株式会社クラウドポートは3月20日、「空中店舗フィル・パーク」事業を展開する東証マザーズ上場企業の株式会社フィル・カンパニーが手掛ける物件を対象とするファンドの提供を開始すると発表した。同日、貸付ファンドのオンラインマーケット「Funds(ファンズ)」の派生サイトとなる投資型クラウドファンディングサービス「フィルまちづくりファンディング」を公開した。
空中店舗フィル・パークは駐車場の上層部分をテナントスペースとして活用し収益化する事業で、投資家のみならず地域活性化にも貢献できるとして注目を集めている。今回の取り組みにより、「まちづくり」に投資家が少額から参加できる機会を提供することで、フィル・パークに対する認知度の向上と地域の活性化を目指す。
フィルまちづくりファンディングは、フィル・カンパニー社が手掛ける物件を対象とするファンドの募集を行う投資型クラウドファンディングサービス。「あなたも、その「まち」のストーリーになる。」というコンセプトのもと、「まちづくりと資産運用の両立」の実現を目指す。 4月下旬には同サービス上から口座開設や投資、資産状況の確認が可能になる予定。
フィル・カンパニーとクラウドポートは今年1月、クラウドファンディングを活用した開発販売スキームの具現化に向けて検討を開始。新サービス提供開始にあたり、クラウドポートはフィル・カンパニーと株式会社セントロ(東証プライム上場いちご株式会社の連結子会社)の合弁会社である株式会社Trophy(トロフィー)の100%子会社の株式会社フィルまちづくりファンディングと今月18日に業務提携契約した。フィルまちづくりファンディングはファンドを組成する企業として参加する。
第1号案件となるファンドは「フィル・パーク東京スカイツリーリバーサイドファンド#1」。
利回りは3%(予定/税引前)、運用期間は約12ヶ月となっており、Trophy社の貸金債務(利払いを含む)には、フィル・カンパニー、セントロによる連帯保証が付される予定だ。
【関連サイト】貸付ファンドのオンラインマーケット「Funds」
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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