LGBT支援ベンチャー「ランドホー」、株式投資型クラウドファンディングで資金調達へ

株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、セクシュアルマイノリティ「LGBT(エルジービーティー)」の支援事業を手掛ける企業が募集による投資申込みの受付を開始する。公開情報によると「企業・行政も熱視線!約5.9兆円の決してニッチではないLGBT市場を掴む。人知れず悩むLGBTとの固い結束でダイバーシティ推進プロジェクトに挑む『ランドホー』」の株式発行者は株式会社ランドホー。申込み期間は2020年10月7日から9日。目標金額1008万円、上限金額4032万円。投資は9万円 (9株)、18万円(18株)、27万円 (27株)、36万円コース (36株)、45万円 (45株)の5コース。

ランドホーはLGBT支援事業として、インタビュー記事をメインとしたウェブメディア「LGBTER」を運営する。現在は700記事、月間最多PV数は18万で、LGBT専門メディアとしては国内最大級。また、LGBT当事者と家族向けのカウンセリング、性別適合手術のアテンドサービス、行政や企業向けのセミナーも行なっている。

LGBT専門ウェブメディア「LGBTER」

「多様性の受け入れに後れをとる日本では、LGBT向け商品・サービスが不足。企業も理解が進んでおらず、LGBT市場へのアプローチや受け入れ体制構築の方法を見出せずにいる」と同社は日本のLGBT対応の遅れを指摘する。

日本企業はLGBT対応に遅れを取っている

一方、電通が2015年4月に発表した「LGBT調査2015」によると、当事者の消費は家電・家具・インテリア・化粧品・カルチャー活動などで一般層より活発で、これを「レインボー消費」と名付けている。市場規模は約5.9兆円といわれ、同社は「決してニッチなマーケットではない」と、事業の拡大に意欲を示す。

「レインボー消費」の市場規模は約5.9兆円

2026年3月以降に売上高を13.4億円まで伸ばし、その後のIPOを目指す。2021年にまず、性別適合手術のアテンドサービスを開始する。性別適合手術を希望するトランスジェンダーに、同社が提携するタイや日本国内の病院を紹介、出発前から現地滞在中、そして帰国後までサポートをするもの。既に20名ほどの顧客を送客しており、必要なサポートやサービスの質を高めるための検証を深めているという。ほか、LGBT当事者や家族へのカウンセリングサービスを開始、22年にスケールするために増資を計画、2024年に新規事業開発に取り組む計画だ。

ランドホー社が資金調達を行う「ファンディーノ」は株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型CFサービス。累計成約額は10月2日時点で累計成約額36億8959 万円、累計成約件数113件、投資家数4万97人。資金を調達する企業に対しては、投資家保護の観点から詳細な調査とリスクの洗い出しなど、厳正な審査を行う。その審査方針は、将来的にスケールする可能性、革新性、独自性といった明確な基準に基づく。審査は公認会計士等専門知識を有する者を中心とした専門家チームが行い、その後の審査会議では多数決ではなく、会議メンバー全員一致で決定するという厳しい基準で審査を行っており、実際に審査を通過する企業は5%未満という狭き門だ。

投資家は、オンラインで10万円程度の少額から投資が可能。金融商品取引法にもとづいた厳正な審査を通過した将来性あるベンチャー企業に投資することで、企業がエグジット(新規株式公開)やバイアウトすれば大きなリターンも期待できる。投資先企業のビジネスの進捗情報をIRとして定期的に受け取ることができ、また、投資先へ自身のプロフィールを公開する機能もあり投資先を支援できるなど、新しい投資体験ができるのも特徴だ。ベンチャー企業の中でエンジェル税制の対象となる企業に投資した時には、投資した金額に応じて所得税の優遇制度が受けられる。投資には「ファンディーノ」サイトでの登録が必要となる。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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