SBI証券、IPO・PO取引でスマートフォン専用サイトの提供を開始

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株式会社SBI証券は5月14日、IPO(Initial Public Offering、新規株式公開)・PO(Public Offering、公募増資・売出し)の取引画面のスマートフォン対応を開始した。これまでIPO・POについてはスマートフォンで利用する場合もPCサイト用の画面を開く必要があったが、今後は、スマートフォン専用サイトで申込みや各種情報の管理・確認を行うことが可能となる。

具体的には、IPOチャレンジポイントの保有ポイント数やポイント利用の申込み状況、抽選結果などの情報が、いつでも簡単にスマートフォンから確認できる。同時に、これまでも提供していたIPO・POのスマートフォン専用サイトのログイン前トップページをリニューアルし、よりわかりやすく、取引画面へアクセスしやすい仕様とした。

IPOは、少数株主に保有が限定されていた未上場企業の株式を証券取引所に新たに上場し、株式市場での売買を可能とするもの。上場する企業には株式市場を通じた資金調達力の拡大や財務基盤の強化、知名度・社会的信用の向上などのメリットがあり、一般投資家にとっては、市場の注目を集める将来性ある企業への投資機会となる。

POは、既に上場している企業が、さらなる資金調達や大株主の保有株式の売却などを目的として、新たに発行する株式(公募株式)や既に発行された株式(売出株式)を不特定多数の一般投資家に取得させること。

同社は、創業当初からIPO・POなどのホールセールビジネスにも積極的に取り組んでおり、特にIPO引受社数については、2020年に上場した全93社のうち85社を取り扱い(IPO引受関与率91.4%)、9年連続で証券業界一位(同社調べ)となった。また、主幹事引受社数についても自社として過去最高となる15社を達成している。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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