株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)サイト「FUNDINNO(ファンディーノ)」で289号案件「【第2回】<前期売上高 約1.66億円、計画比約110%達成>ユーザー数4万人超!今話題の電動歯ブラシのサブスクを展開する『GALLEIDO』」(募集期間11月3日~5日)の情報が公開された。株式発行者のSIKI株式会社は電動歯ブラシのサブスク「GALLEIDO DENTAL MEMBER(ガレイドデンタルメンバー)」などのサブスクリプションサービスをはじめ、日用品に特化したD2Cビジネスを手がけるベンチャー企業。ファンディーノでは今年5月に続き2回目の資金調達となる。目標募集額1200万円、上限応募額4800万円。1口10万円(10株)、1人5口まで。
同社は「日々使うものを安く、高品質なものを買いたい」というニーズにフォーカスし「ガレイド」ブランドの事業を進めている。ガレイドデンタルメンバーは本体・送料無料、月308円から始められる電動歯ブラシのサブスクで、サービス開始から約1年半で会員数は4万人を突破、継続率も98%超と好調だ。前回のCFでは目標募集額の164%となる2050万円を調達、会員数は約2.5万人から約5ヶ月で急拡大した。
前期売上高は事業計画比約110%と約10%の上振れとなり、上場の計画を約1年早め2025年とした。また、スターティアホールディングス株式会社、Chatwork株式会社の大手上場企業2社の代表取締役からエンジェル出資を受け、上場申請期が1期早まる計画を組んだことから、今年10月から大手監査法人のショートレビューを実施し、体制を整えている。
同社の日用品D2Cビジネスの最大の特徴は、圧倒的な低価格。仕入れはOEM供給に実績のある製造企業とパートナーシップを結ぶことで原価率を抑え、品質を保つため、国内と海外の工場を使い分けている。配送は過去のビジネス実績から運送会社と安価での送料交渉が可能で、この2つの要素により低価格を実現できる原価率を実現した。さらに、オペレーションの内製化によるサービスのクオリティコントロールを自社で行うことで、低価格とサービス品質の高度化を両立させている。
今後は日用品D2CサブスクリプションでNo1を目指し、ガレイドデンタルメンバーのさらなる拡大に加え、当面の目標としてガレイドブランドでの利用者数10万人を目指す。今回の資金調達で、財務体質の強化と製品ラインナップの拡充、サービスの改善を進める。また、インドネシアなどを皮切りに海外展開も踏まえ、販売チャネルを拡大していく。
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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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