アートの共同保有・売買サービス「ストレイム」運営会社、FUNDINNOで2度目の調達に挑戦。NFT導入で市場活性化目指す

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【第2回】〈NFTアートも取り扱い予定〉『100円から』アートの”共同保有”と”売買”ができる革新的サービス『STRAYM(ストレイム)』

絵画などアート作品を共同で保有、売買できるマーケットプレイス「STRAYM(ストレイム)」を運営するストレイムアートアンドカルチャー株式会社は、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、2回目の募集による申し込み受付を実施する。ストレイム社のプロジェクト「【第2回】〈NFTアートも取り扱い予定〉『100円から』アートの”共同保有”と”売買”ができる革新的サービス『STRAYM(ストレイム)』」は目標金額1224万円、上限応募額3501万円で申込期間は7月3日から5日までの3日間。投資は9万円 (6株)、18万円 (12株)、27万円 (18株)、36万円 (24株)、45万円 (30株)の5コース。成約するとエンジェル税制のタイプA(対象企業への投資額- 2000円をその年の総所得金額から控除できる)が適用予定。

同社は2020年5月にファンディーノで第1回目の資金調達を実施、目標金額1200万円に対し、3倍超となる3210万円の申し込みがあった。同年11月に社名をSMADONA株式会社から現社名に社名変更している。

アートの共同保有・売買サービス「STRAYM(ストレイム)」

ストレイムは、アート作品のオーナー権を分割することで価格を小口化し、アーティストはストレイムに作品を登録して販売することで、直接市場にアプローチすることができるマーケットプレイス。日本でもアートに触れる人口を増やし、市場を活発にしていくことを目指す。前回募集時はβ版としてサービスをリリースしていた、調達資金を活用し正式版をリリース、トラクション(実績)も順調に推移し、2021年6月現在でユーザー数約4000人、取り扱い作品数35作品、取り扱い作品全体の時価総額約1億円にまでサービスを拡大している。

ストレイムの事業進捗

今後の事業拡大でNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)コンテンツを扱っていくことも計画している。NFTはブロックチェーン技術を活用し、デジタルデータに改ざん不可能な所有権を付加することが可能な仕組み。NFT化されたデジタルデータに価値や希少性が生まれ、資産価値が生まれやすくなるとして、アート業界でも注目を集める技術だ。

各種ブロックチェーン技術はスタートバーン株式会社とともに共同開発

各種ブロックチェーン技術はスタートバーン株式会社とともに共同開発

同社ではNFTアートを扱うだけでなく、NFT化したい作家に協力する仕組みも開発予定で、アート市場を一層盛り上げていきたい考えだ。2025年にユーザー登録数7万人以上、売上高約16.3億円、IPOを構想している。

ファンディーノは株式会社日本クラウドキャピタルが運営する日本初の株式投資型CFサービスのプラットフォーム。1口10万円前後の少額から、IPOやバイアウトを目指すベンチャー企業に投資できる。

多種多様なベンチャー企業の中から厳しい審査を通過した企業のみが投資家の募集を行える。普通株式や新株予約権への投資となり、投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができるほか。エンジェル税制を活用できる場合や、株主優待を設定しているケースもある。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」[PR]
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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