

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山本 将弘

フリーランスWebライター。主に株式投資や投資信託の記事を執筆。それぞれのテーマに対して、できるだけわかりやすく解説することをモットーとしている。将来に備えとリスクヘッジのために、株式・不動産など「投資」に関する知識や情報の収集、実践に奮闘中。