発酵大豆ミートでSDGsに貢献。東北発ベンチャーが株式投資型CF「FUNDINNO」で資金調達へ

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大豆でSDGsに取り組む東北発ベンチャー!発酵技術を施した「プレバイオティクス大豆ミート」が健康・環境にやさしい次世代代替肉として食料自給率向上に貢献 大豆でSDGsに取り組む東北発ベンチャー!発酵技術を施した「プレバイオティクス大豆ミート」が健康・環境にやさしい次世代代替肉として食料自給率向上に貢献

株式会社FUNDINNOが運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)プラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、新規案件「大豆でSDGsに取り組む東北発ベンチャー!発酵技術を施した『プレバイオティクス大豆ミート』が健康・環境にやさしい次世代代替肉として食料自給率向上に貢献」の情報が公開された。株式発行者は大豆ミートの栽培から商品化まで一貫して手掛ける山形県新庄市の株式会社食の力コーポレーション。目標募集額1200万円、上限応募額4800万円で、投資金額と株数は10万円 (100株)、20万円 (200株)、30万円(300株)、40万円(400株)、50万円(500株)の5コース。

同社は2014年設立、大豆ミート事業を通じて食糧自給率の向上を目指すベンチャー。海外産食品への依存度を軽減させるべく 、国内の休耕田の利活用と自社による大豆栽培、農業生産法人などのパートナー企業との連携で、穀物の自給率向上に挑む。現在は、他社から仕入れた発芽大豆ミートに畜肉エキスを独自配合することで「旨(うま)み」を特徴とした惣菜を展開、自社ECでの販売や通信販売の公式サイトへの掲載、食フェスへの出店などで販路を広げている。

今回の資金調達の目的として掲げるのは、休耕田を活用した大豆栽培の内製化計画。「この仕組みの利点は土地を購入する必要はなく、大まかには人件費と大豆原料代金のみで栽培をスタートできる。さらに栽培ノウハウがない場合でも、農業協同組合に組合員として入会すれば営農指導も受けられることから大豆栽培初心者でも参画しやすく、雇用の創出にもつながる」と同社は力を込める。

今年5月から自社による国産大豆の栽培をスタートする計画で、11月頃の収穫を見込む。さらに、収穫した大豆に発酵技術を施した「プレバイオティクス大豆ミート」として加工していくことで他社との差別化を図る。

プロバイオティクスとは、大腸内の特定の細菌の増殖及び活性を選択的に変化させた食品成分。同社は生きた微生物(有用菌)を使用した発酵技術で、大豆そのものの栄養を高めた大豆ミートとして加工し、他社との差別化を図っていく。

納品先は、SDGs(持続可能な開発目標)対応や健康への親和性に価値を見出してもらえるターゲットとして想定される学校、病院、老人ホームなど。このうち、学校に対してはSDGs学習メニューの一環として、関東の一部小学校でプレバイオティクス大豆ミートが採用される予定という。

国内で農業生産法人との大豆栽培の連携、大豆ミートの流通量増大に目途がついた後には、海外進出にも着手し、人口増加が著しいインド・東南アジア・イスラム圏に対しての活動拠点を設け、効率的な事業展開を進める。マイルストーンは2027年のIPO、売上高約15億円を掲げた。

同社はエンジェル税制適用確認企業(タイプB)。株主優待として「山形大豆ミート惣菜」の贈呈を予定している。

株主優待としての「山形大豆ミート惣菜」

ファンディーノでは今月、食品製造や加工、流通に関連したプロジェクトが続く。食料自給率の向上や食品ロスの問題、SDGsへの貢献といった目的は共通しているが、実現するためには中長期的な計画と年次目標の確実な達成が必要なのは言うまでもない。同社は22年に「2種類の発酵菌を使ったW発酵を活用したプレバイオティクス大豆ミートの開発、試作・製造ラインの立ち上げ」を計画しており、試作・製造ラインの構築と併せて人材の確保も鍵となるだろう。

また、2022年3月1日(火)〜 2022年4月30日(土)23:59まで新春FUNDINNO投資家デビューキャンペーンを実施中。期間中にファンディーノで投資家登録を行い、アクティベートまで完了した先着2000人にAmazonギフト券(コードタイプ)1000円分をプレゼントする。本人確認の方法は2種類あり、本人確認方法によって登録完了までのフローが異なる。ギフト券は2022年6月中旬以降、当選者宛に登録メールアドレスへ送付される。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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