株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で12月2日、「あらゆる健康データをスマホで収集・貯蓄。個人資産として自在&安全に活用できるプラットフォームを構築!北大発HealthTechベンチャー『ミルウス』」の情報が公開された。株式発行者の株式会社ミルウスはICT先端技術と医療・ヘルスケア業界の知見を基に、健康・生活情報をはじめとする多様な情報の取得・貯蓄・配付に必要な商品・サービス、ソリューション提案などを行う2016年設立のベンチャー。国立大学法人北海道大学の「北大発ベンチャー認定制度」の認定企業。
目標募集額800万円、上限応募額2千万円。申し込み金額と株数は10万円100株、30万円300株、50万円500株の3コース。同社はエンジェル税制(タイプB)の適用確認企業。申込期間は12月11日〜13日。
同社はセンサーを活用して取得したライフログ(人の生活、行動などをデータで記録すること)を、プライバシーを保護しながら様々な機関で活用することを目的とした「miParu(ミパル)プラットフォーム」を開発している。主な商材はスマートフォンだけでライフログを収集できるアプリ「貯健箱」、データを暗号化して提供先に安全に届ける「miParuクラウド」、そして認証された提供先のみが閲覧できるようにする公開鍵「miParuカード」の3つのシステムで構成されるサービス。今年度は北海道を中心にサービスを広め、来年度からは日本全国に展開する予定。23年からはサービスの世界展開も計画している。
「ライフログは自分自身で管理するため、自分で分析して自ら生活習慣を改善する行動変容にまで繋げにくい。流通や通信、金融、医療、行政などに幅広く活用ができる次世代のデータ資産として期待されているが、情報の一部が個人情報に該当するため扱いは難しく、本格的な活用段階にまでは至っていない」と同社は課題を指摘する。「どこの地域の誰もが自分のライフログを安全に共有できるようになれば、人々はもっと健康で豊かな生活を送れるようになる」という考えが事業の基本となっている。
ミパルプラットフォームでは「ライフログは個人の大切な財産」という考えを前提に、収集されたライフログはあくまで個人それぞれのスマートフォンに一次保管。そのデータを他の機関で活用する際は都度「本人の同意」をとることで、匿名化せずに共有することができる仕組みだ。データを自身の健康のためだけでなく、医療機関や大学の研究開発に貢献したり、情報銀行や企業の商品開発やマーケティングに活用されてポイントを得るなど、多様に活用できるシステムに拡大していく。2026年内に700以上の事業者へ導入、同年のバイアウト、売上高約6.7億円という計画を掲げる。
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【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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