1円から貸付投資ができる「Funds(ファンズ)」を運営するファンズ株式会社は1月25日、ファンド「メルカリ サステナビリティファンド#2」を公開した。フリマアプリ「メルカリ」を運営する株式会社メルカリに個人が間接的に貸付し、資産運用ができる。スマホ決済サービス「メルペイ」の残高でのみ投資が可能という設定だ。2020年11月に実施した1号ファンド「メルカリ サステナビリティファンド#1」は、 1億円の募集金額に対して申込受付開始から41秒で満額申込を達成しており、反響を受けての第2弾。ファンド#2では倍額の2億円を募集する。一定の金額の投資が完了した人にメルペイのポイントを還元するキャンペーンも行う。
メルカリグループは「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」ことをミッションに掲げており、今回のファンド公開は「Fundsを通じてメルカリ、メルペイの認知を広げ、 目指す社会の実現をさらに加速する」(同グループ)としている。政府が2025年6月までにキャッシュレス決済比率を現在の倍の4割程度を目指すことも背景に、「新しい決済手段の導入で投資をさらに多くの人に身近なものにすることに意義がある」という狙いをより鮮明にした。
同ファンドはメルペイ残高でのみ投資が可能なため、投資に際してはFundsでの口座開設に加え、メルペイでの本人確認・ 銀行口座の登録を完了している必要がある。
Fundsは個人が1円から上場企業グループへの貸付投資ができるオンラインプラットフォームを提供中。低金利が続く状況下で、ラインナップされているファンドの利回りは1~3%台が中心。また、ファンド募集時に予定利回り・運用期間が決められた金融商品のため、直接相場の影響を受けずに資産形成をしていきたい層を配慮している。これまで上場企業を中心とした21社が組成する約50のファンドを募集し、 分配遅延・貸し倒れは0件(2020年12月末日現在)。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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