株式投資型クラウドファンディング(CF)「FUNDINNO(ファンディーノ)」と資金調達プラットフォーム「FUNDOOR(ファンドア)」を運営する株式会社日本クラウドキャピタルは、新サービスとして、ベンチャー株式のセカンダリーマーケット「FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)」の提供に向け準備を進めている。同サービスは日本証券業協会が提供する制度「株主コミュニティ」を活用し、個人投資家がいつでもベンチャー企業の株式をオンラインで注文できる、国内初のサービスとなる。10月22日に第一種金融商品取引業への変更登録を完了、今年12月1日に情報の開示を目的としたサイトプレオープンを行い、同月8日に提供を開始する予定だ。
ファンディーノは1口10万円前後の少額から、IPOやバイアウトを目指すベンチャー企業に投資することができる。ベンチャー企業への投資には、投資したい個人投資家と資金調達したいベンチャー企業との適切な出会いの場が限られており、ファンディーノはその機会を広げるため日本初の株式投資型CFとしてスタートした。
株主コミュニティは、地域に根差した非上場の企業等の株式を売買したり、その株式の発行により資金を集める仕組み。ファンディーノマーケットはこの仕組みを生かし、ベンチャー企業の株式を保有する個人投資家間の売買取引や、個人投資家からの資金を調達したい未上場企業の資金調達の場を創出する狙い。
ファンディーノマーケットでは、ファン投資家の資金と応援により、IPOやM&Aなどのエグジットを目指すベンチャー企業だけでなく、地域経済を支える中小企業や社会課題解決を目指すソーシャルベンチャーなども活用できる。
同社は「ベンチャー企業の株式は流動性が乏しく、保持し続けることが一般的だったが、マーケット創設に伴い、投資家はいつでもオンラインでの注文が可能となる。『フェアに挑戦できる、未来を創る』ことを実現していく」とコメント。法人投資家の利用への拡大も順次進めていく。
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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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