ブロックチェーン×AIで相続をDX。国内最大のDB構築に挑むSAMURAI Security社が2度目の株式投資型CFへ

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ブロックチェーン技術を使用した「相続DXシステム」を開発するSAMURAI Security株式会社は、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で2023年1月12日から18日まで募集による投資申し込みの受付を実施する。ファンディーノでは21年9月に続く2回目の募集で、1回目は4990万円を調達した。資産を一元管理するオンライン資産管理サービスを、終活から相続までワンストップでカバーする相続DXプラットフォームに発展させる計画を、今回のCFによって加速化させる。

同社は、ネット銀行やオンライン証券、暗号通貨などで保管する資産をデジタル化し、一元管理するオンライン資産管理サービス「サラス」を開発した。スマホで預金通帳や有価証券の写真を撮るだけで自身の財産目録が生成される機能を実装、資産のデジタル化や遺産整理の専門家不足を解決する。また、法的効力を持つ電子実印によって、財産を家族へ継承するための家族信託契約の締結までスマホだけで行えるオンライン家族信託契約機能も提供している。

今年8月、サラスを普及する施策として、サラス連携のNFCカード「Its-Ca(イツカ)」の導入を開始した。イツカは、NFC(近距離無線通信)対応のスマートフォンにかざすだけでサラスへの登録が完了し、AI(人工知能)による終活診断やオンライン資産管理などを利用できるようになるカードだ。

個人向けには、50~70代に需要が高いと考えられる、旅行や資産形成、健康や美容なども提案する「ライフコンサルティングAI」へ成長させる計画。法人向けには、士業や寺社などのエンディング産業事業者を対象に、イツカがセットになった「サラスPRO」を提供。サラスを通じた新しい相続対策サービスを提供することで、相続案件の営業効率や相続実務の作業効率を高められるとアピールする。

22年3月期の売上高は、大手メーカーとの協業によるブロックチェーンのシステムの開発(コンサル費)などにより約5200万円だった。サラスPROの加入社数が増加していることから、23年3月期から「サラス」分の売上を計上する計画で、通期で約1600名以上のユーザー登録を見込む。KPIでは、27年にサラスの累計利用者数62万人突破を掲げた。

同社のプロジェクト「【第2回】年間約50兆円の相続市場をDX! “ブロックチェーン×AI”で相続手続きをスマホで完結へ。国内最大の相続DB構築に挑む『サラス』」は目標募集額2450万円、上限応募額9800万円。投資は1口10万円5株、1人5口が上限。特定投資家用には100万円 50株~1千万円500株の5コースがある。

同社はエンジェル税制適用確認企業(タイプB)。株主優待として、投資家にはもれなく株主用「イツカ」を進呈する。さらに、保有株式数に応じて「サラス」有料プランの割引クーポンを配布する。サブスクリプションプランの株主は1年間割引。ただし、基準日時点で過去に割引の株主優待を利用している株主は対象外。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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