2021.5.14 仮想通貨マーケットレポート【ビットコインは下値模索も時間調整の展開に】

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昨日のビットコイン相場は54,000ドル付近から急落。46,000ドル付近に達し、その後自律反発の動きから51,000ドル付近まで上昇するも、その後再度調整相場から47,000ドル付近まで下落。しかし、ストップロスを巻き込んで急落した後の最安値まで下落することはなく、二番底をつけるような動きで推移。

47,000ドルからの反発も取引量が減少する中、上値が重い展開となっており、引き続き方向感としては下落方向を示唆している状況か。

米国市場はNYダウが昨日は反発、米国債金利も金利低下が低下しており、これまでの動きが一旦調整されている様子。サイバー攻撃を受けて操業を停止していた米コロニアル・パイプラインはこの日、大半の供給先に対し燃料輸送を再開しており落ち着きを見せている。

足元は米国でインフレ率の上昇からテーパリング観測が再度で始めていることや、テスラ社のビットコイン決済中止の報道からリスクアセット中心に売られたことでビットコイン相場にも影響を与えていたが、短期的な動きではなく方向感がここで変わるかどうか注目。

オプション市場では現在50,000ドルと40,000ドル付近に10,000BTC以上のポジションがあるため、現在の水準では50,000ドルに近づきやすい状況。

テクニカルでは引き続き上値が重く推移しそうな環境であり、46,000ドルを割れると40,000ドルが視野に入ってくるため、引き続きショート目線を維持しておきたい。

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株式会社techtec リサーチチーム

「学習するほどトークンがもらえる」ブロックチェーンのオンライン学習サービス「PoL(ポル) 」を運営。日本発のブロックチェーンリーディングカンパニーとして、世界中の著名プロジェクトとパートナーシップを締結し、海外動向のリサーチ事業も展開している。Twitter:@PoL_techtec