京町家を低投資・高収益モデルで宿泊施設に再生する立志社がFUNDINNOで2度目のCF

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<稼働率前年比約2倍>京都の町家をホテル再建のプロが蘇らせる。高収益モデルで全国展開を狙う「立志社」

京都で町家などの古建築をリノベーションした宿泊施設を運営する株式会社立志社は、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で10月7日午前10時から募集による投資申込みの受付けを開始する。ファンディーノでの資金調達は2022年8月に続く2回目で、初回は目標募集額1643万4千円を募集後半日で達成、3762万円を集め成約した。今回は目標募集額1496万8800円、上限応募額9963万円に設定。プロジェクト名は「<稼働率前年比約2倍>京都の町家をホテル再建のプロが蘇らせる。高収益モデルで全国展開を狙う『立志社』」。

同社は京町家をリノベーションして宿泊施設にする「町家泊」という新しいレジャーを提供している。同社だけでなく、地主・近隣住民・従業員・宿泊者・出資者全てが活性化する「五方よし」をモットーに京町家再生事業を展開している。物件の取得は自社で不動産を買い取らず、オーナーと定期借家契約を結び、遊休資産の活用に繋げている。初期投資は主にリノベーション費用のみ、2年程度で収益化が可能な、リスクを抑えたビジネスモデルだ。

画像はFUNDINNOのウェブサイトより転載、以下同

前回のファンディーノでの募集などをきっかけに、22年11月以降、稼働率の急速な回復により事業は順調に拡大中。23年には新たに一棟貸しの町家ホテル1施設、旅館タイプの町家ホテル2施設、ドミトリータイプのホステル1施設、合計4施設55室の運営を開始した。インバウンドの集客戦略としてイスラム圏の宿泊客向けにハラール認証も取得した。足元では前期比約2.2倍の売上高で着地する見込み。

今後は、京町屋の事業で得たノウハウを他事業や京都以外の地域に展開する計画。顧客の需要に応じて価格を変動させるレベニューマネジメント、国内向けマーケティング、愛犬と宿泊できるドッグフレンドリー施設といった差別化戦略を実践することで、地域と共生した宿泊施設への再生を目指す。

富山県南砺市では、古民家をリノベーションし、旅館として再生するため、23年4月に不動産投資型クラウドファンディング「利回りくん」を実施。開始数時間で目標金額の約159%となる約2.4億円の申込みがあり、24年初頭の竣工に向けて工事が進行している。

町家再生事業と同様に、さまざまな文化資産を預かり、事業での活用によって保全、再生、発展を目指す「カルチャーバンク」も構想。企業や自治体、個人オーナーと連携しながら、「日本から消えかけている素晴らしい文化を現代の生活に取り入れやすい形に再生し、次世代に継承していきたい」としている。29年に京町家ホテルの宿泊者数年間3.8万人を目標に掲げる。

投資は、個人投資家が1口9万7200円 (27株)〜48万6千円 (135株)、さらに、特定投資家は97万2千円 (270株)〜486万円(1350株)まで申込み可能。募集期間は10月20日まで。株主優待として同社の運営施設の宿泊料金を割引で利用できる。66株未満は3%OFF、66〜131株は同5%OFF、132株以上は同7%OFFとなる。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」[PR]
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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