楽天証券株式会社のスマートフォン向けトレーディングアプリ「iSPEED」シリーズの累計ダウンロード数が2月、500万ダウンロード(DL)を突破した。3月2日付の発表によると2020年6月に400万DLを突破してから過去最短の約8カ月で100万ダウンロード増となった。
iSPEEDは、投資に必要な株価・為替の情報や企業情報、ニュース、チャートの閲覧などから注文までを簡単に操作できるアプリ。iPhone、Android、iPadに対応しており、初心者でも直観的に操作できる画面デザイン、スピーディな取引環境、パソコン並みの多彩な投資情報・分析機能の提供を重視し、継続的な機能追加や改善を行っている。
中でもスマホでの取引は増加傾向にあり、国内株式、FX、先物・オプションの取引のうち同アプリの利用者は、それぞれ64.0%、80.5%、74.7%を占める。さらに20年4月には主要ネット証券初で唯一、1つのアプリで国内株式・米国株式の取引が行えるようになり、米国株式でも59.2%のユーザーが同アプリを利用して取引している。
同社では、各種利用デバイスを使い分けられ、豊富な投資情報やアルゴリズム取引など最新の注文方法、分析機能を搭載したパソコン向けトレーディングツール「MARKETSPEED」シリーズも提供している。加えてコールセンターや24時間自動応答可能なAIチャット、ウェブ上でオペレータがサポートする有人チャットなど、サポート体制も充実。ユーザーは投資初心者からアクティブトレーダーまで広がっており、口座開設数は18年から3年連続業界最多。近年は口座開設したユーザーの約66%が30代以下とスマホの利用率が高い若年層が増え、iSPEEDの利用者増に拍車をかけているようだ。
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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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