株式会社FUNDINNO(ファンディーノ)は 3月22日、株式会社博報堂の「ミライの事業室」と、シードステージのスタートアップとの新規事業の共創に関する業務提携契約を締結したと発表した。
ミライの事業室は、博報堂で広告事業を超えた新規事業開発のため2019年に発足。「チーム企業型事業創造」という独自のコンセプトのもと、多様なパートナーと連携し、生活者にとって価値ある新規事業の創造に取り組んでいる。さらに、「社会・生活者の課題を本質的に解決するには、先端テクノロジーなどの独自のアセットやイノベーションに挑戦し実現する原動力を持ったスタートアップとの協業・連携の強化が特に重要」として、室内にスタートアップとの協業・連携を推進する専門チーム「Hakuhodo Alliance One」(ハクホウドウ・アライアンス・ワン)を設置。
同チームは社会・生活者起点の事業創造に強みを持つメンバーで構成。博報堂グループ内の事業創造に関するリソースとネットワークを一元化し、 外部パートナーとの協業窓口、協業戦略の策定、共創テーマが合致するスタートアップとの2on2ダイアログ実施など、共創推進のハブを担っていく。
共創テーマとして、同事業室は注力する7つの社会テーマとしてスマートシティ、 ウェルビーイング、 コマース、 コミュニケーションインターフェース、 スポーツ、 エンターテイメント、脱炭素を挙げる。
ファンディーノ社は、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」をはじめ、クラウド経営管理ツール「FUNDOOR」や未上場株のマーケット「FUNDINNO MARKET」を提供している。「日本におけるスタートアップの資金調達環境や支援環境は進化しているが、未だ資金調達や協業相手のマッチングがスムーズに進んでいるとは言い難い。社会や生活者の課題を本質的に解決し、新たな価値を創造するためにはスタートアップとの協業や連携が不可欠」(ファンディーノ社)と課題も認識している。
今回の業務提携で、自社サービスを通じて様々なシードステージのスタートアップとの接点を持つ利点を活用し、博報堂のチームと互いのリソースを提供し合うことにより、 シード期にあるスタートアップと新規事業の共創を行っていく。
ファンディーノ社は今月17日、岡三証券グループとの資本業務提携を発表。国内ベンチャー企業の資金調達や成長支援に注力する姿勢を示した。
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【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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