1円から貸付投資ができる「Funds(ファンズ)」を運営するファンズ株式会社はホテル運営・開発事業のウェルス・マネジメント株式会社を借り手とする「ウェルス・ラグジュアリー・ホテル・ファンド#1」を2月25日公開した。募集金額は2億円、うち1億円を抽選方式で募る。予定利回り(年率・税引前)は2.30%。抽選募集は同日から3月2日午前10時まで、先着募集は3月5日午後7時から3月11日午後3時まで。予定運用期間は2021年3月16日から22年2月28日の約11ヶ月を予定している。元本償還方法は満期一括、利益配当方法は毎四半期、担保なし・保証なし。集めた資金はラグジュアリー・ホテルの開業・運営の事業資金に充てる。
ウェルス・マネジメント社は東証二部上場企業で、ウェルス・マネジメントグループのホールディングカンパニー。同社を含むウェルス・グループは、価値創造型を標ぼうする不動産会社で、ホテル・旅館の再生、開発をはじめ、オフィス、住居、商業施設など、様々な不動産への投資を行っている。同時にホテル運営会社として、グループ独自のホテルブランドは持たず、世界的なホテルブランドとタイアップしたホテルを展開する。ブティック型の「独立系アセットマネジメント会社」であり、国内外のさまざまな投資家とつながりがあり、リスク許容度の異なるさまざまな投資に対応しているのも特徴だ。
この数年、同グループは立地条件にこだわった場所をホテル用地として確保し、日本初上陸のブランドを含む最適なホテルオペレーターを選定、提携し、ラグジュアリークラスのブティックホテル(ラグジュアリーホテル)の開発という戦略を実行中。20年3月期は売上132億円、経常利益37億円を実現した。21年3月期に入ってからホテル運営事業の売上高が落ちこんだが、新設される予定のホテルの開発は進んでおり、ポストコロナを見据えて事業環境を整えているという。
ウェルス・マネジメントグループのホテルターゲットまた、同じファンドでは、一定額を投資した人を対象に、投資額に応じてウェルス・マネジメントグループが運営するホテルの利用優待を進呈予定。
ウェルス・マネジメント社は、グループ会社を通じて不動産金融事業とホテル運営事業を展開する東証二部上場企業。投資案件の発掘からデューデリジェンス、取得、売却までトータルアドバイスを提供するアドバイザリーサービスや、不動産投資の入口から出口までをワンストップでサポートするプラットフォームを提供するアセットマネジメントサービスなどを展開している。ホテル関連事業においては、ホテル運営やマスターリースを行っており、日本初上陸となる世界の一流ブランドのホテルオペレーターとも提携し、ハイグレードホテルの開業・運営に注力している。同社グループは2016年3月以降、5期連続で黒字を実現。また2020年3月期は売上132億円、経常利益37億円と増収、増益を達成している。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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