ソーシャルレンディングに向いている人とは?レンデックスが投資家に利用度調査

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ソーシャルレンディング投資サービスサイト「LENDEX(レンデックス)」を運営する株式会社LENDEXは10月6日、5年以上投資をしている1060人を対象にしたソーシャルレンディングの利用状況に関する調査の結果を発表した。「資金を必要とする事業者とお金を運用したい投資家をマッチングし少額から運用できる投資」「高い利回りが期待できる」「不動産やソーラーパネルなどの投資先を決めた後はサービス提供会社が運営してくれる」といったメリットともに認知されつつあるソーシャルレンディング。調査では、投資家の利用状況やファンドを選ぶ基準などを探った。

はじめに、ソーシャルレンディングの利用状況については、投資家のうち22.8%が利用していた。約5人に1人はソーシャルレンディングに注目している計算だ。利用している理由(自由回答)については「投資を分散させリスクを減らすのに効果的だから」(30代/男性/自営業)、「比較的少額で短期の運用に適している」(50代/男性/自営業)、「投資自体が社会貢献に繋がりやすい」(50代/男性/会社員)、「予定利率や利回りが良い」(50代/男性/会社員)などの声が寄せられた。投資自体が社会貢献に繋がることや、短期の運用に適しているといった理由が多い。

ソーシャルレンディングが良いと思う点、ソーシャルレンディングを選ぶ基準

投資先(ファンド)を選ぶ基準を聞いたところ(複数回答可)、「リスクができるだけ低いもの」が29.8%で最多。次いで「運用期間が短いもの(1年以内)」が26.9%、「分配実績の多さ」24.0%、「サービス提供会社の財務状況」17.6%、「元利均等返済方式のもの」12.9%となった。

「ソーシャルレンディングを上手く活用するために必要なこと」では「余剰資金を投資に回す」24.6% が最も多く、以下は「分散投資」21.7% 「リスクを把握しておく」14.5%、「リターンを把握しておく」13.0%、「投資先の情報収集」6.6%、「中長期の投資目標を定める」6.1% と、堅実な回答が多かった。

一方、注意点(複数回答可)」は「利回りが高すぎる案件」が34.3%でトップ。次いで「担保が不透明な投資先」31.7%、「貸付先の破綻リスク」26.4%、「返済が延滞する可能性がある」17.7%、「融資期間中のキャンセルや解約ができない」15.4%と続いた。

少額から投資することできるのが、ソーシャルレンディングの魅力のひとつ。「小口投資は投資初心者に向いていると思うか?」という質問には「とてもそう思う」が15.5%、「どちらかといえばそう思う」が54.1%で、7割近くが小口投資は投資初心者に向いていると回答した。

最後に、ソーシャルレンディングはどのような人に向いているのかを質問した(上位3つまで)ところ、「投資先を自分で判断できる」が37.3%、次が「長期的な目線で見ることができる」26.8%、「定期的に貯金をしている」23.2%、「投資初心者」17.2%。「情報収集などの時間があまり取れない人」(15.0%)、「老後の資金を貯めたい人」(5.7%)といった回答もあった。投資先を自分で判断しなければならないことはもちろん、 長期的な視野を持って考えることも大切だ。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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