投資初心者がソーシャルレンディングに感じる魅力やデメリットは?LENDEXが満足度調査

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株式会社LENDEXは5月11日、全国のソーシャルレンディング経験者を対象に実施した「ソーシャルレンディングの満足度」に関する調査の結果を発表した。お金を借りたい企業とお金を貸したい個人投資家とをターネット上でマッチングするソーシャルレンディングについて、始めたきっかけやメリットを訊ねている。

調査は4月、インターネットで行い、全国のソーシャルレンディング経験者1033人から回答を得た。回答者の性別は女性29.6%、男性70.4%、年齢別では20代10.8%、30代25.8%、40代33%、50代29.9%だった。はじめに、ソーシャルレンディングを始めたきっかけを質問したところ、「初心者でもできそうだから」(26.0%)が最も多く、次いで「友人や身近な人がやっていたから」(24.0%)「ネットで見つけたから」(21.1%)と続いた。初心者でも始めやすいといったイメージを持った人が多いようだ。

次に、始めた目的を質問したところ、「毎月のお小遣いの足しにするため」(32.4%)が最多で、次が「新しい趣味を始めるため」(28.1%)「毎月安定的な収入を得るため」(20.6%)の順。大きな収入を得ることではなく、安定的な収入を得るためという人が多い。

続いて、ソーシャルレンディングのイメージについて、始める前と後それぞれで聞いた。まず「始める前のイメージ(複数回答可)」は「少額からできそう」(39.0%)「簡単に始められそう」(30.5%)「リスクが低そう」(29.5%)だった。では「始めた後のイメージ」は、「低リスクで運用できる」(36.1%)という回答が最も多く、次いで「運用に時間やコストがかからない」(27.4%)「運用期間を幅広く設定できる」(26.5%)と、始める前後でイメージは大きく変わらないことが分かった。

では、ソーシャルレンディングを始めてから生活に変化はあっただろうか。自由回答では「家計の足しに出来ているので助かっている」(20代/男性/会社員)「収入に繋がるので日々の充実度が増した」(40代/男性/会社員)「プチ贅沢ができるようになった」(40代/男性/会社員)など、安定的に収入が増えているという回答が多い。安定的に収入が入ることで経済的不安が減り、気持ちにも余裕が生まれているようだ。

投資にはさまざまな種類があるが、ソーシャルレンディング以外で行っていた(行っている)投資を質問(複数回答可)したところ、株式(40.5%)が最も多く、次いで不動産投資型クラウドファンディング(21.7%)、NISA(つみたてNISAを含む)(20.1%)、FX(外国為替証拠金取引)(19.9%)と続いた。

他の手段と比べ、ソーシャルレンディングにしかない魅力を訊ねると「仕組みが簡単で期間も選べる(30代/男性/無職)」「他の投資に比べて利回りが良い(40代/男性/会社員)」「リスクが低く、初心者でも始められやすい(40代/女性/会社員)」など、少額から始められ、運用コストもかからないところが支持されている。

調査ではソーシャルレンディングのデメリットも質問(複数回答可)した。「専門知識が必要」(25.6%)という回答が最も多く、次いで「リスクが高い」(24.5%)「投資期間中の解約ができない」(24.4%)となった。少額から始められる、運用コストがかからないといった点にメリットを感じる人が多い一方、「換金性の低い担保は貸し倒れリスクが高く、評価の実績が豊富な第三者に評価されている案件から始めたほうがいい」といった専門知識が事前に必要であったり、運用の仕方によってはリスクが高まったりすることがデメリットと言えそうだ。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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