地域資源の循環を目指す昆虫食ベンチャーが「FUNDINNO」で株式投資型CF

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食品ロスを飼料にした国産コオロギ養殖を千葉から全国へ!大手企業と連携して地域資源の循環を目指す昆虫食ベンチャー「フエゴインターナショナル」

食用コオロギの製造販売事業を手がけるフエゴインターナショナル株式会社は、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で4月17日から21日まで募集による投資申し込みの受付を実施する。目標募集額1350万円、上限応募額 5400万円で、投資は1口10万円50株、5口まで。プロジェクト名は「昆虫食を世界に広めたい。大手企業と連携して地域資源の循環を目指す昆虫食ベンチャー『フエゴインターナショナル』」。

昆虫食が注目されている。タンパク質をはじめとする栄養価の高さに加え、畜産業や養殖業と比較して、収穫を得るため必要な飼料が少ない、環境負荷が少ないといったメリットもある。

食用コオロギの魅力

フエゴインターナショナル社は2021年設立、食用商品「クリケットグラノーラ」を開発した。食用として養殖された安心・安全なヨーロッパイエコオロギからつくられたクリケット(コオロギ)パウダーに、グルテンフリーの米粉・メープルシロップ・はちみつを混ぜ合わせて焼き上げる製法で、千葉県大多喜町のふるさと納税返礼品として採用され、好評だ。

食用商品「クリケットグラノーラ」

コオロギの飼料として、食品加工会社や漁協などから廃棄される食品残さに着目している。人が口にできる状態の「ヒューマングレード」な残さを飼料とすることで、高品質なコオロギの養殖と食品ロス削減の一石二鳥を図る。

強みは、大学との共同研究で高品質なコオロギを養殖できること、地域活性化に取り組む複数企業との連携。今後は食品残さを安定確保するネットワークを構築し、さらに養殖・加工工場の拡張、販路開拓など、大手企業との連携も進めている。

「昆虫食を通じて食品ロスや食糧自給率、地方創生などの課題を解決すべく、サーキュラーエコノミー(循環型経済)を地方に実装していきたい」と同社は考える。大量生産に向けて今年から工場を本格稼働しており、調達した資金は、廃棄物の発生を最小限化する経済システムの確立、養殖工場、加工工場の大規模化と本格稼働、トレーサビリティのシステム導入強化などに活用する考え。

KPIでは27年までにコオロギパウダー販売量約5万4000㎏を計画。同年のIPO、売上高約12億円を想定する。同社はエンジェル税制適用確認企業(タイプA)。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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