Apple WatchとiPhoneを活用したアプリベースの健康管理サービス「tec-b(テックビー)」を開発するテックビー株式会社は、株式会社日本クラウドキャピタルの株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、10月9日から11日まで募集による投資申込みの受付を実施する。昨年に続く2回目の資金調達で、新株予約権型。テックビー社の「【第2回】大手企業が採用予定!リモートワークでも社員のコンディションを〈12週間プログラム×コミュニティ×データ〉で整える企業向けヘルスケアアプリ『tecb』」は目標募集金額1008万円、上限応募額4005万円。1口9万円、1人5口まで。
テックビーは同社はスポーツの要素を取れ⼊れたコミュニケーションを取り合うことで、企業の社員の⽇々の体調を整えることを目的とするコミュニケーション型コンディショニングアプリ。iPhoneに専用アプリをインストールすることによって、発行者と専門コーチが開発した様々な健康習慣プログラムに参加できる。アプリ内には、プログラム参加者用のコミュニティ機能があり、そこで他の参加者と励まし合い、楽しみながらプログラム達成を目指す仕組みだ。
新型コロナウイルス感染拡大によるリモートワークが増え、テックビーも見直しを迫られたという。職場を離れて勤務している場合、自身の健康状態を可視化しただけでは、また、心身の健康維持活動は一人で行うのではモチベーションを継続させることが難しい。そこで同社は、リモートワーク中の社員でも孤独を感じることなく、運動などの健康維持活動(コンディショニング)を習慣化できるコミュニティベースを先に開発しようと、開発の優先順位を変更した。
目的は、遠隔でも社員同士が円滑にコミュニケーションを取れる環境を作り、一つの目標を複数人で目指すことで、孤独感を感じずに健康維持活動を習慣化させること。そのために先ずは①健康習慣を身につけられるプログラム②社員の挑戦をサポートする外部コーチ③社員同士が繋がり励ましあえるコミュニティの3つの機能を搭載したアプリを開発した。これにより、一人では継続が難しい心身コンディショニングでも、社員が楽しみながら続けられる。
なお、大手インターネット会社のヤフー株式会社ならびにZホールディングス100%子会社で、グループ内のウェルネスプロジェクトを担うワーク&ウェルネス株式会社と2021年3月に契約を締結し、数回に渡るトライアルを実施。現在は、ヤフー株式会社への導入準備を進めており、その後は、同社の親会社や関連企業にも導入を進めていく計画で、大手企業との実績を積み、フィードバックをもとにアプリのさらなる改善や強化を図り、今後は中小企業も含め、社員の健康に向き合う企業へ積極的に導入を勧めていく。
「まずは社員一人ひとりが、生産性を落とさずにこれからもリモートワークができる環境の土台を作りたい。先進国で少子高齢化が進む中、世界に向けたモデルケースとして発信できると考えている」と同社。IPOは2026年を計画し、売上高は約12億円を想定している。
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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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